doo-bop days
ブーツィラの音楽雑記



 トップページに掲載した作品 Vol. 15

津軽方言詩人・高木恭造(1903-87)の1981年12月15日、青森市民文化ホールにおける朗読・講演ライヴ・アルバム『わが青春のまるめろ − 高木恭造の世界』(ギター伴奏: 三上 寛, 1982年オリジナル発表, 12/20 BRIDGE INC.から発売, 『続・音楽の基礎研究』シリーズ第6弾)
英国トラッド・フォーク最高峰の歌声が聴けるジーニー・ロバートソン(1908-75)の『スコティッシュ・バラッドの真髄 / Jeannie Robertson - The Great Scots Traditional Ballad Singer』(11/20ライス・レコードから発売の直輸入国内盤, 1994年, オリジナルは1959年に10インチLPで発売)
コノノ・ナンバー1を始めとするコンゴの電化親指ピアノ等による人力テクノ・アフロ・グルーヴを集めたコンピレーション盤 『コンゴトロニクス2 − BUZZ'N'RUMBLE FROM THE URB'N'JUNGLE』(1/15発売の直輸入国内盤, 1CD+1DVDの2枚組, CDの試聴, DVDの視聴
トーキング・ヘッズの1CD(12曲)+1DVD『Remain In Light』(1/14?発売のリマスターEU盤CDDA, DVDは「Plays on all DVD players」, 試聴

ポール・バックマスターの実質的リーダー作で、唯一のソロ・アルバムとも言えるThe Chitinous Ensemble名義の『Chitinous』(2005年5月30日発売のUK盤, 1971年発表, 試聴
ソフト・マシーンの1968年発表の1stアルバム『The Soft Machine』(1/18発売の日本盤, アナログ盤初回プレスのオリジナル・ギア・カヴァーを世界初再現した紙ジャケット, 初回5,000枚限定生産, 2005年24ビット・リマスターCD, 歌詞・対訳付き, 1st&2ndの試聴
ケヴィン・エアーズ、ジョン・ケイル、イーノ、ニコのライヴ盤『June 1, 1974 - 悪魔の申し子たち〜その歴史的集会より』(1/18発売の日本盤, 初回5,000枚限定生産, 2005年24ビット・リマスターCD, 歌詞・対訳付き, 試聴
デトロイトのサブマージ軍団・LOS HERMANOS / ELECTROFUNK / GALAXY 2 GALAXY の恵比寿リキッドルームでのライヴを収録した『SUBMERGE LIVE IN JAPAN − METAMORPHOSE presents SUBMERGE tour 2005.02.13 at LIQUIDROOM』(2/3発売の日本盤, 試聴

Prefuse 73の新作&ミニ・アルバム『Security Screenings』(2/4発売の日本盤, 約45分, ボーナス・トラック1曲追加, 試聴
アコースティック・ジャズ・ユニット、アトミックの日本先行発売となる注目の新譜『Happy New Ears!』(2/8発売の日本盤, アトミック来日公演:2/11&12 新宿ピットイン
アルジェリアの大衆歌謡 = ライの女王、シェイハ・リミッティ『N'ta Goudami』(2005年12月12日発売のフランス盤, 試聴
“南仏マルセイユの労働者階級の星”、デュパンの3rdアルバム『Les Vivants』(2005年11月25日発売のフランス盤, 試聴, 国内盤がビデオアーツから発売予定)
ロバート・フリップのサウンドスケープによるライヴ盤『Love Cannot Bear - Soundscapes - Live In The USA』(2/22発売の日本盤, 試聴, 動画Windows Vistaにロバート・フリップのサウンド採用か?

2006年02月23日(木)



 スライ&ザ・ファミリー・ストーンのブートDVD『My Own Beliefs』

イギリスの音楽雑誌『Mojo』の2001年8月号(No.93)では、スライ・ストーンの特集がP.80〜P.92に渡って組まれている。
このスライ特集号を買ったのは、当時生きているのかさえ不明に近かったスライに関する1993, 95&97年の小さな記事を始めとして、資料的に貴重と思えたことと、スライが最後に公の場に姿を現した1993年の『Rock and Roll Hall of Fame』出演時のスライの写真にショックを受けたからだった(何年かぶりにスライのその写真を見てみたが、特にインパクトなし)。
ちなみに、写真のキャプションには、「The artist: a Prince styled Sly turns up at the Rock and Roll Hall of Fame, January 12, 1993.」とある。
・1993年の『Rock and Roll Hall of Fame』のスライ関連: SLY & THE FAMILY STONE、グラミーの授賞式に出演か(『bounce.com』2/2付)

