doo-bop days
ブーツィラの音楽雑記



 ボロット・バイルシェフ 9/23, 24, 26 来日公演

アルタイのカイの歌い手で、口琴の名手であるボロット・バイルシェフの来日公演を、遅まきながら本日(9/20)知る。公演直前だが、情報として書き込んでおこう。

巻上公一プロデュース
miracle vocal network 2006
大いなる共鳴、アルタイと日本の声帯宇宙
9/23(土)、24(日)浅草 アサヒ・アートスクエア(アサヒスーパードライホール4F)
9/26(火)甲府 桜座

出演
ボロット・バイルシェフ(アルタイの喉歌カイ、口琴、トプシュール)
巻上公一(ヴォイス、テルミン、口琴)
佐藤正治(パーカッション、ヴォイス)

なお、9/21(木)には京都くろ谷永運院公演が予定されていたが、主催者の急病により中止となった。
右上の画像は、巻上公一プロデュースのCD『アルタイのカイ 秘密の夢〜英雄叙事詩の世界 ボロット・バイルシェフ』(2001年)。『ミュージック・マガジン』2006年6月号P.96の巻上公一の発言によると、今年6月にボロット・バイルシェフの新作アルバムを作るつもりとのことなので、近いうちにボロット・バイルシェフの新作が聴けるかもしれない。

bolot bairyshev in japan 2004

2006年09月20日(水)



 服部良一生誕100周年記念企画

日本のポピュラー音楽史における代表的作曲家である服部良一の「生誕100周年記念企画」として、9/27に服部良一の3枚組CD『僕の音楽人生』(→旧盤)と、服部良一がほとんどの曲を手掛けた笠置シヅ子の3枚組CD『ブギの女王』(→旧盤)が再発される予定らしい。
価格は共に4,800円で、かつての両盤よりもそれぞれ約2,000円安い。特に後者は長らく廃盤で、同CDでしか聴けない曲が多数収録されていることもあり、待望の復刻と言える。

この2作品の詳細をネットで少し調べてみたが、追加収録の有無(後者は2曲追加?)、最新リマスター盤なのかどうか、笠置シヅ子の「買物ブギー」は差別用語が含まれているとの理由でオリジナルの一部が編集されているが、同様の理由で笠置シヅ子の「ボン・ボレロ」&「タンゴ物語」も今回新たに編集されているのか等、現時点では詳しいことはわからなかった。
なお、上記2作と同日に小西康陽の選曲による服部良一のオムニバス盤『ハットリ・ジャズ&ジャイヴ』も発売予定らしい。

中山康樹の『マイルスを聴け! Version7』(1575円)が、9/26に文庫で発売される予定らしい(双葉社の2006年9月の刊行予定表より)。
一方、『Cyber Fusion』の「特集:マイルス・デイビス The Cellar Door Session / 編者 A.ホルツマン インタビュー - updated 1/9/2006」によると、マイルスのボックス・セットの次回作は『On The Corner Box』らしいが、本当に発売されるのか、気になり始めている。


2006年09月14日(木)



 ルー・リード 『Metal Machine Music』etc.

「聴くに堪えない史上最低のアルバム」と評されることもある、ルー・リードの重要作『Metal Machine Music』(1975年発表, 邦題『無限大の幻覚』)。『Q Magazine』誌では、ワースト・アルバムの第4位に『Metal Machine Music』が選ばれたが(『BARKS』2006-03-28)、私は今でも年に何回かは『Metal Machine Music』(全64分04秒)をすべて聴いている。
それは、多重録音のフィードバック・ギターと3台のアンプによる耳をつんざくノイズの嵐・音響に、ヘッドホンを装着し、音量を少し上げて対峙すると、やがて、ストレスやフラストレーションを抱え込む私の病んだ心、歪んだ精神が浄化されていくような感覚へと至らしめてくれるからだろう。
現代音楽寄りでロックの辺境に位置する『Metal Machine Music』は、音楽ファンの多くにとっては苦痛が生じうる“劇薬”であろうし、前述の“効能”は一部の人にしか望めそうにない。“服用”するにしても長期的に常用するのは厳しいはずだ。

余談などを3つほど。ルー・リードは2004年に来日した時の『THE DIG』誌のインタビューで、「『Metal Machine Music』のコンセプトは、オーネット・コールマンの音楽とロックのパワーの融合」といった趣旨のことを語っている。
1965年4月にニューヨークで録音されたドローン/ミニマル・ミュージックの“永久音楽劇場”『ドリーム・シンジケート/Vol.1』(John Cale/Tony Conrad/Angus Maclise/La Monte Young/Marian Zazeelaの『Inside The Dream Syndicate Volume 1: Day Of Niagara(1965)』, 2001年日本盤発売)を初めて聴いた時、ラ・モンテ・ヤング(ドリーム・シンジケート)、ジョン・ケイル在籍時のヴェルヴェット・アンダーグラウンド、そしてルー・リードの『Metal Machine Music』が一本の線で繋がる様が見え、合点がいった。
ルー・リードが2003年に発表した『The Raven』の2CD限定盤に収録されている「Fire Music」(ディスク2の20曲目)は、『Metal Machine Music』のアップデート版の小品と言える。アメリカ同時多発テロ事件「9.11」に触発されて作ったかのようで、ルーの熱心なファン必聴である。

ソウル/ファンク再発天国♪(『HMV』8/17)によると、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの初期4作(『Whole New Thing』、『Dance To The Music』、『Life』、『Greatest Hits』)が、リマスター&ボーナス・トラック追加で10/4に発売予定(US盤)とのこと(→[追記] 10/2に『HMV』から届いたメールによると、「発売日が延期未定」となった)。「さらに後期の作品も再発される予定」らしい。

Carl Craig『From The Vault』発売記念インタビュー(『HMV』8/29)
カール・クレイグは、自身の音楽人生に最も影響を与えたアルバム3枚を聞かれ、Manuel Gottschingの『E2-E4』 、Princeの『Dirty Mind』、Funkadelicの『Uncle Jam Wants You』を挙げている。

2006年09月03日(日)
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