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―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2008年01月06日(日)
欲求は過ぎ去りぬ。


ショーウィンドウに飾られていたテレビにアニメの映像が映っていて思わず立ち止まってみる。習性と言うか病気に近いような感じですね。
バイクに関心の高い兄上様が路上で見つける度楽しそうに振舞っているのを、っけ俄かファンめ、だとか、ステータスになると思って好んでいるんだろう、だとか感じてしまうんですが(妹属性の風上にも置けない)(しかし現実なんてこんなもんです)、多分おんなじような感覚なんでしょうね。自分に甘い時には他人にも甘く。
しかし、なんのアニメだろう? 音は聞こえない。このほんわかした山、空、背景が続く絵……ハイジか!
高らかに宣言する自分を鼻で笑う父君様でしたが、程無くして出て来たのはペーターの元へ山羊の大群と共に駆け寄るハイジ。まさに、です。
ストライクど真ん中どんぴしゃで、自らちょっと凹んでみたり。別にそこまで名作劇場ラヴァーと言う訳でもないのに、興味深い訳でもないのに、一目見て悟ってしまうって、それ何処のヲタク?
いいんですけどね。えぇ、いいんですけど。ドレミファドンはアニソンのみ本領を発揮しました。残酷な天使のテーゼを、ざ、の前の微妙な前奏で理解したと思しきムーディーと仲良しになれる気満々です。


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