キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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2007年10月24日(水) たかが、恋愛ごときで。


考え過ぎて、心が疲れた。
全てに疲れた。

恋愛なんて全てじゃない。
ましてや遠距離恋愛だから、
普段の生活は恋愛とは関係なく進んでいく。
私は恋愛以外のことも上手くいっていなくて、
大学も楽しいとは全くもって言えないし、
教授にはこき使われるし、
時間ばかりは取られて、バイト代なんか勿論出なくて、
お金もなければ余裕もない。正に最悪な状況。
それに加えて恋愛についても悩まなければいけないなんて
もう辛いだけだ。
そんな風にすぐに「つらい」と思ってしまう私にも
自分自身、また幻滅して、
また負のスパイラルに陥る。

「もう、無理。」

何度もそう思ったけれど
私はしぶとく、いつでもここに居た。


昨日Jに電話をしたら、やっぱり出てくれなくて
「あの約束なんて嘘じゃん。」と思った。

『あの約束』は、この間の話し合いのときに出たものだ。
「もう別れる」という私に、Jは提案をした。
「じゃぁ電話する時間を10時って決めよう。
決めないとオレはすぐ寝ちゃうし…。
時間を決めてあれば、それまでに色々頑張るから。」
そう言った。

けれどそれから、10時に電話がかかってきたことは
一度もなかった。
でも、私もそれほど期待はしていなかった。
今Jはインターン中だし、毎日疲れてるのも分かるし、
毎日5時起きなのも理解してる。
だからもう、私は何も言わなかった。
言えなかった。


Jは電話に出られなかったことが悪いと思ったのか(珍しい)、
今朝5時に電話がかかってきた。
私はもちろん寝てたけど、うっかり出てしまった。
Jは寝てたら絶対に電話に出てくれないけど。

普通に話をした。
Jは「名前呼んで。」と私に甘えた。
都合の良い奴だなとほんとに思う。
私が彼に甘えたいとき、いつだって応えてはくれないのに。


もう終わりにしたい私が確実に居る。
けれど、思い出が重過ぎてここから動けない。
Jの笑顔を思い出す。何度も、何度も。
一緒に笑いながら食べたものも、一緒に観たいくつもの映画も、
もらった本も、ぬいぐるみも、一緒に撮った写真も、
私には捨てる勇気が無い。


けれど私が想像する未来には
泣いている私しか、想像ができなかった。


「今」を我慢することも、「未来」を想像すること
どちらにも疲れてしまって
何の元気も出てこない。

支えなんて無い。
こんなちっぽけな私のかかえている悩みはきっと小さくて、
誰にとってもつまらないものだろうし、
悩みを誰かに打ち明けたとしても、迷惑をかけるだけ。
そして、誰にも理解してもらえないことは
もう分かってる。
それは周りの人のせいじゃない。誰のせいでもない。
人間の本質のせい。



助けて、助けて、と叫びたくなる自分を
またどんどん責めるから
助けを呼ぶことさえできないで居る。

もう無理なんだと思う。
毎日が本当につらい。





はるか |MAIL

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