日記帳

2005年04月18日(月) 洗い出す(長文失礼)

土日ともてんこもりな予定のはずだったが、ひとつは転院するなら無効だろうという理由で、もうひとつのお楽しみの約束はカーサンの風邪を理由にドタキャンしてしまった。何も無い週末。

かといって「ワイフよ風邪なのかい?治したまえ」と寝かせてくれるような夫でもない。彼は自分が体調不良でも、けして外出を厭わない荒療治派の家に生まれた男。安静第一お布団はトモダチ派のカーサンとは対極にいるといっても過言ではない。なんて大袈裟な。

土曜日は買い物に、日曜日は公園に行った。ずっと家に居ても娘と煮えたぎるばかりだし。

まあどこにいっても、夫との話題は転院についてだった。

不思議なもので、転院を決意したら、現病院(「←→新病院」カーサン捏造対義語ね)への不満がいよいよはっきりとわかってしまった。

新病院のいいところ、と見込んでいる点は、
1.建物が新しい
2.こころのケアに積極的
3.データの集め方が効率的
4.患者に裁量を認める
と言ったところだろうか。

1.建物が新しい、に関しては、なにをそんな表面的な、と感じるかもしれないが、商業的に潤っているということは、サービス業として成功している、ということ。満足のいくサービスを受けられる可能性が高いのかも、と期待でき・・・ませんか?だめ?

夫は商業的、営業的ということをだいぶ懸念していたようだ。知人が新病院にかかり、難しいケースだがうまくいった、そしてお礼をと差し出すと医師が受け取った、というのを身近に知っていたからだ。
※でも転院を決めてから、それを話してくれた。夫なりの気遣いだと思っている。

医師に要求されたわけではない、でも礼を受け取る医師がいる、というのが多分に引っ掛かっているようだ>夫。まあ新病院は大学病院という大きな施設であって、数百名単位の医師が在籍しているであろう、それにそこの全ての医師がというわけでもなかろうし、万が一にも袖の下を要求なんてされたら、それこそ机ひっくり返してドア蹴飛ばして出てくるだけだし。

ということで落ち着いた。

確かに持病界(そんな言葉また捏造・・)では、大層露出度の高い病院かつ医師ではある。製薬会社のPR冊子やHPにもたびたび登場するし、出版している本も多い。

しかしそれも悪いことではないと思うのだ。新主治医執筆の本を一冊、病院の売店で買って帰ったが、今までカーサンが知りたくてもなかなか手に入らなかった情報が、それこそネットをさまよってようやく断片的に集めてつなぎ合わせていた情報が、その一冊にみっしり詰め込まれていた>実は軽くショックを受けたカーサン。

現病院で、熟考黙考していた医師の頭の中で、こんな風に分析や対策が立てられていたのかな、と野暮な推論してしまうくらい、具体的で実践的な情報がてんこもり。

出し惜しみしない感じがするのだ>新病院。
※しかし夫は逆に、新病院が患者を囲い込んでいるのでは、と危惧している。持病界全体で、新病院の持つであろう有効なノウハウを共有することは出来ないのだろうか、と残念な様子。しかし、まだ娘に実際有効かどうかもわかんないし、万人に有効な手段なんてありえないだろうし、本人が納得してればそれが有効なわけだし。もう何書いてるのかわからない。医師のポリシーとかも関わってくるわけだし。

2.こころのケアに積極的、についてはその露出しているあちこちで、新病院がそれを標榜しているのを見かけることと、実際に診察室に入ったときの応対から。

心理的な負担というが、持病界ではパターン化すらしているように感じる。現病院はカーサンのそこに触れるふりはするが、実際に負担を減らすことはない、とわかった。逆に増やされそうになっているのだから。

3.データの集め方が効率的
血糖値の数字がずらっと並んだメモだけを見て、「高すぎる」とため息をつかれるのが嫌だった。高いその数字の前を見てくれ。たいていとてつもなく低いあと、振り幅大きく、それはもう高く高く振れるのだ。

と現医師に食い付けなかったカーサンが弱いのかもしれない。

新病院では「原因と結果」を重視したデータの集め方をする。記録の取り方は今までよりむしろ煩雑かもしれない。でも、納得がいくのはこっちのやり方だったりする。

4.患者に裁量を認める
3で書いたようなため息を聞くたび、「先生の指示通りにしましたけど」と喧嘩を売りたくなった。日々の経験から、自然と働くカーサンなりの予測がある。でもそれは認めてもらえなかった。

「低くなったら補食して」と簡単に言うが、低くなるとわかっているのに、指示通りに注射の目盛りを合わせるカーサンの身にもなってほしい。第一娘の身になってくれ、低いのは瞬間的だとしても、やはりしんどいのだ。回避できたかもしれないのに、という後悔はストレスだった。

欲しいのは正確なデータであって、素人のさじ加減は不要という現病院。

新病院は、患者の自立を目標とする。

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などと長々と書いてしまいました。

まだ一回しか行ってないというのに>新病院。
そして現病院にも、木曜日には行かねばならぬというのに>ちょっと事情がありまして。

でもこうして、自分の不満や希望がはっきりとわかったのは、新病院に行ったからだと思うのだ。

あとは新病院のお手並み拝見。徐々にわかってくる何かが、善悪問わず、またきっとあるにちがいない。でも今はカーサンの気持ちが明るい。それだけで、ちょっと嬉しい>本当は娘が当事者なんだぞ・・・自戒を込めて。


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