doo-bop days
ブーツィラの音楽雑記



 『坂本龍一 の日本再発見 - ぼくの未来を探す旅』

10/24(日)16:00〜17:15、テレビ東京(&テレビ大阪?)で『坂本龍一 の日本再発見 - ぼくの未来を探す旅』が放映された。

「坂本龍一が、日本人としての”アイデンティティー”を求める旅に出る。青森県を訪れた坂本は友人の宗教学者、中沢新一と会う。三内丸山遺跡では作った石器で魚をさばくなど、縄文時代の生活を体験。さらに十和田湖近くの山中でキノコを採り、鍋料理を作る。アイヌ民族の聖地と呼ばれる、北海道の阿寒湖へも向かう。アイヌ文化の保存、復活に努めた故山本多助がここで晩年を過ごした。自給自足に近い生活を送りながら、沖縄古来の音楽と文化を伝え続ける男性も紹介していく。」
(4)阿寒湖畔に坂本龍一さん訪れTVロケ(釧根地方ニュースダイジェスト)

青森のおばあさん達による童唄の「お手玉」や、西表島の文化伝承者の石垣金星さんによる三線の弾き語り、アイヌ民族の先祖供養の儀式を始めとして、番組全般に渡り、どの映像も興味深かった。

山本多助『イタク カシカムイ《言葉の霊》 − アイヌ語の世界』(1991年, 北海道大学図書刊行会)アイヌ音楽関係では、アイヌ民族の故・山本多助エカシ(長老)による「イフンケ」(子守唄)が約40秒ながらも聴けたのはかなり貴重。山本多助エカシ(1904−1993)の姪で、アイヌ文様刺しゅう家のチカップ美恵子さん所有のカセットテープからのもので、約40年前の録音らしい。山本多助エカシは、幼い頃のチカップ美恵子さんのために「イフンケ」(子守唄)を歌ってあげたそうだが、チカップ美恵子さんは今でもそのことを覚えているという。山本多助エカシの著書を暗記するくらい山本多助エカシのことを尊敬している坂本龍一のためにということで、チカップ美恵子さんは小さなラジカセでその貴重なカセットテープを聴かせてあげていた。

他にアイヌ音楽関係は、十勝アイヌのエカシ(長老)の川上英幸さんらによる「クーリムセ」(「イヤ コーコー」、弓の舞)の唄と踊り、白糠アイヌ文化保存会によるアイヌ古式舞踏「フンペ リムセ」(クジラの歌舞)とトンコリ(樺太アイヌの弦楽器)、ムックリ(口琴)の実演、安東ウメ子さんのアルバム『イフンケ』から「サラバ」と「フタレ チュイ」の2曲が流れた。

[2005年11月24日 追記] アイヌ民族復権運動の父・山本多助展 十勝に生きるエカシの愛(『十勝毎日新聞社』2005年11月15〜17日)

2004年10月24日(日)



 Bruce Palmer 死去

2003年にCD化されたBruce Palmerの『The Cycle Is Complete』(US盤)
元バッファロー・スプリングフィールドのベーシストで、呪術的かつフリーキーなアシッド・フォークの傑作『The Cycle Is Complete』(1971年発表)等でも知られるブルース・パーマーが、10/1に亡くなった。58歳だった。死因は心臓発作によるものらしい。合掌。

News - Neil Young - Springfield's Palmer Dies(『Rolling Stone.com』)
B・スプリングフィールドのパーマーが死去(『BARKS』)

2004年10月12日(火)



 ジョアン・ジルベルト - 東京国際フォーラム・ホールA公演

会場で購入したジョアン・ジルベルト日本ツアーのパンフ
約3時間50分のライヴ(17:25〜21:15)。ジョアン・ジルベルト来日公演における最長のライヴか。
日本ツアー最終日の本日、会場は約5,000人の満員の観客で埋まった。1曲めから2時間くらいまではボサノヴァ&音楽の神髄に触れるような感動の連続であった。
だが、それ以降は、ジョアン・ジルベルトの意向により、昨年同様、ライヴの最初から空調停止で行われていたため、窓が1ヶ所も開いてない&空調が入ってない満員電車の車内にいるかのような実に不快な環境。暑いばかりでなく、酸素も欠乏しているようで、集中力をそがれ、眠気と気持ち悪さをもよおしてしまった。ただ、パフォーマンスの出来は後半の方が良かったと思う。
ライヴ中盤であったフリーズ(曲が終わった時の態勢を維持したまま身動きせず、固まり続けてしまうこと。ジョアン・ジルベルトによる観客への感謝の意らしい。観客はその間、拍手し続けている)は20分くらい。チケットぴあの先行予約でチケットを入手したが、1階席最後列に近い最悪の席であったのが唯一残念。

2004年10月11日(月)
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