あまつばめの雑記
こんばんは。いらっしゃいませ。

2002年06月14日(金) 暗黙のルール

世の中には言葉で確定されていなくても決められたことがある。
ルールであるかどうか知らないが、野球のバッターは逆立ちしてバッターボックスには入らない。
もし、
「4割を超える打率で打てる」
と言われたとしても、逆立ちしてバッターボックスに入る選手は皆無だろう。
法則として、やってはいけないことがある。それを、私たちは肌で知っているのだ。
一例で、超能力者が曲げるものというと、スプーンなのだ。
時にひねくれていて、フォークや鍵を曲げる人がいるが、それでも多数はスプーンを曲げるのだ。
別に見ている人にとっては、フォークだろうと、ナイフだろうと変わらないような気もするが、スプーンでなくてはいけないらしい。
私はスプーンを曲げられないので、なぜそれでないといけないのかわからない。
別のもので考えてみよう。

力自慢のプロレスラーが、リンゴを握力で搾り取るパフォーマンスがあったと聞く。
冷静に考えれば、ジュースを飲みたければ、わざわざ握りつぶす必要など無く、そこいらに買いに行けばいい話だ。実質、120円もかからない話なのだ。
でも、手で握りつぶすことに意味があるのだ。

もし、で握りつぶしたらどうなるのだろうか?

私は見たことがないのだが、手で握りつぶすのと比べてすごいことのような気がする。
それでも、そんなパフォーマンスは聞いたこと無い。
ひとえにそれは、「脇で絞ったジュースなど誰も飲まない」からではないか?
手なら、すごいと思いつつ、飲んでみるかもしれない。しかし、脇では、さすがに、ねえ。

どんなにすごかろうと、やってはいけないことだというのが想像できる。

もしかしたら、スプーンでないといけない理由はそこなのかもしれない。
太い鉄パイプをふれるだけで曲げてしまったら、それは超能力でなく、暴力のような気がする。
スプーン程度なら普通の人でも曲げられそうだが、それ以上のものを曲げてしまったら、近寄ったら何されるかわからない恐怖を覚える。
だから、スプーンなのかもしれない。
まあ、超能力者が曲げるているもの、それはスプーンというちっぽけなものではない。
倫理や常識、押し固まった考えを見事に曲げてくれるのだ。

もっとも、一番曲げるのは超能力を使い人たち自身のへそだと言うこと。これも公然の秘密だということはルールなのである。


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