日々雑感
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| 2003年02月26日(水) |
「バティニョールおじさん」 |
新宿にて映画「バティニョールおじさん」観る。水曜は1000円均一ということで人が多い。
ナチス占領下のパリ、肉屋を営むバティニョールが、ひょんなことから隣人だったユダヤ人の少年を匿い、やがてスイスへの逃亡を手助けをすることになる。悲しいことも、おかしいことも、大げさにではなく淡々と描れてゆく。チラシには「感動作」と書かれていたけれど、感動というのは「よかった」ときっぱり言えるようなものとは限らず、よいとか悪いとか形にできないにせよ、何か気持ちが深く揺れるようなものでもあるのだ。そんなことを思い出した作品。
「バティニョールおじさん」公式ページ
そのまま紀伊国屋書店に寄り道。洋書コーナーにて、イタリアで発行されているACミランの公式雑誌を発見、立ち読みする。ほしかったけれど、洋雑誌は何しろ高い。そのミランは、昨日モスクワでの試合に勝って、チャンピオンズ・リーグ2次予選勝ち抜け決定。嬉しい。そのおかげで、今日は朝から機嫌よし。巨人が勝った日は機嫌も気前もよかった祖父を思い出す。皆してからかっていたけれども、その気持ち、今はよくわかる。
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