寝不足だ。 しっかりと、夜、眠ることができない。 だが、問題はそれじゃない。
こんばんは、日記をさぼっているあまつばめです。 自分自身にけじめをつけ切れていません。
雲模様で湿気多い日が続きますが、さほど気温も高くなく、宵に近づくほどすごしやすくなってきます。 ぐっすりと眠るには快適。なのに寝ていません、それほど。
11時頃に布団に入り、仰向けになります。 外灯の薄明かりが部屋の中に忍び込み、うっすらと見える程度に明るくしてくれます。 ただ、ゆっくりと天井を眺めていると、時間だけが垂れ流されていきます。 眼鏡もコンタクトもしていないから、見える世界は歪んでいて、何一つはっきり見えない世界。 その中では、わからないものを形作ってやろうと想像力だけが動いてしまう。 浮かんでは消え、流れては沈む情景は、自分自身をわからないものにしてしまう。 出るものすべてが曖昧で、
もわんもわんした手のかたまり 大きく角張った丸い玉 重そうに空飛ぶ花びら
こんなもの、名付けた私でも説明できない。 普通に考えれば、狂人の戯言と断言されそうな世界。 なんでしょうか、いったい?
幻像の嵐がやむと、音がまとわりつく。 闇と雨の二重カーテンは、部屋の音を反響・増幅してくれる。 時計の音など、こんな機会でなかったらじっくりは聞かない。 呼吸の音・血の巡る音・臓腑の動音……… なぜか聞こえる。 本当は聞こえないはず。 でも、聞かなくてはいけない気がする。
眠るはずの時間を無形のものと入れ替えている。 時計を見ると、短針が『5』を指していた。
横になっているのに、眠ってはいない。 世間では言う。 「寝不足だ」 けれど、大事なものが欠けている私は違う。
根不足だ。
大地に立っていない。 ふらふらと夢とうつつを泳いでいる。
なにせ、一番の問題は、眠い感覚を自覚しにくくなっていることだから。 求めない睡眠に意味があるのか。それがよくわからない。
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