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―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2008年05月23日(金)
忘れ得ぬ日の香りが呼ぶから。


ちょっと一際低能なぐだぐだを書くので見るか否かは自己判断でお願いします。いやぁ、そもそもネットにある全てそんなものですが。なんかもう、結局俗な人間だなという事をいやでも痛感するので、だからこそ一回吐き出してしまいたい訳ですがそんなのにお付き合いさせるだけの度量も無いので。

おかしいな。本当に、どうしてなんだろう。以前は会食したりと関係は弾んでいたし、良好だったと思っていたんだ。勿論当たり障りなくという範囲は超えていなかったけれどそれでも、概ね好意的だと思っていた。尤も、今も昔も相手様が自分をどう捉えているかなんて知った事は無いし願わくば今後も知るつもりは無い。
それで、これからも持ちつ持たれつ愛想笑い交えつつ社交辞令で保っていこうと思っていたのに、気が付けば自分は随分とその方の事を疎ましく思っている。
近付き過ぎたのだろうか? だから荒が見え過ぎて嫌悪感を示すのだろうか? そんなのなんて自分勝手。
常々気になっていた、とても人様に向けて語っている態度とは思えない自慢話は、やり過ごせるって思っていたのにすっかり腹立たしくて、いっそ面と向かって、下手な態度で結局自らを誉めそやす話はやめたら如何と罵倒してしまいたくなる。
己だけは完璧を保とうと、中途半端に仕事に介入して来ては結局後で自分がやる分を合わせると二度手間にしかならない点も、やり易くなったと思えばなんてやり過ごそうとしていたのに、次第にそこまで働いてますとアピールしたいのかと邪推しか浮かばない。
他にも他にも他にも彼是全てに苛立ちを覚えては、一度は、自分が勝手にそう感じるのは本当に身勝手だと戒めながら、それでも耐えられないならそれは、もうそれは、合わないって事なんじゃないだろうか。
別に自分となんでもかんでも合う人なんていないとは思っていますが、寧ろ合わない部分を如何に往なすかによって人間関係は形作られ器が計られていくのだと思いますが、正味な話だからといって我慢ばかりしているのも馬鹿らしくなる。無闇に傷つけたい訳ではなく指導してやろうなんて上目線ではなく、無理ならもう、無理だって。
でも、それでも確かに、一緒にいた時間はあって、望んで持ったり望まれて持ったり、何時間でも顔付き合わせてみたり、だからこそ同じ話が何回転もするという手間を覚えてしまった訳だけど、仕事上の付き合いも兼ねているけど、苦手だったなら都度言い訳を考えて逃げるさ。
すきだとかどうとかじゃないけど、茶飲み友達くらいには、考えていた筈なのに、今ではこんなにももやもやしか生まれない関係に、なってしまったのはやっぱり、自分勝手なんだろうな。
例えば恋愛関係の破綻とかも、すき合ってくっ付いたんだろうに、そんな風にすれ違い嫌気が差し長所を見つけられなくなって、耐えられなくなっていくんだろうか。
なんにせよ、人をきらいになる方法しか見つけられないなんて、つまらない存在だな。そうやって自己嫌悪すれば、今後もより深まっていくであろう一方的な溝も許されるとでも思っているのだから。

あ、因みに言っておきますが恋沙汰じゃないですよ。倍ぐらい年上のおねーたまのお話。
あれだよな、自慢話で人を不快にさせない為にはきっと相当のスキルがいるんだ。どれだけ偽装していたって謙遜されたって笑い話にされたって結局祝って欲しいって言ってんのみえみえなんだよとか感じてしまうから素直にお祝いして下さいと前置きされた方がずっと素敵。


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