袋小路の穴...midori

 

 

眠い… - 2002年02月20日(水)

どうやら既に「春眠暁を覚えず」な状態になっている…(早すぎ!)

それでも新聞読んだり、英語の本を読んだりはしてみた。
うむむ、石鹸の話が書きたかったのだが、また今度にしよう…。

ユニコーンで気力が全て尽きました。
カウンタは結構上がってるので、楽しみにしてくれている方がいるのかな〜と思うの
ですが、最近の展開っていかがですか?(反応が気になるらしい…)




君が見つめた…18


「分かったよ・・・じゃあ、本当にちょっとだけだよ?気分が悪くなったら、すぐ
声をかけるんだよ?・・・ちゃんと約束できる?」

ペガサスはユニコーンの熱意に根負けしたように、少し不安げにそう言いました。

「はい・・・約束します」

ユニコーンは赤い目に涙を溜めて、嬉しそうに目を輝かせながらペガサスの目を
真っ直ぐに見つめました。

「よし!じゃあ、少しだけ空を散歩したら、ちゃんとジロウ君と仲直りするんだよ」

「はい、許して貰えるようにちゃんと謝ります」

ペガサスは素直に頷くユニコーンの頭を軽く撫でながら頷き返しました。
そして、ユニコーンを抱きかかえたまま、その場に立ち上がります。

「俺は誰かを乗せて飛ぶのは初めてだから、余り乗り心地はよくないかもしれない
からね」

「・・・え?そうなんですか?」

ユニコーンはペガサスの意外な言葉に驚いたように目をぱっちり見開きます。
ペガサスはそんなユニコーンから一歩離れると、大きな羽を背中に広げました。

「そうだよ。だって、人間には正体をバラすわけにもいかないし、仲間はみんな自分
で飛べるからね」

「俺が初めてなのかぁ・・・」

ユニコーンはその綺麗な羽をうっとりと見つめながら、嬉しそうに呟きました。

「さあ、背中に乗って。落とさないように気をつけて飛ぶけど、自分でも落ちない
ようにしっかり掴まっているんだよ?」

ユニコーンは恐る恐るペガサスの背によじ登りました。
そして、言われたとおりにペガサスの首に腕を回してしっかりとしがみつきました。

「じゃあ、行くよ〜!」

ペガサスは羽をバサッと音を立てて大きくはためかせると、ユニコーンが乗ってる事
を感じさせない程軽々と宙へと舞い上がりました。
見る見る内に地面が離れていきます。

「うわぁ〜、もう木のてっぺんがあんな所に・・・」

いつも水浴びをする泉もまるで水たまりのように小さく見えます。

「あまり遠くへ行くのはマズイから、この森を一周しようね」

そう言ってペガサスが駆け出すと、風がもの凄い勢いで押し迫ってきました。
一蹴りする度にあっと言う間に景色が変わっていくのです。

ユニコーンは初めてペガサスを見た日の事を思い出しました。
彼はペガサスの群れの中でも誰よりも早く空を翔けていたことを・・・。


ユニコーンの住む森は小さな森なので、ペガサスにかかるとほんの数分で一周回って
しまいます。
自分の全世界がこんなに小さいのだと、ユニコーンは改めて思い知らされたような
気がしました。

「すぎぞーさん・・・もう少し遠くまで行ってみたい・・・」

「それはダメ。ここから離れると具合が悪くなってしまうんだから、我慢しないと」

ペガサスは我が侭を言うユニコーンを諭しました。

「でも・・・」

「また連れてきてあげるから。今日はそんなに調子が良くないんだからダメだよ。
少しずつ様子を見ながら、遠くまで行けるか試してみないとね」

「でも・・・もうすぐすぎぞーさんはいなくなってしまうんでしょう?」

ユニコーンは少しずつ自分の目の前が暗くなっていくのを感じました。
段々と身体の力が抜けてきます。

「それは誰に聞いたの?」

「ジロウが・・・ペガサスの群れがもうすぐ移動するから、すぎぞーさんもいなく
なっちゃうって・・・」

ユニコーンはペガサスに気づかれないように、必死でペガサスの首にしがみつこうと
しました。
しかし、自分の気持ちとは裏腹に、全身が小刻みに震えて、全く力が入らなってしま
います。

「・・・確かに群れは移動を始めているよ・・・」

ペガサスのその言葉を遠くで聞きながら、ユニコーンは絶望的な気分で真っ暗な
闇の中に落ちて行きました。


<続く>



ユニコーン大ピンチ!!どうなってしまうのか!?待て次号!!
(何やらこのあおりは少年漫画風…(笑))
しかし、明日は多分残業……。




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