キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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2007年10月05日(金) 「忙しい」なんて理由にならないってこと。

Jは放置病を発病。
私は別れたい病を発病。

やっと電話が繋がった。
やっぱりJは眠っていた。

私は少しだけ「別れの決意」を持って
Jと話し始めた。


私は「もういやだ。」と言った。
どうしてそんな風になってしまったのか
正直思い出せない。
けれど、「もうJは変わってはくれないんだ。」って思ったのと
「今のままのJには耐えられない。」って思ったから
私はそう言ったんだと思う。

「もうやだ・・・もうやだぁ・・。」
私は泣きながら言った。
Jはただ
「はる。・・・はる・・・はる・・・。」
私の名前を呼び続けた。

「もうオレの事嫌になった?」

そんなことない。
もし本当にJが嫌だったら、もう別れてるよ。
でも、私のことを考えてくれないJは嫌いなの。

「・・・分からない。」
私はそう言った。

長い沈黙が続いた。
「もう切るね。」
「待って。」
「・・・何も言わないなら切るよ。」
「・・・何を言っても、はるに届く気がしない。」

私に届く言葉なんて、少し考えれば分かるじゃん。

「Jは私のこと好き?」
そう聞いてみた。
言って欲しい答えなんて分かりきっているし、
Jは自分がどう答えるべきかもちゃんと分かってる。
でもこうやって言葉にして確認しないと、今は安心なんてできない。

前に「好きって言って」と言った時
「言いたいときしか言いたくない」とJは酷いことを言ったことがあった。
恋人を満足させるために「好き」って言葉も言えない男なんて
私は嫌いだ。


「Jは私のこと好き?」
その問いに、Jは
「好きだよ。」といつもの優しい声で言った。
私が泣きながら声を出せずにいると、
「はるが好きだよ。」とまた言ってくれた。


僕たちはまだ続くことになった。


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