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re-invention



 生徒の言葉で

朝から学年で合唱の練習。
清々歌える生徒は幸せ。そこに気がつくといいな。
全体的には決して悪くはないのだけれど、「本気で」にはまだ遠い。
この集団の意識をどうすると変えられるのか。
思いを込めて少しだけ語る。

授業は新しい音声カードの読み込み。
小集団できちんと話し合えるクラスはいいけれど、
それもできないクラスもあって難しいもの。
刺激を与えたけれど、それで本当に良かったのかどうか。



改めて学年の教室掲示を見直すと、
教師が与えているだけでない良さを感じる。
生徒の言葉がそのまま掲示できるというのはいいもの。
自分の作る掲示の方が、与えるものが多いと反省。

帰りの時間は、まさに担任のワールド。
クラスを持っていない者にはうらやましい限りの時間。

2007年11月02日(金) 切って折って重ねて
2006年11月02日(木) 間違いはないはず
2005年11月02日(水) 速さの問題もなんとか
2004年11月02日(火) 「遊び心」は数学の原点!?


2010年11月02日(火)



 授業者の勢い

校外の研修会のため短縮日課の日。
わずか5分ながらその差は大きい。

分数が苦手な生徒達には、
三分の一刻みのグラフ用紙はなかなかヒット。

刻みを使ってグラフを書かせて、
刻みを消せるように表示できれば、さらによいだろう。
レイヤーのようにできるといいなと思う。

別のクラスでは、比例の式を求める問題を。
文章で書くだけで、慣れていないためかできないもの。


午後からは隣の中学で、久しぶりの数学の授業研。
昔は毎年、市で行われていたときには、
そのことの価値をそれほど思えなかったのだが、
なくなってしまうと、いかに大きかったかと思う。
判断を下した方の見識を問いたいもの。

1年生の比例の導入の2時間目の授業。
授業者の勢いを感じる。
教室掲示にも担任の思いが一杯であふれている状態。
まだまだ自分達には足りないものがあることを再認識。
聞く姿勢はかなりいい。
担任の思いで一気に授業を展開していく内容。
生徒の学びは多様なのだから・・・ということを
一の授業を見ていると感じるのだが、
自分も同じようなことをしているのだろうと思う。
自分にとってはこれが一番と思う方法も、
生徒にとってはそうばかりではない。
また、教師が発言を全て引き受けていることも同様。
生徒が主役の授業に大きく転換しなければと思う。
事後研では司会のK先生が、
自分の脱線気味の発言を上手に流れに納めていただき有り難い。
M先生の板書もかなりのもので感心。


帰宅後確認すると、さっそく掲示板に書き込みがある。
なるほど・・・という質問がいくつか。
どういう感じに育っていくのか、楽しみ。
とはいえ同時には書き込めないとのことで、お手数を掛けた模様。
飯島先生の使われているものは、大丈夫なのだろうか。
いいものを使いたければ、もっと勉強しなければ。


2007年11月01日(木) 数学を創り出す瞬間
2006年11月01日(水) 真剣勝負を通して
2005年11月01日(火) 速さの問題の難しさ
2004年11月01日(月) 曲がる下敷きも放物線?


2010年11月01日(月)



 理想の授業は?

いよいよ10月も最終日に。

先週の読売教育セミナーでの玉置先生からの問い
「働いていての喜びは,どんなものがありますか?」
が、実はずっしりと重く響いている。
願いはある。
「創造的な授業を展開したい」
「子ども達の幸せづくりを支えたい」
そのための手だても、いくつかのものは形になっている。
しかし、それを通して何が「喜び」なのかというと、
理想や志だけでは語れないものが自分の中に見え隠れしている。


12月の龍谷大での授業も気になり、大西先生にメール。
いろいろ考えたが、
「どういう授業をすれば良いのかは、相手に直接聞くのが一番」
という最近の持論を推し進め、大学生に、
2つの質問を掲示板に書き込むように依頼する。

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1)どんな授業が理想の授業ですか?
これまで自分が受けた授業でも、見た授業でもいいですし、
こうあったらいいな・・・と、
理想に思っているだけのものでも構いません。

2)どんなことを聞きたいですか?
公立中学校の数学教師として26年目になります。
聞きたいことがありましたら、何なりと。
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どんなことを書いてくれるのかで、
彼らの考えやモチベーションが見えてくる。



溜まっていた日記を書き進めることで、
生徒からエネルギーをもらった気分。
うまくいかないことや気になることもいくつかあるが、
でも、なかなか楽しい授業をさせてもらっている今の自分を確認。
原稿書きが一気に氷解するように進む。
ページ数がもう1ページあれば・・・と思うが、
まあ限られた中で仕上げることにして、ばっさり切り捨て推敲。
テーマの「板書」以外のことがメインになってしまった感もあるが、
今のリアルな悩みを含めることで、新たなものが見えてきた感じ。


2008年10月31日(金) 4人組の学び合い
2007年10月31日(水) アサーションの授業研で
2006年10月31日(火) 学年発表で思うこと
2005年10月31日(月) 人が人として育つために
2004年10月31日(日) ハーバードリーム


2010年10月31日(日)
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