キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
indexbacknext


2007年10月23日(火) あの日から、ずっと。


会えなかった、あの日。
先週の金曜日。

私はもう、終わりだと思った。
会えなかったという事実よりも、
会えなかったことに対するフォローがあまりにもなかったJに
もう何も期待できないと思った。
別れを、選ぼうと思った。

電話で話した。
「もう、お別れする。」
私はそう切り出して、話を続けた。

色々話した。
もうダメな理由とか、いろいろ。
でもJは根本的に分かってくれなかった。
「一週間に1、2度の電話じゃ淋しい。」
と言うと
「何でそのくらいで淋しいのか分からない。」
と言われた。
その時点で、「好き」に差があるってわかるから
それでまた辛いのに。
自分の気持ちを分かってもらえないのが本当に辛かった。

「今までありがとう。」と言うと
「・・・ありがとうなんて言いたくない。」
とJが言った。
Jは私を離したくないみたいだったけれど、
私はもう、離れたかった。

でもまだ私たちは離れずに
離れられずに、時を、過ごす。


愛することを放棄することは
ほんとうはとっても簡単なことかもしれなくて
でもそれにいつか気がついてしまう自分が何処かに居るかもしれなくて
それが哀しくて
自分が許せなくて
人を愛するってことはどういうことなのか
少し、考えてみたりする。

Jを好きでいたいというより、
Jを大切にしたいという気持ちを、ずっと持っていたい。

涙が出る。

この恋は、間違ってる?

でも恋に間違いなどない。
周りがどんなに「そんな男とは別れなよ」
そう言われたとしても
私がその男を許してしまえば、関係は続くのだから。


それでも私は迷っている。
Jの手を、離すかどうか。


僕らは何処に行くんだろう。




はるか |MAIL

My追加
エンピツ