今月上旬に発売されたスライ&ザ・ファミリー・ストーンのブートDVD『My Own Beliefs』(Avdenture Discレーベル)を、ようやく見終える。『My Own Beliefs』は、スライ・ストーンが出演した1968年から1986年までのテレビ関係の映像を収録したプレス盤の2枚組で、スライのブート映像商品としては、現時点での決定版と思われる。

約242分にも及ぶ『My Own Beliefs』の収録内容は、アルバム『スタンド』, 『暴動』, 『フレッシュ』の3大傑作の頃のパフォーマンスが多くを占める他、1968年のシングル曲のプロモ、1974年のマジソン・スクエア・ガーデンにおける女優キャシー・シルヴァとの結婚式とレセプション、モハメッド・アリらと出演した1974年の『Mike Douglas Show』(黒人差別?に関するシリアスな討論を展開)、1975年の『American Music Awards』での「Loose Booty」等のパフォーマンス、1980年代にスライの自宅を訪れてのインタビュー等で構成された「TV Documentary 80's」、最後には「Bill Graham Special Live at Fillmore 1986」(「I Want To Take You Higher」のパフォーマンス)を収録。
1969年のウッドストックでのライヴは入っていないが、その直後に行われたテキサス・インターナショナル・ポップ・フェスティヴァルでのパフォーマンスが、プロショットで(完全?)収録されている。

『My Own Beliefs』は、ボーナス・ディスクとして限定100枚のみ1DVD-R付き。ボーナス・ディスクには、スライ・ストーンに関する1980年代制作のドキュメンタリー『The Portrait of Legend』の、約11分の「Canadian TV Version」と約19分の「Austrian TV Version」が入っている。スライへのインタビューの他、ブートDVD本編に未収録のライヴ映像が、断片的ながら見られる。
ブートDVD『My Own Beliefs』の制作がもう少し後に行われていたら、2/8の第48回グラミー賞授賞式でのスライのパフォーマンスも収録されたかも(→『You Tube』で、「Sly Stone Tribute 2006」の完全版映像が、現時点では見られる。画像は『Getty Images Editorial』など)。

東映のポルノ女優・池 玲子の甘く淫靡な喘ぎ声が全曲&全編にフィーチャーされている、1971年発表の伝説の“官能芸術”『恍惚の世界』が、2/1に発売された。
世界初CD化&リマスター盤で、紙ジャケット仕様は限定1,000枚。プラスチックケースの通常盤も後日発売される予定らしい。
本作、音楽的に意外にも侮れない。

2006年02月17日(金)



 黛 敏郎

2CD『伊福部 昭 米寿記念演奏会 完全ライヴ』「定評のある美しか認めぬ人を私は軽蔑する」(アンドレ・ジイド − フランスの小説家)
「芸術家たるものは、道ばたの石の地蔵さんの頭にカラスが糞をたれたその跡を美しいと思うような新鮮な感覚と心を持たねばいけない」(伊福部 昭 − 1946年、管弦楽法の教官として赴任した現在の東京芸術大学での最初の授業における言葉)

伊福部先生は、アンドレ・ジイドの言葉の引用に続き、上記の発言をされたらしい。この時の授業を「忘れることが出来ない」という作曲家の故・黛 敏郎が、そう著している。

伊福部先生の弟子の一人で、多彩な顔を持つ黛 敏郎は、前衛作曲家として1953年にミュージック・コンクレート、1955年にはNHK電子音楽スタジオで制作した日本最初の電子音楽を発表。後者を始めとする同スタジオにおける黛 敏郎の作品は、同スタジオのエンジニアであった故・塩谷 宏への追悼盤CD『音の始源(はじまり)を求めて − 塩谷 宏の仕事 −』等で聴ける(左の画像の上。下は『黛 敏郎: 《涅槃》交響曲、他』岩城宏之 指揮, 2002年発売)。

なお、CD『音の始源(はじまり)を求めて − 塩谷 宏の仕事 −』は、2001年に「増補」となった際、カールハインツ・シュトックハウゼンが1966年にNHK電子音楽スタジオで作った「Telemusik(テレムジーク)」(17分25秒)が追加された。だが、追加収録のクレジットは、表&裏ジャケットにはない。CD未開封での外観では、「Telemusik(テレムジーク)」が追加されているのかわからない。

2006年02月16日(木)
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