doo-bop days
ブーツィラの音楽雑記



 『伊福部 昭 追悼コンサート』、4/7 けやきホールで開催

2/8に逝去された作曲家・伊福部 昭先生の追悼コンサートが、4/7(金)に東京・代々木上原のけやきホール(古賀政男音楽博物館)で開催される。
主催は東京音楽大学付属民族音楽研究所。プログラムは「北方諸民族に取材した歌曲を中心」としたものになるらしい。入場無料。

プログラム
1.ピアノ組曲(日本組曲) 1933年
2.ギリヤーク族の古き吟誦歌 1946年
3.サハリン島先住民の三つの揺籃歌 1949年
4.ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 1985年
5.朗読「昏れるシレトコ」「オホーツク海」 詩/更科源蔵
6.オホーツクの海(女声合唱版 編曲 甲田潤) 1958年/2005年
7.アイヌの叙事詩に依る対話体牧歌 1956年

出演: Sop. 弓田真理子, Vn. 戸塚ふみ代, Timp. 長谷川友紀, P.f. 荒井滋美 中井徳子 森 浩司, 合唱 Chor June, 朗読 木部与巴仁

伊福部昭氏を悼む 木部与巴仁(文化ジャーナル3月号, 徳島県『北島町HOMEPAGE 文化ジャーナル』)

2/8の伊福部 昭先生の逝去に際し、テレビで追悼番組が放映されるはずと思い、新聞のテレビ欄などを本日まで毎日隈なくチェックしてきたが、徒労に終わった模様。トリノ・オリンピックの開催と重なったことも影響したのだろうか。特にNHKでの放映に期待していたのだが。
左の画像は、伊福部先生の追悼記事を掲載している『レコード芸術』4月号,『音楽現代』4月号,『映画秘宝』5月号。
ここ2ヶ月の間、音楽を聴く時間の半分は伊福部先生のCDを聴いている。

2006年04月04日(火)



 小林ハルさん、安東ウメ子さん、西平ウメさん

盲目の女旅芸人・瞽女(ごぜ)の小林ハルさん(1900-2005)のCD-R『瞽女 小林ハル 母の墓前で涙の絶唱』が発売されている(企画・制作 小林ハル瞽女唄保存会, 製造元 燕三条エフエム放送, 1,200円)。
数日前、『燕三条エフエム放送』に購入希望のメールを出したものの、返信がないので心配していたところ、本日帰宅したらいきなり商品が届いていた。

収録されているのは、
1.祭文松坂 阿波の徳島十郎兵衛のうち「おつる母子出会いの場」(23分30秒, 昭和57年3月30日, 82歳, 10歳で母を亡くしたハルさん、70年ぶりとなる母の墓前にて)
2.瞽女万歳 「経文」「柱立て」(14分12秒, 昭和50年, 75歳)
3.祭文松坂 「石童丸」(28分13秒, 昭和48年, 73歳)

元NHKチーフ・ディレクターの川野楠己氏が自費制作したCD『最後の瞽女 小林ハル 96歳の絶唱』よりも、14年前、21年前、23年前という“若い頃”の小林ハルさんの音源が聴ける、実にありがたいCD-Rである。購入・問い合わせは、『燕三条エフエム放送』トップページにて。

今年1月に完成予定だった故・安東ウメ子さんのDVD(北海道幕別町教育委員会制作)。
某日、幕別町教育委員会に電話をかけ、DVDについて問い合わせた。まだ発売されていなかったが、値段が決まって「お分けする」ことが出来るようになったら、幕別町教育委員会から私の自宅に連絡があるようにしてもらった。連絡が入るのは、4月上旬となるらしい。
アイヌ文化・ウポポの伝承者 故安東ウメ子さんの歌声後世に 〜(十勝メールドットコム[幕別町めーる]2005年2月26日付)

樺太出身のアイヌ民族である西平ウメさん(1901-1977)と、樺太アイヌの弦楽器トンコリの企画展『西平ウメとトンコリ』の内容を盛り込んだCD+DVD付き解説書『西平ウメとトンコリ』(9,800円)が、先日、アイヌ民族博物館から発売された(『アイヌ民族博物館』トップページ参照)。

私はすでに入金を済ましているので、近日中に届くはず。練習用のトンコリ(8,000円)も、『アイヌ民族博物館』から近日発売されるらしい。

2006年03月31日(金)



 ザ・ローリング・ストーンズ & いかりや長介

ロックを聴き始めて数年の頃、原宿駅近くの雑居ビル(?)の一室で、音楽評論家の鳥井賀句氏のトーク・ライヴを見たことがある。ザ・ローリング・ストーンズの1981年の全米ツアーを収めた映画『Let's Spend The Night Together』も上映されたので、ストーンズ関係のイベントに鳥井氏が呼ばれて行われたトーク・ライヴだったのかもしれない。
鳥井氏のトークの内容はすっかり忘れてしまったが、「ストーンズのレコードは日本では売れていない」という発言は、意外だったこともあり、記憶にはっきり残っている。黄色い派手なサングラスが鳥井氏らしく、印象的であった。

来日中のザ・ローリング・ストーンズのチケット代は、今さらながら高すぎる。大のストーンズ・フリークとしても知られる、音楽評論家・鳥井賀句氏の『Gaku's Garage』の「DIARY」(2006年3月22日付)によると、「これは呼び屋じゃなくて、ストーンズ側が提示しているそうだが」とのこと。
鳥井氏のこの記述を読み、意外にもちょっとしたショックを受けている。自分では意識していなかったが、今のストーンズが持つロック・スピリットへの信頼感が、私には今でも少なからずあったからなのだろう。ちなみに、ストーンズのライヴは、1990年の東京ドームでの初来日公演を最後に観ていない。

[参考]ザ・ローリング・ストーンズのチケット代
3/22(水)&24(金)東京ドーム公演: S席¥17,500 A席¥14,500 B席¥12,500 C席¥9,000 ゴールデンサークル席¥55,000(各税込)
4/2(日)のさいたまスーパーアリーナ公演: S席¥35,000 A席¥28,000 B席¥18,000 ゴールデンサークル席¥65,000(各税込)

何年か前、キリン・ラガーのCMが放映された際、“ベーシスト”として脚光を浴びた故いかりや長介(1931-2004)。
「日本で最初にチョッパーをやったのは、いかりや長介という“伝説”がある」
「“いかりや奏法”というベース奏法が存在するらしい」
数ヶ月前、音楽通の友人との会話でそんな話題となったのをきっかけに、突如このCMを見たくなり、ネットで探していたのだが、先日ようやく15秒&30秒ヴァージョンの2種類のCMを見ることが出来た。

30秒ヴァージョンのCMの動画には、いかりや長介の訃報を伝えるワイドショーの映像が一部含まれている。エレキのアップライト・ベースを弾くCMでのいかりや長介について、ワイドショーの司会者からコメントを求められた音楽評論家の湯川れい子は、「チャールズ・ミンガスみたいなベースで、ミンガスのことが好きなんだなあというのがわかる」というような発言をしていた。湯川れい子の指摘はおそらく正しい。

2006年03月30日(木)
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