はじまりのウタ。
Mail / いづる
27回目の夏。
こないだ昼のバイトの人に歳を聞かれて、
素で27だったか28だったか解らなくなってしまった私ですが。

27歳。
なのであります。

余り好きとは言えない夏を迎えるのも、
27回目なのであります。


今日ケーキをおすそわけした友人が、
会ったときなんだか凹んでいたような気がした。
チーフ君が来ていたためゆっくり話せなかったので、
後から少しメールを入れてみる。

すると返信で、
某大手銀行に勤めている彼が、
友人の反対を押し切って退職を決めてしまって、
そのことでもめてしまったとのメールが帰ってきた。


考え直すよう言っていたのに、
勝手に上司に話をつけてしまった彼に、
ついつい小言を言ってしまった彼女。

彼がこういったらしい。

別れたいのに言えないなら、俺から言うよ
勝手してるのはわかってるから覚悟はできてる

彼女のまじめで固い性格は充分熟知しているので、
彼女の思うところはよくわかる。


まあ彼女は別に別れる考えではなかっただろうけど、
彼氏がそう言ってきたこと、
そういう風に考えられていたことにショックだったのだろう。


年齢の問題。
歳の近い女性が同じ場面に直面したら、
彼女と同じような反応をする人もいるだろう。


また別の友人から、
ある友人の結婚が破談になったと聞いた。

バイト先で年下の男の子といい感じになって、
少し歳の離れた婚約者を振ってしまったらしい。
11月に挙式の予定で、
式場の準備も進んでいたのに。

両親は猛烈に怒ったそうな。
友人連中は非難囂々。
そりゃそうだろう。

だけど本人だけは、目の前の恋愛にのめり込んでる。




最近友人達を含め、
なにかしら人生の岐路に立ってるように思う。


何年か前は大したことでなかったことが、
大きな問題になるようになって。


一番楽しい時期は、
頑張れる時期は、
未来が夢が見れる時期は、
もう過ぎてしまったのかもしれないと不安になる。


僅かな可能性なんてものを、
信じられなくなっていく。


大人になれば当たり前だと思っていたことが、
大人になってみればそうではないことを多く知る。


日々を重ねていくこと、
出会いを重ねていくこと、
経験を重ねていくこと、
想いを重ねていくこと。

いつのまにか沢山の荷物が、
自分の背にのしかかっていて。


今現在の状況が、環境が、
東京行くまでと思うからこそ続けられるけれど、
だけどそれがなかったら、
だらだらと続く怠惰な変化の無い毎日に、
とても我慢できないだろうと思う。

不安で。


人生をまだ諦めていない。

諦めるっていうのはどういうことかも解らない。

今は、
1年先も見えない気がする。


先が見えないから不安で。

だけど妙に安定した、
波風のない未来が見えるようになったら。
返ってそれにどうしようもない焦燥感を感じる気がして恐ろしい。


自分という人間は、
何十年という長い年月を生きていくことに耐えられるのだろうか。


もっと歳をとれば変わるのかな?
それともこれは自分の性格というやつで、
この先一生変わらないのかな?


27歳なんて、
子供の頃には凄く大人だと思っていたけど、
なんのことはない、
まだ先の見えない子供なんだね。


27年目の夏、
去年と同じようで、
違うようで、
それさえもまだはっきりわからない。






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2003年08月10日(日)