エアコンの工事中、ずっと寝ていた。半分は否定。半分は恥ずかしさだ。工事の音はうるさかったが、聞こえない振りをして布団をかぶっていた。知らぬ間に、本当に寝てしまった。気がつくと夕方の6時。1階に下りると、3台のエアコンが設置されてあった。父に言われ、試運転のスイッチを押した。暖かい風。それだけに、居心地が悪い気がした。たぶん私は、エアコンが動いている間は自室にこもることだろう。理由はない。ただ、居たくないだけだ。