doo-bop days
ブーツィラの音楽雑記



 カエターノ・ヴェローゾの幻の2005年作『Onqoto』

『LATINA WEB SITE』の10/10付の記事に驚く。
CDとして発売されているとは思わなかったカエターノ・ヴェローゾの2005年作『Onqoto』が、『LATINA WEB SITE』で数量限定ながら販売された。

「Caetano Velosoの2005年作『Onqoto』数量限定で入荷!→売切」(『LATINA WEB SITE』トップページの「ラティーナからのお知らせ」10/10付より)。

値段は3,675円と高いが、他店でも販売されているのかよく調べないまま、『LATINA WEB SITE』に注文しておいた。ちなみに『Onqoto』は、カエターノ・ヴェローゾのHPにおいて2005年9月に全曲アップされ、フル試聴できる。

ルー・リードが、1973年発表の名作『Berlin』の再現ライヴを行う。
Arts at St. Ann’s and the Sydney Festival Present the world premiere of LOU REED'S BERLIN,
DECEMBER 14, 15, 16, 17 AT ST. ANN’S WAREHOUSE
JANUARY 18, 19, 20 IN SYDNEY, AUSTRALIA」(『LouReed.com』10/6付より)

この情報は、すでに『NME.COM』(8/30付)や『The Rock And Roll Animal Web Page』(8/31付)、『ミュージック・マガジン』10月号などで報じられていたが、10/6にルー・リードのオフィシャルHP『LouReed.com』で正式に発表された。
今さら何で?という気もするが、個人的にはルーのソロ・アルバムの中では特に思い入れの強い作品であるだけに、ぜひ日本でもやって欲しい。

セシル・テイラーの来日公演が決定した(『e+』『チケットぴあ』より)。

公演名: ニューイヤー・ジャズ・コンサート 2007 セシル・テイラー&山下洋輔デュオ・コンサート
公演日時: 2007年1月10日(水) 19:00開演
会場: 東京オペラシティコンサートホール
出演: セシル・テイラー(p)/ 山下洋輔(p)
[→12/22追記] 「セシル・テイラーの手術・静養加療のため2007年1月10日(水)→2月21日(水)に公演延期」とのこと(『e+』の12/22付メールより)。

宮崎県延岡市にある琵琶盲僧・永田法順師の浄満寺が、9/17(日)に台風13号に伴う竜巻によって、大変な被害を受けたらしい。10月初めにあるブログで知った。それによると、永田法順師と奥さんは無事で、怪我もされていないという。

延岡市のHPで調べたところ、延岡市では、台風13号で被災された方々への義援金を受け入れているとのこと。本日(10/12)郵便局まで出向き、僅かながら送金した。

台風13号:宮崎・延岡で竜巻(その1) 1分半、がれきの山 目前で車1回転(『毎日新聞』2006年9月18日 東京朝刊)
台風13号の竜巻被害は国内最大級 日中で人的被害拡大台風13号フォトギャラリー(『asahi.com』2006年09月28日)

2006年10月12日(木)



 「阿寒のアイヌの歌と踊り」、11/16 於: 東京・けやきホール

「阿寒のアイヌの歌と踊り」が、11/16(木)に東京・代々木上原のけやきホール(古賀政男音楽博物館)で行われる(イスラム圏の音楽家たちによる「フェスティバル コンダ・ロータ2006 ラマダンの夜」を観に行った時にもらったチラシより)。入場無料。

東京音楽大学付属民族音楽研究所主催の公開講座で、プログラムは「トノト ソロパ(酒こしの踊り)」、「ウコウク(座り歌)」、「ク リムセ(弓の舞い)」、「サロルン リムセ(鶴の舞い)」、「シッチョチョイ(種まきの踊り)」、「フッタレチュイ(松の木が風に揺れる踊り)」、「エムシ リムセ(刀の踊り)」、ムックリ(アイヌ民族の口琴)演奏、トンコリ(樺太アイヌの弦楽器)演奏など。阿寒のアイヌに伝わる代表的な歌と踊りを始めとして、目に触れる機会の少ないものまで紹介されるらしい。

歌と踊りを披露するのは、北海道釧路市阿寒の何という名称の団体あるいは個人なのかよくわからないが、チラシの裏に書かれていることから推測すると、「阿寒湖アイヌコタン」(コタン:集落の意)の方々(阿寒アイヌ民族文化保存会 or 阿寒アイヌ工芸協同組合?)および「阿寒口琴の会」の方たちと思われる。
ちなみに、チラシの写真には、アイヌ民族の口琴・ムックリの名手として知られる弟子(てし)シギ子さんや、床みどりさん(アイヌの歌い手・床絵美の母)とみられる方が写っている。

