甘い煙
頭出し巻戻し早送り


2016年12月29日(木) 4・6・3・12

今年は、恋愛しよう、と決めた年だったな。

1月 じわっと心の中にあの子が入ってくる
4月 つきあっていた人に別れを告げる
同月、あの子にもごめんなさいを言う。
同月、3月に出会ったあのひとと話す機会があって、気になり始める。
7月 あのひとが同棲していることを知る
9月 あのこと出会う
同月、あのひとへの気持ちは落ち着いたかな、と思える。
10月 あのことのメールのやりとりが始まる
11月 あのこと初めてふたりで会う
12月 あのことメールやデートを重ねる



あのこ。
会えると嬉しいし楽しいし、もっと一緒にいたいと思う。
あのこの中で私はたぶんとっても『年上のお姉さん』なので、とても気を遣ってくれている。いい子で、言葉遣いもきれいで、おしゃれしてくれて。
好ましいと思う反面、ちょっと淋しさを感じなくもない。もっと素でいいよ?って。
自分と同じくらいの立ち位置と認識しているのであろう相手と接するあのこは全然違って、羨ましく感じたりもする。

んー…そのポジションに行きたければ、これから行ける余地があると思っておけばいいか。
今は特別感を享受しておけばいいのかな。ハードルを下げる働きかけをしつつ。



あのことの恋愛…年の差が申し訳ないと感じていた(いる)けれど、じわじわ溶かされていってしまう。その頑なな部分が。
さすがに自信を持てないよ、と感じていたことも、いつしかちっぽけなことになってしまいそう。
まだ抗って、ブレーキをかけているけれど。

こんなにゆっくりな恋愛は、もうないと思っていた。
もっと年が近ければ、もっとためらいなく距離を詰めている。
あのこからは、好意とかもっと一緒にいたいとか触れたいとか、間接的な言葉や雰囲気を感じることはある。
でも、直接の何かしらはない。
あのこも迷っているのか、奥手なのか、それとも恋愛感情はさほどないのか、心の中はわからないけれど、あのこが動かなければ、たぶん私たちは進まない。
あのこが動いても、進むかどうかはわからない。
好きだけど。



2017年に続く。








今年もありがとうございました。
よいお年をお迎えください。




亜子 |MAIL