日記帳

2004年09月01日(水) 歯医者さん

はっと気付けば15時50分。わー、何やってんだカーサン、歯医者は15時半の予約だってば。起きてても寝ててもやること同じ。

慌てて電話して、正直に「うっかり忘れました」と告白し、電話の向こうの受付嬢のテンションを若干下げる。

幸い今日は患者さんが少なかったようで、すぐ来てくださいねえと受付嬢。自転車かっとばして、大汗かいて真っ赤な顔してちょっぴりいやらしくアピールしつつ、無事フッ素を塗ってもらった。あ、娘にね。

娘は診察室に入る前からやたらと落ち着いていて、診察台にもひとりで横たわり、泣かずにあーんと口を開け、ミラーを使っての診察を受けることが出来た。いやびっくり。
※フッ素を塗られてその苦味で口をへの字に閉じて半べそになってしまったが。先生の指を噛まなかっただけ前回より進歩。

この歯科医Y先生は、前回の診察から娘が1型糖尿病という事情をよく飲み込んでくださったようで、毎日の処置について、移植という治療法について、高血糖の場合の歯科的リスクについて、はたまた注射針の進歩について、診察終了後長めの会話を交わした。

それが、すごく嬉しかった。気にかけてもらっているんだなあ。

今のところ、炎症もなく、きれいに磨けているとお褒めの言葉をいただいたから余計に嬉しかったにちがいない。

歯髄炎を起こしているという診断も、抜歯という治療も、そのあとの入れ歯的処置の必要性も、大学病院の歯科で当然ですとつきつけられた全てのことが一体なんだったんだろうと疑問に思えてならない。

特に入れ歯的処置については、年齢的に酷じゃないかなあ、無理だよとY先生かなりびっくりしていた。

そうですよね。あのときカーサンが感じた違和感は、真っ当なものだったのかな。素人だから、専門家じゃないから、とあんまり卑屈になるのも考えものなのかな。

子どもの恐怖感を和らげるために、うちでは手足を縛ったりしませんのでお母さんもスタッフと一緒に押さえつけてくださいね、と語った大学病院の歯科医。

いや、ふと思い出しただけなんですけどね。

専門家の意見はもちろん尊重されて然るべきだけれど、こんなケースもあるんだなあ。

カーサン専門家とか権威とかに従順であるべし、と卑屈なまでに義務感が強い優等生タイプなので、なんかね、考えてしまうのよ。


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