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 【ハーブガーデン和枝園】でお花摘み

【ハーブガーデン和枝園】(問い合わせ先→045-981-0806)
(住 所)横浜市青葉区しらとり台72-1
(行き方)青葉台駅より若葉台中央行きバスに乗り、青葉台営業所下車
     その先の下台交差点を右折し3分程歩くと、左手の小路横に立て看板有
     青葉台駅から歩くと20〜25分程かかる
(開 園)9:30〜15:30 日休  入場無料

このハーブ園の存在を知ったのはたしか半年程前。25年前に荏田町(うちからも近い)で起きた米軍機墜落事故(※)のことを調べていてサイトの記事に辿りついた。その時は授産施設としてみていただけだったが、6月中旬に目にした記事で一般の人が入れることを知る。「名古屋遠征が終わったら行ってみよう」と思っていたところ、先日日曜日の読売新聞にカラー写真と共に「ラベンダー500本見ごろ」との記事が載ったのだった。

空は青くまるで梅雨明けのような晴天の中、バスを使い【ハーブガーデン和枝園】に辿りついた。近づくと咲き誇るラベンダーのよい香りが漂ってくる素敵な空間。園内の奥は畑になっていて、手前がラベンダーをはじめとするハーブ等が植えられた空間になっている。そして真ん中には東屋風の休憩所。
先にラベンダーの摘み取りをしている方の様子を見ながら休憩した後、ハサミを借りてお花畑に入る。摘み取るのはエリアが決まっている訳ではなく、咲いている場所のどこでも自由に取っていいという(とは言えそんなに広い訳ではない)。ネームプレートによると微妙に種類が違うようだが、私にはそんなことはわからない。みつばちが飛ぶお花畑の中、汗を流しながらわくわくしてお花摘みを体験。値段は50本で300円。摘み取ってお金を払いに行くと、おじさんが「サービスね〜」とそこにあった束からひとつかみ分追加してくれた(家に帰って数えたら全部で72本に増えていた!)。一緒に売られていた50円のカモミールティーバックも二袋購入。
これらの他にもブラックベリーの摘み取り(園を囲む柵にいっぱい生っていた)が300円で出来たり、畑で採れたお野菜を買えたり、またハーブの苗も販売していた模様。そんなことを見ながら更に少しのんびりして、今度は徒歩で帰路についた。
ラベンダー、きれいなドライフラワーになるかな〜♪


(※)1977年9月27日午後、厚木基地を飛び立った米軍機が青葉区(当時は緑区)荏田町に墜落し、住人等に9名の死傷者を出す惨事となる。しかし墜落前にパラシュートで脱出した米軍パイロット二人は無傷。その時、事故現場での救出でなくパイロットの救出を優先した自衛隊の行動や、あくまでも米軍中心の検証等が問題になった(らしい)。
【ハーブガーデン和枝園】を運営する土志田勇さんは、その事故で当時三歳と一歳になる孫、そして娘の和枝さんを失っている(孫の裕一郎くんと康弘くんは翌日、和枝さんは闘病の末事故から4年4ヶ月後に亡くなられた)。和枝さんが「回復したら福祉の仕事をしたい」と願っていたことを受け、社会福祉法人を設立し福祉活動にあたっていらっしゃる。このハーブ園もそのひとつ。園には事故についての碑もある。
 関連本:『パパママ バイバイ』
      『あふれる愛に』(和枝さんの書き残した日記、筆談記録)

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2002年07月09日(火)

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