あまつばめの雑記
こんばんは。いらっしゃいませ。

2002年08月19日(月) 頭から離れない笑顔と言葉

♪幸せですかと聞かれたら
 いじでもYESと答えるわ♪
           〜 辛島美登里 赤わいん より 〜




24時間テレビで流れた笑顔を見て、ふと思ってしまう。
なんて、私は業(ごう)の深い人間なのだ、と。

世界中の人が同じように平等になった。
そうすると、多くの人は『幸せになりました』と喜びます。
でも、私たち大多数の日本人のように、明日の食事・寝床・そして命の心配をしないで生きてきた人々にとって、均(な)してしまった世界というのは不幸な世界です。


今日の食事があることが当たり前。
『何か食べられる』でなく、『何を食べる』で悩む生活。


雨露もしのいでゆっくり寝られる場所。
いいようのない不安におびえる毎日。

今日と同じ明日がくると考える。
幸せを見出せず、退屈だとなげく毎日。



戦争や、障害のある人たちが一生懸命になっている姿を見て、思ってしまうのです。

「悲惨な生活をしているのだ。助けてあげなくちゃ」

・・・何様のつもり?
幸せの感じる方法って、1つだけなのです。
何かと比べて今のほうがマシだということ

幸福感と比べるのが目の前の光景なら、過去の自分。
今は無い出来事と比べています。
これなら「幸せになっているのだ」と実感できること。
あるのかわからないけど、キレイで整った幸せです。

幸福感を比べるのがいま自分の届かない場所なら、すごく弱っているのでは?
安全なところから自分より弱いものを見つける。
保護してあげて、『私は立派な人間だ』って胸張りたいの。
いやなほど、ちっぽけです。
助けたいと思えても、何かしたいと思えないのです。

募金箱にお金を入れるけど、何も考えずに惰性でお釣りを処理するために。

あぁ!
何でこんなにいらいらするの?
私でいることがいやになる。
私が一番嫌いなのは、偽善者を演じきれない情けない俳優だからで・・・




11時のNHKで、脳の病気のことをやっていた。
片付けられなくなったり、忘れ物が多くなったり、手際よく物事ができなくなる病気。
難しいことはわからなかったけど、印象に残った言葉がある。


「私は病気でうれしかった」

理由がほしいのです。
理由(病気)なくできないなら、私の努力が足りないってことになるから。

「がんばれ」って言われているときみたいになるから。

私はこんなにがんばっているのに、あなたの目からは怠けて見えるんだ。
怠けて何もできない人のクズだ

そんな風に自分を追い詰めなくていいのが、とっても楽になったのだ。

きついですよ。
やるほどに言われる「がんばれ」って暴言は。
何も見ていない人ほど、気軽に毒を吐いてくれます。

私は不幸になりたい。
私は病気になりたい。
そうすれば、こんなにがんばってやることも無いから。
できない理由も、わずかな幸せも手に入れられるのだから。


壊れています。
疲れています。
歪んでいます。

だから、ね。
だれか、指差して笑ってください。

楽になりたいから。


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