ひまつぶし日記

2003年02月18日(火) 卒業旅行・7 ナポリたん

この日は朝から元気だった。

車だらけの街を歩いて港へ。
20分くらいかなぁ。歩いた。
建物がなくなって開けた視界に映る青い海。
絵に描いたような港町の景色だった。
カモメが飛んでる。
海の男たちもちらほら。
私この日とあるものを二つ捨てた。

港には卵城と呼ばれる小さな要塞のお城があり、
そこからしばし海を眺めてぼーっとした。
ぼーっとすると
懐かしいだけではすまない種類の
痛い思いが甦ってくる。
そういうのの内の一つを捨てた。
なんか区切りが欲しかった。
日記を書いてる4月現在上手い事捨てられたと
自負しております。

それから海沿いを歩き
ショッピング街を歩き、丘の上にある
美術館をみんなで目指すことにした。
けど方向感覚がつかめなくって
適当に坂道をあがってみたら
そこは危険(だとガイドブックに書いてある)地帯。
スペイン人街でした。(あとで気付いた)

でもそこの団地のようなところに居た
小学生の男の子達に、
道を尋ねたらなんだか仲良くなっちゃって
記念写真とりまくり。
ぎゃあぎゃあ言いながら
イタリア語で美術館がどこか案内する遊びを始めた。
ホントはどこかよく分からんようだった。
なぜかピンポンダッシュの共犯にされた。
東京4人×イタリア人ボーイ4人の出会い。
かなり楽しい出会いでした。

で、結局そこでは場所がわからず・・・

やがて方向だけつかんで歩き、
おばさんに聞いたら無理矢理バスに乗せられ
何とか美術館には着けたのだった。

ナポリの人間は
英語で話し掛けてもイタリア語で返してくる。
しかも3倍返しでまくし立てる。
ナポリのバスは
無銭乗車が当たり前で誰も咎めない。
ナポリには信号があるが
人々はなかったことにしているようだ。

私はこの適当さに
カルチャーショックを受けた。
そして郷に入れば郷に従え。
日本ではモラリストなんだけどね。
どちらが正しいとかじゃないよね。

やっとたどり着いた美術館は
現代アートなコーナーがステキでした。
まっくらでまっくろな部屋ごとアートな部屋に
二つ目の痛いことを置き去りに。

夜はレストランで
念願のポモド−ロ(トマト)のスパゲッティに
魚介類を堪能。
店の若旦那とその妻が情熱的だった。
ワインも美味いよ。

旅のハイライトでした。


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