samahani
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2003年02月21日(金) きんようび

今日も学校が休みになった。火曜日から4日間ずっとで、土曜日の休校から丸一週間。どうなっているのって感じだ。

金曜日なので日本語のレッスンに行った。水曜日には早く着いてしまったから、普通どおりに出かけたら、大渋滞していて20分も遅刻した。

お勤めの人たちも、水曜日はまだ会社を自主休みにしてたのに、さすがに金曜日は出社してきたからなのだろう。残雪で3車線が2車線に減っていたのもある。

歩道はまだ除雪されていないので、歩く人が車道に出てくる。学校へ歩いてくる子どももいるから危険だとの配慮なのだろうか。アメリカは訴訟社会だから、これで事故があったりしたら、学校が休みにならなかったせいだと訴えられるに違いない。

アメリカの学校のおおらかさに慣れると、一週間の休みなんて、全然たいしたことないって思えてくる。

日本の文部省のように全国共通のカリキュラムがあるわけではないので、1年間にどれだけの事をしなければならないという決まりはない。こっちで大学に入るのに重要視されるのは、高校時代の成績に加え、クラブ活動やボランティア活動と面接なのである。

この方の2月7日の日記に、「アメリカの大学には大学受験というふるいがないから、学生の質(レベル)にはバラツキが大きい」と書かれている。

小学校の時も、ESLのクラスをとっている間に社会や理科の大事な所が説明されてしまい分からずじまいだったとか、希望者のみ選択する 楽器(オーケストラ)のクラスをとっている子は授業を抜け出して音楽室に行くので、その間に進んだ所は分からないとか、日本の学校の感覚からしたら、「え? それでいいの?」ということが普通に行なわれている。

ボランティアが大事だからって、学校を休んでまで行かせてる親もいるのよ、どう思う? と日本人のお母さんに言われたこともある。

考えてみれば、高校時代勉強した記憶のあるサイン・コサインとか化学式とかその他もろもろ 大人になってから一度も使ったことのない知識なんて、大学受験にも必要ないなら、何をどれだけ覚えなければならないってこともないのだ。










ところで、あせって、会社に走っていったら、










こんどは、風邪で会社を休んでる だって・・・。

電話したんだけどもう出た後だったの。ごめんなさいねって言われて、ガックリしたけど、ちょっとホッとした。遅刻したのはバレてるけど、待たせなくて済んだのはよかったのかもしれない。


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