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2006年12月18日(月) ダムナティオ・メモリアエ


闘莉王ほんとにMVP…(一応予想あたりましたよ!)

いや、それより何より闘莉王の髪がさらさらに…!!!
あ、あれはストパー?縮毛矯正?世界が嫉妬する髪?
「よかったね〜」と思ったのもつかの間、賞はそっちのけで「うわ、さらさらしてる!きもっ!きもっ!」ってテレビの前で20回くらい叫んでしまったんですけど、何度も見てるうちに「う…なんかこれはこれでいいかも」って感じになってきましたです。乙女心と秋の空。
だって、正装姿だからかもだけど、よーっく見るとかなりざんぎり頭を叩いてみれば文明開化の音がする感じじゃないですか…?明治時代の古写真にでてきそう。それはそれでいい…。



ええと、ギターとドラムがはてしなき荒野への旅で奏でる愛の二重奏、トゥー・ギャランツが好きです。(詳しくはこのへんの日記)

トゥー・ギャランツの音源がたっぷりおいてあるとこをみつけて大興奮です。新曲、ライブ音源、未発表曲の嵐。あふぁー。うっとりしてしまう。いっぱいDLしたのに、まだまだあるよ。なにこれ。神だ。アップしてるひとも神だけど、これだけ全曲ツボにくるのも神だ。あとあらためて思い知らされたんですけど、私この人たちのことちょっと自分でもびっくりするくらい好きなような気がします。サマソニもっと予習してちゃんと曲もおぼえてから見ておけばよかったな。あー、タイソン、タイソン。テイラーとは違う陰湿なエロスだ、この人は。
>ドラム界のジーザス。
彼の今の流行は「ライブでパーカーをかぶる」らしい。
>パーカー1
>パーカー2
>パーカー3
>パーカー4
パーカーの上にベストとかどうなってんだ。ちゃんと面倒見てやれよアダム。でもむしろ服のセンスが変なひとっていいなぁ。いや、変なセンスが好きなんではなく、変なセンスの服を着ててもそれが似合っちゃうひとってすごい。

■膨大なライブ&ラジオ音源アーカイヴ。
http://twogallantsarchive.googlepages.com/mybabygone.html
■スタジオセッション4曲。
http://www.daytrotter.com/article/164/free-songs-two-gallants

特に新曲「Hand That Held Me Down」「In From The Rain」「Damnatio Memoriae」「The Trembling of the Rose」「Reflection of the Marionette」「Linger On」はどれも壮絶によいです、胸にジンジンきます。特に「Damnatio Memoriae」なんてすごくいい曲なのにタイトルはローマ時代の皇帝の「記憶抹消刑」。無駄に意味深。そんなとこもいいなぁ。ていうか彼らは1曲が長くてアルバムも9曲くらいしか入ってないから、ここでかき集めて十分新しいアルバム作れてしまう気がするのですけど、いいのかな。
あとはライブ音源も最高です。ライブならではの浮遊感と暴走する即興演奏、息絶えそうなMCと会場の気まずい静寂が楽しめます。


この写真とか若干かわいい気がするのですが(また別のパーカーにベストですけど)、こいつらまでかわいいとか思いはじめるとまた深入りして生活が厄介なことになるので、私の気の迷いだということにします。現に昨日は音源発掘に興奮しすぎて眠れなかったために今日会社でものすごく眠くなり、危険を感じて昼にミスドでカフェオレ三杯飲むはめになりました。飲んでから気づいたんですけど、カフェオレって普通のコーヒーとくらべてあんまり眠気覚ましの役に立たないですよね。ちぇ。



2006年12月16日(土) マイ・ベイビー・ゴーン


あーなんかもうひとりでほんこんいっちゃおうかな…
とか考えながら一日中ギター片手にひきこもってました。

レッズvsアビスパ。
あれだけ苦しんでたのに、延長戦で3点!3点て!最後の最後でチャンプの違いがでたってかんじかしらー。
アレックス客席にいたみたいだけど、結局ノロウイルスだったのかな違ったのかな。今ノロウイルスって変換したら「呪う居留守」ってなった。こえぇ。
しかし今日意外と席空いてましたね。次行ってみようかなー…。
ただ冬の観戦ってものすごい苦手。寒いのが本当にダメだ…。

さっきJリーグアウォーズ調べてたら優秀選手賞が浦和だらけで「お、アレックスも優秀選手賞に選ばれているぞ、しめしめ」と思ったんだけど、アレックスの写真、なんだか歯が異様に丈夫そうだな。せんべいとかコンクリートとかバリバリ噛めそうなんですけど。あと闘莉王、額も後ろ毛もうまく隠れてるアングル。カメラマングッジョブ。



おそいんですけど。

The Velvet Teenのドラマー、膨大なソロ活動、と音楽の才能にあふれるだけでは気がすまず、壮絶なアルバムジャケット絵(上図)まで描いていたローガン・ホワイトハースト氏が、今月わずか29歳にして脳腫瘍のため世を去りました。彼のいちばんの望みが「ひとに自分のつくった曲を聴かせること!」だったということで、現在彼の曲が無料mp3で大量に配布されまくっています。興味のある方はぜひ。
http://www.juniorscienceclub.com/index.html
ハッピーでおもちゃみたいなかわいい曲ばかりです。

おすすめ:
▼http://www.juniorscienceclub.com/loganarchive/index.html
「Me and the Snowman」(クリスマスにぴったり)
「A Matter of Twine」「Big Mistake」「The Death of a Dreamer」「Tokyo Narita」「Weep Day」

▼http://www.juniorscienceclub.com/music/VTSP/index.html
「What It's Like In Japan」
↑マリオの音入りで楽しい!すごいおすすめです。以下歌詞テキトー訳。
「巨大なコインがあらわれて/手から火の玉がとばせるようになったり/10倍の大きさにだってなれる/日本ってそんな感じ/緑の太いパイプが地面から伸びて/ブロックが宙に浮き/小さな亀がそこらをうろつき回ってる/日本に行ったら絶対そんな感じ/日本に着いたらきれいなお姫さまを/みつけて助け出さないと/でも大きな緑の亀を倒したときには/彼女はもうそこにはいない」
ピーチ姫…!

なんとゆーか上には偉そうに真面目に書いてみましたが私は今まで事情もつゆ知らず(今日だってトゥーギャランツ情報調べててたまたま知りましたし)、The Velvet Teenのドラマー交代も、いわゆる音楽性の違いってやつかな…と思ってました。だってバンドサウンドは全然がらりと変わってるし、交代後のドラマーは相当にエキセントリックな変態プレイだし、そのへんかと。それがまさか、闘病のためっていう理由もあったとは。
私は今まで特にファンってわけでもなく彼の絵を気に入ってた程度なので申し訳ないのですけど、こうして彼の作品をたくさん聴いてみると、特に「What It's Like In Japan」なんて、こんな楽しい曲を作るセンスを持ったひとをこんなに早くに亡くすなんて本当に惜しいことですね…!


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