和田拓治郎の「夜景レストラン」

2009年02月14日(土) 面白いと面白くない




ずばり今、






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面白くない。

世相・情勢・時流を、熟考された文章で表されるべき紙面。
14日当日は、じつに文面の90パーセントがパレンタインデー掲示板の引用、つまり一般の人が書き込んだ意中の相手または自分に宛ててのメッセージとその関連。

なぜダメなのかをわかりやすい例で説明すると、今最も拡大中の生鮮ショッピング、いわゆる敷地キング「イズミ」等がイベントで張り出すお父さん似顔絵コンテスト的な、とにかく誰でも通りがかりに観ることができる程度の情報価値なのである。

そんなもんに、毎月購読料を払って強制的に頭に入れられる読者に、憤りを覚えはじめた賢人たちも好評発生中。

小学生の休み中に、天風録と天声人語の感想文をひたすら書くという宿題が出た当時は、その文章レベル・歴史背景の裏付け・言い回しの固さ等、洗練された大人の筆事というより憧れの職業として記憶していたよ。

惰性の日記を読みたいんじゃないんだ、プロの文章を読みたいがために読むんだよ。

書く事無いなら、替われ。


というわけで、面白い事しか興味が無い人間ランキング今週1位は、ムッシムパネンのプレゼントオーダーケーキ。こちらの注文は、「巻き寿司モチーフ」か「恥ずかしくなるほどカワイイ」を依頼。

受け取り当日。

シェフは、「このバレンタインの死ぬほど忙しい時期に無理させてから」





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で、これだ。

恥ずかしい。
しかも恵方巻き。




見ろ、このセンス。

面白いとはこういう事だ。


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和田拓治郎 [MAIL] [HOMEPAGE]

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