キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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Jとイチ君が正反対の場所に居るの。 そして私の頭とココロも正反対のところに居るの。 だから、どうして良いか分からなくなるんだ。
前の私は居なくなっちゃった。 Jをひらすらに愛してた私、 一体どこに行ってしまったの。 今だったら戻ってきていいのに。 昔はあんなに、逃げ出したかったのに。
頭が「イチ君はやめろ。」って、言う。 ココロは、『イチ君に会いたい。』って、言う。
頭の言い分。
イチ君と居ても、良い未来なんてないよ。 遊ばれて、飽きたら、ポイされる可能性大だよ? プライド高いし、嘘の笑顔ばっかりだし、暗い過去持ってるし 女には慣れ過ぎてるし、、言ってること本当か分かんないし。 仕事で海外行っちゃうかもだし。
でも、Jに比べれば、かなりの大人。 Jは本当に子ども。何にも知らない子ども。 一人じゃなにもできない。 けど、一番素直なんだ。 イチ君の言ってること、いちいち信じられないけど Jの言葉には嘘が無いって分かる。分かるんだよ。 将来のことも、ちゃんと考えてくれてる。 いつだって優しい。 昔よりもずっとずっと、私のこと大切にしてくれてる。 Jを選ぶべきなんだよ。 たとえ距離が離れていても。
ココロの行方
イチ君に会いたい。 会って、ちゃんと抱きしめてもらいたい。 捨てられてもいい。でも、傷つくのが怖い。 捨てられるのが怖い。 本当のあたしに幻滅されるのが怖い。 Jには、もう恋はしていない。 彼のことはもう既に家族で、愛で、 弟みたいになってしまったの。
なんにもできない、あたし。
ねぇ、このあいだ2人で飲んだときに流れてた曲が ずっとずっと忘れられないよ。
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