それぞれには、それそれの名称がある。 同じ文化圏なら、何となく、こんなものだとわかることができるものだ。
普通の人に「ジベレリン処理を行うことによって、果肉の生育を促進させ、それでいて種子のない食べやすい果物にさせる」とか、「インスタントは相手のターンに使うことができるから、相手ターンエンド時に使用することで、マナの効率的な使い方ができる」とか、そんな話をしてもわからないのは、無理のないことだ。 複雑な名称など、専門家がわかっていて、私たち一般市民は簡単にわかりさえすればいいのだ。
今ここに、「力学的に見て、重心を下方に持ってくることによって、たいていのところで安定できる人を模したの遊具」がある。 飾りとしておいているのだが、この「力学的に見て、重心を下方に持ってくることによって、たいていのところで安定できる人を模したの遊具」は微妙な揺れ具合が、何とも心安らかにしてくれる。 この「力学的に見て、重心を下方に持ってくることによって、たいていのところで安定できる人を模したの遊具」は部屋のインテリアとしても最適ではないかと考えているのだ。
こんな風に書くと、とても小難しそうなことをいっているような気がする。 まるで力学に一言あるお偉い先生じゃないかと錯覚してしまう。 でも、本当に理解している人なら、小難しいことをいってわからないような説明をするのでなく、より多くの人が理解できる説明をするべきなのだ。
目の前にあるヤジロベエを揺らしつつ、小難しいことを考えてみる。 私にはよくわからないことだとしても。
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