私が『ニューオーリンズ伝説』(VHSビデオ, P-ヴァイン, 76分, 原題『Piano Players - Featuring New Orleans Piano Legends: Professor Longhair ・ Allen Toussaint ・ Tuts Washington』, 1982年初公開)を買ったのは、10何年か前だったと思う。税抜き9,200円(!)かつ日本語字幕なしという信じ難い商品であったが(ピーター・バラカンによる解説、会話/語りのシーンの対訳&要約の記された紙が付いてはいる)、値段は今でも変わっていない模様(→こちら。ビデオの入手は可能かどうか不明)。
なお、『ニューオーリンズ伝説』は、日本盤・海外盤ともに現時点ではDVD化されていない。 プロフェッサー・ロングヘア、アラン・トゥーサン、トゥッツ・ワシントンの3人によるピアノ共演スタジオ・リハーサル音源は、フェスの2CDアンソロジー『'Fess The Professor Longhair Anthology』(1993年, Rhino)のディスク2の最後にも収録。 『ニューオーリンズ伝説』に挿入されているザ・ミーターズのメンバーを従えたフェスのピアノ弾き語りパフォーマンスは、1974年10月30日にシカゴで収録されたテレビ番組からのもので、完全版はビデオ『Dr.John Sound Stage New Orleans Swamp』(1993年, 60分, Rhino)で見られる。
とりわけ印象深かったのは、ボウイの熱心なファン必読の『デヴィッド・ボウイ 神話の裏側』(ピーター&レニ・ギルマン著, 1987年発行, CBSソニー出版)ですでに指摘されていたことではあるが、異父兄テリーの精神の病(1985年1月自殺)と、その家系の出身である自分もテリーのように統合失調症を発症するのではないかという恐れに、ボウイ自身の発言およびナレーションによって赤裸々に触れていることである。 1987年に発表したアルバム『Never Let Me Down』と、それに伴うGlass Spider Tourの頃のボウイについて、「アーティストとして完全に枯渇していた」と語る的確な自己批評と率直さもボウイらしい。少しだけ登場する1974年のフィラデルフィア公演のライヴ映像は、単独作品としてDVD化すべき。
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■ キング・クリムゾンの1974年のライヴCD到着etc. ・キング・クリムゾンのマニア向けオフィシャルCDの第29弾となる最新作『Live In Heidelberg』(CLUB29)が、本日Discipline Global Mobileから届いた。 キング・クリムゾンの1974年3月29日のドイツでのライヴを、約58分不完全収録。演奏の出来は、一部ミスがあるものの悪くはない。サウンドボード録音ではあるが、公式発表を前提とした録音ではないようで、CDに収録されている最後の曲「Fracture」が始まって3分くらいの所で、テープ切れのような音を発しながら途切れてしまう。次回作のCLUB30は、キング・クリムゾンの1971年BrightonでのライヴCDとのこと。