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嫌いな食べ物「キュウリ」


2003年03月27日(木) 私が時折読む他人のネット上日記分類と嗜好

その一 ネット上日記において幾らでも繕えるもの、或いは作り得るもの。
 1パターン:威厳
 2パターン:暴力的性格
 3パターン:弱さ

その二 ネット上日記において幾らでも暴露出来るもの
 Aパターン:自己への心酔
 Bパターン:怒り
 Cパターン:嘆き哀しみ

その三 ネット上日記において幾らでも表現出来るもの
 あパターン:自己
 いパターン:他者
 うパターン:構造


 私が時折ちらり読みをする日記は大抵上記に入る。

 その一の場合は、それは何らかの目的に向かった(その目的が曖昧でも構わない)意図的文章操作である。
 その二の場合は、目的意識を排除した上での感情的文章表現である。
 その三の場合は、明らかに他者の目を意識した上で説明しようという意識が働いた場合にのみ発生する文章技法である。

 私が好きなのはその二、或いはその三であるが、但し其れが全て好きだと言うわけではない。けれどもその二であれば、その人の感情の一部が切り取られて文章に乗っているわけであり、鼻で笑う気はしない。その三であれば、その人の言わんとしていることを汲み取ろうと多少の集中力を以ってブラウザに対峙する私が居る。そう言った意味でこの二つはどちらかというと好きな方面だ。

 その一は一見するとその二或いはその三の仮面を被っている。けれどもその仮面は酷く脆く、大抵読む人全てがその内側を知るであろう。この文章を書く人の目的は知るところに無いが、自分を「偽った」日記を書く、或いは「防衛線を引いた」日記を書く、といった行為において私は好きになれない。それは日記ではなく唯の自己防衛に過ぎない。(それが3パターンであってもそれは変わらないように思われる)そういうものは日記という媒体を通しては余りに情けないと言わざるを得ない。(日記という名前だからと言ってその日あったことを書け、という意味ではない)


 唯、これはあくまで私の考え方なので反感を持つ方も多いだろう。それぞれはそれぞれの考えをもっている、という前提でのみ、私は私の中でこういう判断をしながら時折他人の日記を読む、という文章でした。
 あ、余談ですがギャグ系統の日記は好きです。エンターテイメント性に感動します。(ていうか単に楽しい)


さくま