はじまりのウタ。
Mail / いづる
ケーキ屋レポート3。配達編。
販売編喫茶編、からの続きです。

昨日持ち帰ったケーキは、
今日4人の友人が入れ替わり立ち替わり引き取りに来て、
そしてチーフ君のバイト先にも持参して、
大概はけました。
ふう。

ていうかさっきほぼこの配達編書き上げたのに、
自分のタイプミスで一瞬にして消してしまいました。
チーフ君が爆睡してるので電気がつけられず、
危なげなブラインドタッチでやってたら見事にデリートしました。
ああ無情。
でも悔しいからもう一回書く。



北新地の店舗の最大の特徴であり、
大きな売り上げとなるのがこの配達です。

新地でテイクアウトができるような商品を扱っているお店は、
たいがい配達をしていると思います。
ケーキ屋、酒屋、お寿司屋、たこ焼き屋、お漬け物・・等々。

配達先は、クラブやラウンジ等、新地内の夜のお店です。
お店でのお召し上がり用や、
お客様へのお土産用に。

うちの配達物は、
ケーキは勿論、焼き菓子の詰め合わせ、
クッキー、ゼリーやアイス、
それからまれにコーヒー等喫茶の飲み物。


たいがい電話で注文を受けて配達するのですが、
これもまた気を使う。
それぞれの菓子の正式名称でなく、
適当な呼び名をつけられたりしてるので、
まあほとんど「いつもの」対応な感じです。

「シトロン」という焼き菓子があるのですが、
レモンケーキと呼んでみたり。
普通の小さいサイズのケーキを全てショートと呼ぶ店は、
例えば、
ショート4つ詰めて持ってきて
と言われれば、
ケーキを4種類詰めて持ってきてという意味なのです。
素でショートケーキを4つ詰めていったりしたら大目玉。

電話は早口だったり後が騒がしかったりで大抵聞き取りにくいので、
とっても神経を使います。

大概お客さんの帰り際にお土産を注文してくるので、
急いでるしね。
早め早めに注文してくれればいいのになあ。


お店への配達の値段は10%値引きになります。
なんで値引き?って私も最初思いました。
寧ろ配達料を上乗せしてもいいくらいなのに。
お店での宣伝効果や、今後もご贔屓にということで、
値引きにしているらしいです。

お金は1万円でびらっと払うところが多いので、
千円以内のお買いあげでも1万円に対するおつりを持っていきます。

それもお店ごとにうるさくいうところがあって、
領収書は日付なしにしろだの、名前なしにしろだの、
お札は綺麗なやつを持ってこいだの、
一円玉は置いてないから一円単位はまけろだの、
まあ我が儘です。


新地のお店はお客も我が儘だけどお店も我が儘。
だけど大きな売り上げもありますから、
むかっときても丁寧に対応しないといけないのであります。



こないだも書きましたが、
そんな感じで大抵急ぎが多いので、
ダッシュで配達です。
新地で何やらお店の服着て走ってる人はみんな配達の人です。

走るライバル店を見て、

負けるかあ!

って闘志燃やしたりは、
しません、勿論。

もうふらふらで走ってます。

それでも既にお客さんが店の外まで帰りかけていて、
黒服に遅いっとか言われつつ商品をもぎとられたりします。

自転車で配達してるお店もあるみたいだけど、
うちはケーキもあるし徒歩だから、
そんなこと言われても限界がありんす・・


お店に配達に行くときは、
粗相があっては行けないので緊張します。

大抵入り口にあるキャッシャーの所までしか入らないのだけど、
華やかなお姉さまと両手に花のおやじ達、
やけに低姿勢できびきびした黒服達を見ると、
おお〜って感じです。
まったく別世界。

ママのお誕生日だとか、何周年とかのイベントの日は、
玄関前からずらーーーっと花輪が並んでて圧巻です。
花輪っていうのかなあ?
まあいいともに出てるようなのじゃなくて、
大きな花瓶に盛大に花を飾ったような、
人の背丈くらいはありそうな奴です。

時には有名人に出くわしたり。

すごいねほんと、新地は別世界。

座るだけで何万円もかかっても、
男の人はやっぱいきたいものなのかな。
楽しいのかなあ。
一回くらい入ってみたいけどね。


配達してて一つ凄く疑問に思うことなのですが、
キャッシャーの担当は大概おばさん、
おばあさんくらいの人が多くて、
まあうるさい人が多いのですが。

あきらかに50歳越えてそうな人に対しても、
どこの店へ言っても


お姉さん


と呼んでるのは何故ですか?
「ママ」みたいに、
キャッシャーは「お姉さん」と呼ぶと決まっているのでしょうか。
みんなのお姉さんなのでしょうか。

非常に気になります。




そんなことを気にしつつ日々30件ほどの配達をこなします。
ほんとになんで、痩せないんですかね。




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2003年08月09日(土)