ペーパーの謎が解明した - 2002年01月31日(木) 昨日のペーパーの件、何気なく母に確認したら、こんな答えが返ってきた。 あれはマルエツのお年玉プレゼント抽選で残念賞に貰った物なのよ(笑) 本当はもっと良い賞品が並んでいて、そっちが当たるかと思ったのに……云々…。 別に趣味が悪いわけでも、単なるギャグでもなかったのね(^^;) しかし、言ってる事が負け惜しみっぽいな…(笑) 君が見つめた…12 「今日は少し散歩でもしながら話さない?」 放っておくといつまでも紫水晶に目を奪われたままになっていそうなユニコーンに ペガサスは落ち着いた声で話しかけました。 すると、ユニコーンはパッと顔を輝かせて、全開の笑顔を向けてきます。 「あのっ!ちょっと待ってて下さい。これ・・・落としたら嫌なので、家に置いて きますから!!」 ユニコーンは大事そうに抱えた石を見つめて、回れ右して走り出そうとしました。 「いいよ。行っておいで。俺がたくろう君の分を家に置いてきてあげるから」 ヘラ鹿はタイミング良く声をかけて、ユニコーンの側に寄ってきました。 「え・・・ジロウ・・・いいの?」 「いいよ。朝から楽しみにしてたじゃない。行っておいでよ」 ユニコーンが少し躊躇する様子を見せると、ヘラ鹿は大丈夫といいたげに笑顔で 大きく頷きました。 「ありがとう・・・。じゃあ、お願いしてもいい?」 「うん。・・・でも、日が暮れない内に帰っておいでよ?」 「分かった。約束する!!」 ユニコーンは手に持った石を壊れ物を扱うかのようにそっと麻袋の中に戻し、 袋ごとヘラ鹿に渡しました。 ヘラ鹿が許してくれたのが余程嬉しいのか、何度かその場で飛び跳ねています。 「じゃ、行こうか。ジロウ君、申し訳ないね・・・」 「全然構いません。でも、たくろー君を森の外には連れ出さないで下さいね。 この森から出ると身体が弱ってしまいますから・・・」 「・・・肝に銘じておくよ」 ペガサスはヘラ鹿に軽く手を振り、ユニコーンと連れだって森の中へ消えて行き ました。 ヘラ鹿はその後ろ姿を見送ると、自分が貰った水晶をもう一度陽にかざしました。 そして、その美しさに満足したように、にんまり笑うと、やはり大事そうに袋の中 へ石を戻して、二つの袋を抱えたまま、その場を立ち去って行きました。 「すぎぞーさん・・・あれって本当に貰って良かったんですか?凄く大事な物じゃ なかったんですか?」 ユニコーンは傍らを優雅に歩く、ペガサスに尋ねました。 「大丈夫だよ。水晶を産出する山をいくつか知っているから、たまに自分で獲りに 行くんだ。だから、他にもいくつか隠し持ってるんだよ」 「へぇ・・・・凄いなぁ・・・」 ユニコーンはあんな綺麗な物がいっぱい獲れる山ってどんな所なんだろうと想像を 巡らせました。 「他にも黄色やピンク色の水晶があるんだよ。ジロウ君には内緒だけど、たくろう君 にあげた紫色のヤツが水晶の中でも一番数が少なくて貴重なものなんだ」 「えっ!本当に?」 「・・・内緒だよ?」 ペガサスは茶目っ気たっぷりに口元に指を当てて、ウィンクしています。 ユニコーンは自分だけ特別扱いして貰ったようで、嬉しいような照れくさいような ジロウに少し悪いような複雑な気持ちになりました。 「いいんですか・・・俺なんかにそんな・・・」 「たくろう君だからいいんだよ」 ユニコーンは優しく自分を見つめているペガサスのまなざしに、身体中が包み込まれ るような不思議な心地がして、すっかり頭に血が上ってしまい、ぼーっとしたまま 歩いていました。 そのせいで足下がすっかりお留守になっています。 「あっ、たくろう君。危ない!!」 「えっ・・・・うわっ!!!」 ユニコーンがハッと気づいた時には、木の根っこにけつまずいて、自分が地面に 向かって倒れ込む所でした。 ペガサスは考える余裕もなく、とっさにユニコーンの身体を抱きかかえて受け止め ようとしてしまいます。 そして、そのままあっと言う間にお互いがもつれ合うような形で、地面に投げ 出されてしまいました。 <続く> おおっと、ユニコーン大ピンチ!(笑) こんな佳境だというのに、明日は飲みに行くので更新出来るか微妙です…。 -
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