アルの日記
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2002年07月05日(金) 今日感じた事

今日はちょっと感情が掻き乱されています。
といってもたぶん悪い方向ではなさそうです。
普段は人に「常に冷静だよね〜」とか「クールだよね〜」とか「コメディアンだよね〜」とか「極端で思い込んだらトコトンやるよね〜」とか「変態!」とか「でもいい感じの駄目人間だよね〜」とか「偶然が味方するよね〜(謎)」とか「時間の経過を感じさせないよね〜(謎)」とか「何でそんな事までわかるんだよ?恐いよ」とか「今のアルについて来る女はいないよ(涙)」とか「何やってんだ?そんなんじゃもったいないよ。」とか「相変わらずだな・・・。」とか色々と勝手なことを言われてきたのですが、この前、久々に友人のHPに書き込みしたら以下の返答が帰ってきたのでちょっと心に響いて涙ぐんでしまったわけです。

>To:アル やっぱ○○○ですか。一ヶ月位前、Mと彼女が遊びに来たよ。いろいろ話を聴いていたら羨ましいのとちょっと感動したのとで涙が出そうになったな〜。Oからも連絡が有り、○○に引っ越すらしいよ。あと、ML(←以前の日記「格闘技と風俗」参照)は風俗絶っているらしい...奴の場合リバウンドが恐い。みんなぜんぜん住んでいる世界は違うけど、俺は俺で頑張ろうと思う今日この頃。

普通の文章で別に涙ぐむまで心に響くようには思えないかもしれませんが、私には文面以外にいろいろと伝わってくる情報があるわけです。

まず、「感動したのとで涙が出そうになったな〜。」と言うところで、語尾が「な〜。」とちょっと軽く流すようなニュアンスに変形されてるが、彼の人間性や今までの状況を考えるとおそらくMと彼女が帰った後、号泣したであろうことは容易に想像できる。

次にOの状況。
Oはまったく連絡が途絶えていたのだがちゃんと生きていてくれていたということを知り号泣(といっても私とは長い間、絶縁の仲だったのだがやっぱり何となく気になっていた。)

そしてML。
彼が風俗を絶つなんて余程のことがあったに違いない。
これも号泣、笑。

そして一番効いたのが最後のセンテンスの「みんなぜんぜん住んでいる世界は違うけど、俺は俺で頑張ろうと思う今日この頃。」というところ。
けっこう使い古された言い方だけど、彼と会っても決してこういった類の言葉を発したのを聞いたことがないので、この箇所の重みが数倍になって伝わってきたわけです。

う〜ん・・・やっぱり文章っていいもんですな・・・。
まだe-mailとか普及する前、自分がかなりボロボロの状況の時にタイ人の友人から手紙がきてその文章に感動し、すごく救われたことがあった。
会ってもくだらない話したり、頭にきて口論になったりするような関係だったりするのにそういう時にちょうどいいタイミングで胸に来る言葉を発してくるとは・・・臭い言い方だが友情が深まった・・・っていうか信頼関係が強化されたと思う。
まあでもその後会ったらやっぱり口論は絶えなかったのだが・・・まあそれがまた楽しかったりもするんだけど・・・笑。

ん〜・・・あの時の手紙の内容についてとかちょっと突っ込んで書きたいような気がしてきたけど、いろいろな事について書かないとならないため時間かかりそうなのでまたそのうち書けたら書こうと思います。

う〜ん・・・やっぱり病に苦しんでいる状態って、ある意味、自己と世界の認識というか意味付け自体が病んでいたりしていて、その意味付け自体がさらに病を招き寄せてたりするという側面もあるのでしょう。
その、自分が持っている意味付け自体を何の疑いもなく当然のものとして見ていると、違った環境・・・例えば異文化などに行った場合、あっけなく崩れ去って下手すると自我の崩壊にまで陥ってとんでもないことになったりもすると思う。
ドラッグ・・・とくに幻覚剤(acid(LSD)とかマッシュ(シロシビン)とかぺヨーテ(メスカリン)やガンジャなんかもその「意味付け」を崩壊させるものとして作用すると思うけど、でも考えてみると、「意味付け→崩壊→再意味付け」っていう過程は成長の過程でもあるんだよね。
意識範囲が広くなるっていう。
「崩壊」って言葉は悪いけど「気づき」ということでもあるんだと思う。
ただ、この「崩壊」の状態から脱け出したり、再意味付けをする作業というのは時間もかかるし色々と難しい(例えば環境はもちろん、メディアとか一方的で偏った意見に翻弄されたりして)。

う〜、いかんいかん・・・これ系の話をしだすと止まらなくなってしまうので今日はこの辺で寝ます。

おやすみ。








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