今日も美味しいネタが… - 2002年01月20日(日) 今日、古本屋で見つけた「音楽と人」に可愛い子犬が出ていました…。 市川さん、たくろーの事を子犬というのは、余りに言い得て妙です(笑) またしてもこの雑誌に美味しい杉琢ネタが…。 別に引き寄せているわけではないのに、見つかる事見つかる事(笑) ああ、明日が月曜じゃなければまた語り尽くしたいのに…。 (既に語りすぎという話もありますが…(^^;)) というわけで、今日はユニコーン話だけにしておきます。 結構好評みたいなので、頑張ってます。 やはり反応があると張り切り方が違うみたいです(笑) 君が見つめた…4 ←あ、ついに(仮)が無くなった… 次の日、ユニコーンは森の中の泉で水浴びをしていました。 綺麗好きなユニコーンは毎日のように水浴びを欠かしません。 ユニコーンが水浴びするのを好きな理由はもう一つありました。 いつも付かず離れず見守ってくれているヘラ鹿も、この時ばかりは遠慮して 離れていてくれるからです。 ユニコーンがちょっとだけ自慢のたてがみを濯いでいる時に、突然背後から 声がかかりました。 「こんにちは。今日は一人なの?」 ユニコーンはぎょっとして振り返りました。 そこには昨日舞い降りてきたペガサスがいるではありませんか・・・。 「あっ、あの・・・」 「ごめん。水浴び中に声をかけるのはやっぱり失礼だったかな?でも、上から 見たら君が一人でいるから、ついね・・・」 大慌てのユニコーンを前にして、ペガサスはニコニコと邪気のない笑顔で 近寄ってきました。 泉から出るに出られず、逃げ出すわけにも行かないユニコーンは大パニックです。 「ああ・・・やっぱり不躾だったかな・・・。俺、また出直した方がいい?」 「いっ、いえ!!大丈夫です。突然だったから、びっくりしちゃって・・・。 ちょっと待ってて下さい」 また立ち去ろうとするペガサスをユニコーンは必死で引き留めました。 少しだけ気後れする気持ちを押さえ込みながら、自分からペガサスの方に 寄っていきます。 「良かった。嫌われちゃったわけじゃないんだね」 「そんな・・・ごめんなさい。ジロウ以外と余り話したことがないので、 どうしたらいいかわからなくて・・・。気を悪くしたらごめんなさい」 ペガサスは水から上がったユニコーンを眩しそうに見つめました。 「あぁ、俺よりちょっと大きいんだね。遠くから見たら気づかなかった。 別に気を悪くしたりしていないから、そんなに謝らないでよ」 「俺って・・・大きいんですか?」 「いや、そんな気にしないでよ。たくろう君は手足が長くて、すらっとしてて、 とても綺麗だと思うよ。でも、空の上から見てたから、俺より大きいと思わな かったんだよね」 何故か不安そうなユニコーンを安心させるように、ペガサスは少し大げさな くらいに手を大きく振って、取りなすように言いました。 「そんな・・・俺なんか・・・。貴方の綺麗な羽の方がうらやましいです」 「ああ、これ?飛ばないときは邪魔なんだよね」 そういうとペガサスはあっと言う間に羽を畳んで見えなくしてしまいました。 ユニコーンはあっという顔をして、口を開けたまま立ち止まります。 「えっ、どこに行っちゃったんですか?」 「いや、ちゃんとあるんだけど、目に見えなくなるようにしただけだよ。 たくろう君はその角を隠したり出来ないの?」 「あ・・・これは、出来るらしいんですけど、やり方が分からなくて・・・」 額から伸びた角を手で撫でながら戸惑うユニコーンに、ペガサスは一瞬手を 伸ばしかけて、すぐにはっとして手を引っ込めました。 そして、それを誤魔化すようにその場へ座り込んで、傍らに立つユニコーンを 見上げました。 「ねぇ、立ったままじゃなんだから、ここに座って話さない?」 「あ・・・はい。失礼します・・・」 ユニコーンはペガサスのそんな動きには気づかなかったのか、ペガサスが 驚くほど近くに身体を寄せて座りました。 ヘラ鹿が言っていたように、本当に警戒心が薄いようです。 (これじゃ、あの鹿が心配するのも無理はないなぁ・・・) <続く> -
|
|