| 2006年07月14日(金) |
フィロソフィカルなワルツめいて |
久し振りに三宮で友人連中とわいわいでした。みんなありがとでしたー。 そして毎度のことながらミスドにイヤガラセがごとくカフェオレ一杯で粘りました(笑)
こんばんわ、サーガは好きでもエピ2になじめず結果エピ3もできない友人に『Jr.くんは今回必殺技(アーツですが)でひゃっほーうって叫ぶねん』と説明したら『何そのマイケル』と返されましたもえぎです。 エピ3…色々、語りたいことは、たくさんなのですけれど。 今回のわたしは、本当にろくでなしの薄情者みたいでして。 あれだけのかなしいことがありながら、それを実感できていません。 かなしく感じることができないのです。 ですから、かなしまれている方に対して無神経なことを言ってしまいそうで。 何だか怖いので、なかなか語れそうにありません。 あたりさわりのないアホ話ならーとも思ったのですが。 かなしまれている方にとったら、それは、嘲弄されるようなことですよね……。 これからどういう風に語るべきか考えなければなりません。 ので。語り方を決定するまで、その前に。 『これならばわたしも語れるのでは』ということを、記そうと思います。 まあ『彼女』についてはどっぷりがっつり書くつもりなので後日にするとして。 今言えそうなのは、このこと。 ケビン先輩とシオンさんのこと。
でもあんまりネタバレじゃあないと思います。ゆえに反転なしです。 どちらかと言いますと、エピ3までにずっと思っていたケビシオというカプについてのこと。 いや。えとですね。 わたしのシオンさん大前提な組み合わせは、ずっとずっとケビン先輩でした。 それはもうエピ1の頃からで、どうあっても揺らぎませんでした。 まあ元からシオンさん好きなため、 シオンさんがしあわせならば…といっぱい浮気してますが(笑) ケイシオもジュニシオもジギシオもどんとこいですが、やはり大前提はケビシオなのです。 で、今回エピ3で。空前絶後というかなんというかなくらいケビシオフィーバーで。 や。フィーバーとかそういう言葉もおっつかないほどとにかくケビシオで。 わたしとしてはそれこそ胸がバンバンバンなのですが、友人がびっくりした様子で。 『まさかここまでシオンさんが先輩をひきずっていたとは』と言うのです。 え、そうは思わなかったの!?といっそわたしがびっくりして問うと。 『確かに恋人同士だとは分かっていたが、どうもぴんとこなかった』とか。 『過去として割り切ってると思ってた』みたいな意見が貰えましたので。 ああそうかあー、ぴんとこない視点もあるのだと、妙な感心をしてしまいました。 わたしはもう、エピ1のあるイベントで。 すっかりすとんとケビシオだと思い込んでいたのです。 もしかすると、大好きなエピ1の中でも、最も大好きかもしれない、ムービーの影響です。
お覚えでしょうか?エピ1で、本当に本当に最初のほう…まだヴォークリンデの中。 ブリッジに向かう、シオンさんの回想シーン。 コスモス起動前夜、雨が窓を打つ。 残業中のシオンさんに、先輩が差し入れをしてくれるあれ。 わたし、あのムービーがそれはもうべらぼうに好きなのです。 あの場面だけで四百字詰め原稿用紙十枚は楽に語れますよ(笑) 余りの好きっぷりに、友人連中にムービー流しながら同時に熱く解説を加えましたら、 『むちゃくちゃ語られた…!』と笑われてしまったくらいです。 なんでしょう。あの間の取り方。視点の切り替わり方。 シオンさんのちょっとした仕草。先輩のちょっとした仕草。 表情。対応。声音。全てが完璧だったのです。 長くなるのを承知で説明しますと、こんな感じです。
