ここのところ、雨の日の外出を楽しみにすらしている娘。赤い傘を差して、赤い長靴を履いて、おかいもんにいくのがうれしくてしかたないらしい。
アカンボ時代「雨=缶詰め」だった頃には考えられなかったよ・・・。そぼ降る雨を見上げてため息をついたもんだが。
前回の雨の日、駅より向こう側の大きいスーパー(サ○ット)にはたどり着けず、手前のちょいしょぼめの中堅スーパー(○イダ)で手を打った記憶が、歩き始めてすぐに娘たちまち甦ったらしい。
「きょうはいいだまちいくの?」先日のお墓参りで乗り換えた「飯田橋」がソラミミでいいだまち。混同甚だしいが、まあいい。今日はスーパーじゃなくて、コンビニでいいんだよ。景品でもらったプリペイドカードを使ってパンを買うんだよ。
「こんみみ?こんみみいくんだの?」ぱちゃぱちゃ水溜りを見つけては小走り。晴れた日よりも足取りが軽い娘。
いつも汗ばむほどにつなぐ手も、「いいのよ」と傘を持つことに専念。手をつながずに歩くことに不慣れなのは、むしろカーサンの方だ。どきどき。道の端を歩くのよ。前見てちゃんとついてくるのよ。振り返り振り返り、小さな赤い傘がちょこまかついてくる。
細かい雨プラス風プラス娘の徒歩スピードのおかげで、傘を差していたのに上着がびちょびちょ。もちろん娘のズボンの裾は色が濃く変わっている。
雨が降って、日が射して、こうして繰り返すうちに桜が咲くんだねえ。
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