北海道釧路市の春採アイヌ古式舞踊釧路リムセ保存会によるアイヌ民族舞踊(国指定重要無形民俗文化財)が、10/21(土)に東京国際フォーラムホールCで開催される『アイヌ文化フェスティバル 2006』で披露される。入場無料。申し込みの締め切りは、10/13(金)とのこと。

2006年10月06日(金)



 『The Collectable King Crimson: Volume 1 』 & 瞽女唄

キング・クリムゾンの2CD『The Collectable King Crimson: Volume 1 : Live In Mainz, 1974 / Live In Asbury Park, 1974』(DGM5001)が、9/18に発売された。
クリムゾンのライヴ盤『USA』(1975年発売)の中心となるアズベリー・パーク公演の全貌がプレス盤で聴けるため、先日、HMVからネット通販で購入した。

『The Collectable King Crimson: Volume 1 』は、キング・クリムゾンの『Live In Mainz 1974』(KCCC, CLUB15)と『Live In Asbury Park, 1974』をカップリングした2枚組で、後者は、6CD『ザ・コレクターズ・キング・クリムゾン Vol. 10』の目玉であるディスク6と同じく、1974年6月28日のアズベリー・パーク公演の完全収録盤である(開演前の「Walk On...No Pussyfooting」は、収録時間の関係のためかオリジナルより短い)。

本作『The Collectable King Crimson: Volume 1 』の発売に先立ち、『DGM Live!』では、アズベリー・パーク公演の完全版を2005年11月からダウンロード販売している。ライヴ盤『USA』では編集されていた3トラック、即興演奏曲「Asbury Park」のカットなしの完全版、「Easy Money」のフェードアウトなしの完全版、「Larks' Tongues In Aspic: Part 2」のデヴィッド・クロスによるヴァイオリン・ソロが聴ける等、ファンの間でも話題となった。

現時点では、アズベリー・パーク公演の完全収録CDのバラ売りはない。本作『The Collectable King Crimson: Volume 1 』(HMVにて2,542円)の購入は、ディスク1のMainz公演をすでに購入済みの私にとっては、余分な出費となったようだ。けれども、全6CDのうち5CD持っている『ザ・コレクターズ・キング・クリムゾン Vol. 10』を、アズベリー・パーク公演プレス盤だけのために10,500円も出して買うよりはマシか。

キング・クリムゾンの『Schizoid Man』(1996年発売)の5曲目のクレジット、「from USA 2(Discipline release, Spring 1997)recorded at Asbury Park, NJ on 28 June 1974」を見てから10年。『USA 2』(アズベリー・パーク公演)をプレス盤で聴きたいという願いが、ようやく叶った。

三味線奏者・月岡 祐紀子さんのライヴ「ごぜうたがたり in 吉祥寺 Winds Cafe」が、10/15(日)に吉祥寺のWINDS CAFEで行われる(18:00開場、18:30開演)。
その第二部では、瞽女唄の最も有名で人気のあった段物「葛の葉の子別れ」(全三段)の一段目の通し演奏(約40分)が披露される予定。入場無料(投げ銭方式)。

「『500もあるわけねぇ』と言われました」
ハルさんの思い出語りながら萱森さん講演 第44回三条市老人福祉大会(『越後ジャーナル』2005/10/14)

盲目の女旅芸人・瞽女(ごぜ)の小林ハルさん(1900-2005)の持ち唄は、一説には500〜700曲と言われている。小林ハルさんの訃報を伝える記事にも、そう記述されることが多かったし、定説化されている印象がある。
瞽女唄は、1曲3〜4分のポップ・ソングなどとは違い、一段30分前後もある語り物が多いので、500〜700曲という数は多すぎるのではと、前から疑問に思っていたのだが、最晩年の小林ハルさんに師事した三味線奏者の萱森直子さんを取り上げた記事を、数日前ネットで偶然読み、疑問が氷解した。
ちなみに、“人間ジュークボックス”の異名を持つニューオーリンズの盲目のギタリストで、私の好きなギタリストの一人、スヌークス・イーグリンは1,000を超えるレパートリーを持つとされる(一説には2,600)。

最後のごぜ 小林ハルさんを偲ぶ(30分41秒)(NHKラジオ第2『視覚障害者のみなさんへ』)


2006年09月29日(金)
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