キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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心が真っ黒だ。 汚れちゃったら、もう元には戻れないのかな。
『俺ははるより1日だけ長く生きるから。 そしたら淋しくないでしょ? それで満足してもらえないなら、諦める。 それ以上はない。』
貴方の手は冷たかった。 少し触れた瞬間に分かった。
『あっためてよ。』と手を握られる。 危険すぎるよね、この人。
前もそうだった。
はい、って手を出されて 手を繋いで走った。
「逃げてるみたい。」というと 「一緒に逃げよっか。」って笑ってたっけ。
『一度でも私を抱いたら満足する?』って聞いたら 本気で怒られた。 ごめんなさい。
でも毎回毎回、帰らせないようにさせられるから もうそうとしか思えないんだよ。
分かりそうで分かんないんだよ、貴方のこと。
Jは助けてくれないの。 私がバカなだけだから。
何も、できない。
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