doo-bop days
ブーツィラの音楽雑記



 安東ウメ子 - 「追悼抄」読売新聞

Oki featuring 安東ウメ子『Hankapuy』(1999年発表)
アイヌ文化伝承者の安東ウメ子さんに関する記事が、8/29(日)の読売新聞朝刊の「追悼抄」に載っていた。
去年2月に大腸がんが発見され、同年4月に手術を受けたものの、医師から「気力で生きてもらうしかない」と言われたウメ子さん。
去年8月録音のアルバム『ウポポ サンケ』や今年1/31の東京・浅草でのライヴ等に、ウメ子さんは体の痛みや苦しみに耐えながら、どんな思いと覚悟で臨まれたことであろうかと想像すると、胸が締め付けられ、涙が滲んできてしまう。
安東ウメ子さんは、アイヌ文化の伝承および音楽活動に強い信念を持ち、命を削りながら取り組まれたと、改めて認識させられる記事だった。

2004年08月29日(日)



 『アイヌ神謡集』をうたう / うた: 中本ムツ子

アイヌ関係の書籍の中で、最も有名かつ読まれているのは、アイヌ民族の知里幸恵(1903−1922)著の『アイヌ神謡集』(岩波文庫他)であろう。
その全13話をすべて謡(うた)に復元(by 片山龍峯)し、アイヌ民族の中本ムツ子(76歳)によってアイヌ語でうたわれた労作が、3枚組CD「『アイヌ神謡集』をうたう」である。

左ページにアイヌ語のローマ字表記、右ページに日本語訳が著された知里幸恵の『アイヌ神謡集』(岩波文庫)は、多くの読者同様、私も右ページの日本語訳しか読んでいない。その左ページが中本ムツ子によるアイヌ語の独唱で物語られた「『アイヌ神謡集』をうたう」は、『アイヌ神謡集』のCD版として後世に聴かれ続ける作品となりそうだ。「サケヘ」と言われる繰り返しの文句(例えば「ピイ トゥントゥン、ピイ トゥントゥン」など)や一定のリズムとリフレインが20数分も続く神謡があるなど、「『アイヌ神謡集』をうたう」はうた物語版ミニマルミュージックのようでもあり、音楽的にも興味深い。

知里幸恵の『アイヌ神謡集』が出版されて80年&知里幸恵 生誕100年の2003年に、本CD「『アイヌ神謡集』をうたう」は発表された。翌年、中本ムツ子は、アイヌ文化の伝承活動に対する功績が認められ、第38回吉川英治文化賞を受賞している。
表ジャケットの女性は知里幸恵, V.A.によるCD「銀のしずく〜知里幸恵『アイヌ神謡集』に捧ぐ〜」

・ユカラの響きよみがえる アイヌ神謡集CDが好評(2003/08/05, 『Project G』「N411 北海道・アイヌ民族」
『アイヌ神謡集』をうたう(版元ドットコム)
「アイヌ神謡集」を読みとく / 片山龍峯 編著 (草風館)
平成16年度 アイヌ文化賞受賞者 中本ムツ子

2004年08月26日(木)



 マイルスのブート購入


Miles Davis / At Playhouse 1975 Vol.2(1CD-R, So What!, SW-108)
 Live at The Playhouse, Hofstra University, Hempstead 1975 March 22
46分36秒。 ステレオ・オーディエンス録音(バンド記録用音源?)による、当時としては良好な音質。

Miles Davis / The Last: Complete Version(1CD-R, So What! Special Products, SWSP-022)
 LIVE AT HOLLYWOOD BOWL, LOS ANGELES, CALIFORNIA 1991/8/25 Miles Davis' "The Last" public concert performance.
59分44秒。オーディエンス録音による平凡な音質。マイルス生前最後のライヴ。

8/13には下記のマイルスのブートが届いた。
Miles Davis / Vienna 1973(1DVD-R, Mega Vision)
 LIVE AT STADTHALLE, VIENNA NOVEMBER 3, 1973
約62分。TV映像。画質は良好で、同じライヴを収録した『ELECTRIC MILES Vol.2』よりも良い。

Miles Davis / Brooklyn 1969(1CD-R, Mega Disc)
  LIVE AT BLUE CORONET, NEW YORK APRIL 1969
46分03秒。オーディエンス録音。音質は当時としては悪くない。

なお、上記Miles Davisの『Brooklyn 1969』と同一公演のロング・ヴァージョンが、So What!レーベルから近日発売される予定(店員談)。

2004年08月19日(木)
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