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―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
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2008年04月28日(月)
満開の花束なんて、がらじゃない。


兄上様のパソコンがおらっしゃらなくなったので(残しておきたい素晴らしい日本語です)(言いまつがいの記念にネットの海に曝してくれる)現在自分のパソコンにも一つアカウントを創って差し上げたのですが、これがまぁ、めんどい。
あくまで主体性は此方にありながらもふと気が付いていれば勝手に付けられていたり変えられていたりと、腹を立てるには馬鹿馬鹿しく、されど放置するには若干目に余る、いやそんくらい我慢すべきなんでしょうが。
本当に、なんて狭いんだろう。幾らなんでもキャパ無さ過ぎるだろうと泣けて来る。でも、領域に侵入されたみたいで、嗚呼領海侵犯した時狂ったように怒る人達はこんな気持ち掲げてるのかなぁ、土地にそこまで愛着持つなんて若干気持ち悪いなぁ、あれ歩み寄ってる話じゃなかったのかこれ。

人に何かをプレゼントしたいと、思う気持ちは多分、喜んで欲しくて、そうしたらこっちもうれしいからで、それくらいの気持ちだって、ちゃんと理解出来るのだけれど。
一方で、押し付けがましくないだろうか、何か裏があると読まれないだろうか、本当に贈るに相応しいものだっただろうか、まぁぶわーっと噴出する訳です。
かと言って自分が何かをプレゼントされた場合は純粋にうれしいのと在り得ないのとで思考停止に陥りますが。裏があるというより、何故くれたんだろう何かしただろうかとか疑います。
そんな彼是から単純に人様に何かを渡す事にさえいちいち躊躇っていると大変生きていくのが面倒で仕方が無いですが、世間様のブームが彩る店頭を眺めていると、ふんそんなどっかのメーカーが作った風習と撥ね付けたい一方で、どうせ余興でいいだろうと甘んじたい気持ちもあって、嗚呼もうお前本当に面倒臭いな。
なんなんだろうもう。気を惹く惹かないとか、裏のあるなしとか、もっと簡単に、動けないもんだろうか。
腰の重さには定評がありますよ。どうしようか悩んでいる内に先に店に入られたりレジを奪われたりと、原因が間が悪いのではなく足踏みだと判っているのに、どうしようもなく、動けない。
どんな些細であれ、誰にも関係しない事に思えたって、本当に自分が今そう動く事が誰かの迷惑にならないだろうかとかそんな事ばっかり。それともそうやって、誰かがやっている姿を見てからでないと何もする事が出来ないってんなら何もしなければいいのに。
全く誰の迷惑にならない事なんて無くて、逆に誰の迷惑になってもいいからやっちゃえと踏み切っちゃいかんところで飛ぶくせに、どうしてこう極端なんだ。
きれいな花が、沢山並んでます。


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