ケビン先輩、最初は差し入れの飲み物を、シオンさんから見えないよう持ってるのです。 自分のことよりも相手のことを案じるシオンさんに、はい、と差し出して。 一見子供っぽく見えるこんな仕草は、遠慮がちなシオンさんの出鼻をくじいて、 どうにか休ませようとする配慮なのでしょう。 しかも相手を恐縮させないよう細心の注意を払った、計算づくのものです。 予想外のことにびっくりして、けれど断るわけにもいかず。 心遣いにどきどきしながら、シオンさんは差し入れを受け取って。 そしてじっと見つめられているものですから、申し訳ばかりにでも一口、口に含んで。 すると先輩は相談をもちかけて、コスモスのほうへとシオンさんを促します。 シオンさんは手にコップを持ったまま立ち上がり、そのまま向かおうとするのですけれど。 両手を塞ぐカップの存在に、あ、と気付いて。一瞬の逡巡。 咄嗟にさっきまで自分が腰掛けていた椅子にカップを置くと、 少し慌てたみたいに、やや急ぐように、先輩の下へ、とと、と駆け寄ります。 ほんの僅かな距離や時間であっても、先輩に置いていかれないように。 で、先輩の悩み。なんて声をかけたら良いのか。 シオンさんはちょっと考えてから、さらりと答えを出してしまいます。 意外な言葉に先輩が反芻するように問いかけると、シオンさんは自信たっぷり答えます。 そして、こくり、ちょっと小首を傾げながら微笑みます。 OPでシオンさんがコスモスに対しかけた言葉と、同じ言葉が、ここで繋がって。 ありふれた挨拶。 眠る前の二人の間でも、ありふれたおやすみの挨拶が交わされました。
そんな場面。たったこれだけのこと。ああ、上手いこと書けてませんねえ…! ともあれここには、恐ろしくこまやかに優しく描かれた二人の距離や、互いへの思いやり。 そういったものが、この場面に凝縮されていたと思うのです。 とにかく演出が暴れだしそうに素敵だったのです。最高にわたしの好みだったのです。 おかげですっかり、すこーんとケビシオがすりこまれてしまいました(笑) 他にも、眠る前に、ペンダントを手にとって『おやすみなさい』と囁く場面もありました。 これもわたし大好きなシーンの一つです。 なんて優しい(そして少し切ない)のかと思いました。 このイベントの影響や、サーガDSでの二人の表現が素晴らしいこともありまして。 何年もずっとケビシオが頭にありました。 もう痛々しいくらいにシオンさんがケビン先輩をおもっていらっしゃるので。 まるでバナナフィッシュの二人のようだとか思い始めてしまいました。 ケビン先輩はシオンさんを永遠に手に入れてしまわれた、と。
エピ3であれだけのことがあって。ああいうことになってしまっても。 それでもやっぱりわたしはまだしつこくケビシオだと思い込んでいるのです。 長いこと思い込みすぎて、もう矯正できないのやもしれませんね(苦笑) 公式に忠実ではありたいのですけれど。 似たもの同士って、そんなにダメでしょうか? 確かに前例はあります。若草物語でも、ジョーとローリーは結ばれませんでしたもんね。 (まさかあのエイミーとだなんて!そしてベスが切なすぎます…) でも…でもなあ……。うう、まだまだきちんと考えなければならないようです。
エピ3はまだまだ考えることがたくさん。 けれどその考えるべきことを、あまり根を詰めて考えることができないでいるのは。 多分。『未来が分かってしまっている』から。 かなわないと知っていて、それが寂しくてかなしくてたまらないからでは、と思います。 確か以前、監督仰ってませんでしたっけ。『これはシオンの物語』って。 そのシオンさんの物語が完結と銘打たれたということは、もうこれでおしまいということで。 シオンさんのお話はなくて、もう続かない。 だから、あえなかった。 暗にそう告げられている気がして。 そこはかとないかなしさと寂しさでどうしようもないのやもしれません。 エピソード0が出るというのなら、話は別かもですが。 それだって厳密にはシオンさんのお話じゃあありませんしね。 どうもふらゆら。おぼろげなかなしさが、揺れています。
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