日記

2006年09月08日(金) そっちもこっちもラブロマンチストまみれならば


最近髪を梳くと、きれーに天使のわっかが出るようになりました。ちっさいですが。
また単純なことでハッピーになるのです。チリも積もれば山。ギラも積もればベギラゴン。


こんばんわ、そんなささやかなささやかなことで立ち向かっていけたら。もえぎです。
油断するとまたへにゃりとしやがるのでちっとも気が抜けません。
考え出したらいつも悪いほう悪いほうへといってしまうので。
間違っているわけではないのですが、凹んだままうずくまってられません。
常にやさしいひとたちを裏切り続けているような感覚のまま。進まないとです。


昨日あれだけ書いておいて更に言うのもなんですが。ケビシオが好きです。
ゼノ系におけるカプの好きっぷりでいえば、接触者対存在に次いでいるやもです。
とはいってもその車間距離は肉薄どころではなくバベルタワー並ぽいですが。
ごめんなさい。あのふたりたちは本気で別格なのです。
が。あの問答無用に無敵最強ラブイズブラインドなふたりたちをのぞいてみたならば。
並み居るゼノカプをおさえて、ケビシオが上に立ってしまいそうです。不思議。
や。思えばエピ1の頃からずぅーっと好きでしたもんね。
ただあの頃は、あまりにも情報が少なすぎて手が出せませんでした。
あのお二人は劇中にそこそこイベントがありながらも、手がかりが少なくて。
何せケビン先輩からシオンさんへの呼びかけが判明したのは確かDSでですよ。
エピ2ですら明かされませんでしたから。まあエピ2の記憶は殆どありませんが。
お二人のラブラブ情報が少ない代わりに、ケビン先輩は謎まみれでした。
エピ1の頃から、ミズラヒ博士の助手疑惑はありました。
更にはアンドリューのおっちゃんにコードを渡した、元型暴走事故首謀者の疑いも。
今にしてもおもえば、確証がなかっただけで、ここいらはほぼあたりでしたね。
と。まあ。こういった、物語の根幹にかかわる事象への関連が疑われすぎて。
正史を無視したくないし、これからきっと語られることだろうし。と考えて。
勝手に想像するわけにもいかず、保留扱いだったのです。
これだけ不確定なことばかりにも拘らず、
やはりケビシオを貫けたのはひとえにエピ1のおかげ。
しつこいくらい言っている、コスモス暴走前夜イベント。
あのイベントが素晴らしすぎました。
あのイベントだけで、お二人の間にある強い繋がりを感じることができました。
だからこそ待ち続けることができました。

フェイエリィとケビシオというのは、案外好対照かもですよ。
こんな風に考えてしまうのはつくづくわたしが接触者対存在好きだからですが。
ケビン先輩は世界より何よりシオンさんを選んだ。
シオンさんは迷い悩んだ挙句自分に快さをくれる先輩より世界を選んだ。
フェイは世界よりエリィを選んだけれど世界を巻き込まないように自身を投げ打った。
エリィは世界とフェイを選んで自身を投げ打とうとした。
似ているような。そうでもないような?さてどちらでしょう。
決定的に異なるのは、前にも書いた気がしますが。やはり周囲の反応だと思います。
フェイの周りのメンバーは、滅んでも良いって感じがしました。
みんな、彼の道程がどれだけ険しく残酷なものであったか知っていたので。
世界とエリィを天秤にかけて、エリィを選んでも良いと笑っていた気がします。
けれどシオンさんの周りは、それどころじゃあありませんでしたね。
まあ、話の規模が違うので、どうしようもないのでしょうけれど。
フェイの場合、規模は惑星一つです。
シオンさんの場合だと、宇宙全域ですから…滅びても良いと言い切れないのでしょう。
サーガは、最後らへん、お話の目的が『宇宙を、世界を救う!』
という、極めて分かりやすくも王道的な展開になっていました。
時間の余裕もありませんでしたしね。もう急転直下とはあのこと。
息をつく暇さえないくらい、とにかくせかせか急いで焦ってばかりだった記憶があります。
なんだか追い立てられてたみたいですね。
ゼノだと最後辺りは、どちらかというと緩慢な滅びに見えました。
ゆっくり、ゆっくり…世界が壊れてゆく。
銀世界のシェバトに降り積もる雪のように、ひそやかに。穏やかに。確実に。
ディスク2でプレイヤーが自由に動けるのが、あそこらだからなんて説もありますが。
じわじわと滅んでゆく世界での目的は『エリィを救うこと』だったと思います。
神を倒すとか、テラフォーミングを止めるとか、ドラゴソを狩るとかではなく。
ただ。『彼女を助けに行こう』って、みんなが思っていた気がします。
『ふたりじゃなければ意味がない』。最後までそんな風でした。
バルトも、エメラダも、みんながそう声をかけてくれたのですから。
あれだけのながいながい深遠なお話。
すべてはふたりがふたりであるためだけにありました。
少なくともわたしにはそう思えました。
ふたりはあれだけ苦しみ血を流し血を浴びてのたうち回り壊れても互いを求め続けた。
だからこそわたしはいまだにあのふたりたちが大好きでなりません。

そして。こんなふたりの関係に、一番近かったのが、ケビシオだと思うのです。
シオンさんの『拒絶』という選択は、ある意味とても主人公的です。正義の味方です。
けれどそこに到るまで、シオンさんの迷い迷い歩んできた道は、あまりに人間的でした。
ですから。わたしはシオンさんが仲間たちから離れたとき、少しほっとしたのです。
もうこれ以上苦しみ傷つき続けるさまを見るのが、とてもつらかったので。
黄金パターンじゃなくても良い。世界が滅んでも良い。
シオンさんがしあわせになってくれるのならそんな選択でも構いませんでした。
でもやっぱりシオンさんはやさしすぎる方でしたから。
自分のことだけを考えて、ワガママを通し続けることはありませんでした。
傷ついても顔を上げてまだ歩もうとされました。うんとうんと苦しかったでしょうに。
先輩の手から離れる際の台詞が、それを裏付けているようで。
ややうろおぼえですがこんなのでしたよね。
『あなたとならきっとしあわせなんだとおもう』って。
やわらかにあまい幸せを振り払ってでも、世界を救うと決断された。
苦しいのに。昂然と顔を上げて。
見事と言うより他ない意志の強さですが、逆に痛々しさをもおぼえるのです。
エピ1から、ずっとそうでしたね。
シオンさんの強さは常に、脆さと紙一重どころの話ではない表裏一体でした。
見ていてとてもはらはら。でもエピ3でなんとなく分かった気がします。
やはりシオンさんの根底には、あの八歳の小さな子がいます。
封じ込められて、抑圧されて、傷つき果てた幼い子。
あの子がずっとシオンさんを奥で形作り続けていたように思えました。
そしてケビン先輩も、自分の絶対的な目的を見つけたのが、十五年前だったのでしょう。
あのとき彼は全てを貫こうと決意し、本当に最後まで意志を貫き通したのですね。
揺らぎもせずに。ただひたすらに。ちいさなあの子のために。
……やっぱりとびきり素敵な未完成ラブロマンスじゃありません、これ?(笑)


拍手ありがとうございます…!
こんな文章の後に繋げるのもどうかなので、明日がっつりお返事させて頂きますね。


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