Movin'on without you
mako



 名前。


あたしは、
名前を呼んでもらうのが、すごく好き。

一種の自己肯定みたいなもんかもしれないね。

そこにいていいんだよ。
って、言われてる気持ちになる。


親からもらった、自分の名前が
あたしはとても、好きです。

だから余計にあなたにも
名前で呼んでほしかったんだ。

いつか変わってしまうかもしれない、
名字じゃなくて。

誰でも勝手に名付けることのできる
愛称でもなくて。

永遠に変わることの無いだろう
あたしが生まれていちばんにもらった
この名前で。

「まこ」って呼んでいて欲しかったんだ。
ずっとずっと。ずっと。


だから、
こないだは嬉しかったな。

いつもは若干ごまかして、
愛称でしかあたしのこと呼ばないのに。

気付かないふりをしちゃったけど
本当は全部、気がついてたよ。

ありがとう。

些細なことだけど。
すごくしあわせだよ。

ありがとう。






2007年09月15日(土)



 孤独の上に成り立つもの。


人なんて、本当は、
すごく、孤独な生き物で。

誰かと共に、時を過ごしていても、
誰かととても信頼しあえていても、
誰かと、体を重ねているときでさえ、

あたしは、あたしにしか、なれない。

こんなに近くにいて
繋がったように思えても
余計に孤独を感じるのは
何故なんだろうね。


孤独を感じる瞬間というのは
前触れもなく、突如、やってきて。

それは、決して、独りでいるときだけでなく
誰といても、どこにいても、
きっと、感じてしまう時があって。

そして、その孤独は
寂しさだけでなく、
時には解放感を、与えてくれたりもする。

それがまた、
厄介なところなのかもね。
人っていう生き物の。

孤独なのに
人は、独りでは生きられないから。

孤独だからこそ
今、あなたと過ごすこの時間が
誰かと共にあるこの時間が
きっと、何よりも大切なのでしょう。


あなたといるとね、
時々、感じるよ。

あなたの抱えてる孤独の量は
もしかしたら、人より多いんじゃないかって。
孤独を感じるセンサーを
人より沢山持って
生まれて来ちゃったんじゃないかって。

あなたのその、
人を惹きつけるパワーとか
誰からも好かれる笑顔とか
やたら人の気持ちを察知するのがうまいとことか

それって、あなたの
もの凄い、孤独の上に
成り立っている気がするのは

あたしの思い過ごしなのかな。


今日ね。
青い空が、とても、寂しくて。
その孤独と向き合いながら、
あたしは初めて、
そんなことを、思ったよ。

あなたの抱えてる気持ちが
本当はどうかなんて、
勿論わかりっこないんだけど。

でも、そんな、気がした。


解りたいなんてことは、言わない。
到底無理なことだって知ってるから。

だけどもし、
あたしがそうであるように。

自分を大事に想ってくれる人の存在に
助けられる夜が、あるのなら

あたしが絶対、想い続けてるね。
どんな時でも。


自己満足だって解ってるけど。
想うくらい、いっかな、って。
それくらいは、許されるかな、って。

青い青い空を見上げながら
あたしはずっと
そんなことを考えてたよ。







2007年09月14日(金)



 寂しい。


なんだか。

無性に、どうしようもない程に。

とても、とても、すごく、寂しくて。

どうしよう。


会いたいと思っていたけど、
会った後の方が、寂しくなってしまった。


あなたはいつもと、
別に何も変わらないのに。

会ったらちゃんと、優しくて
抱きしめてくれて、キスしてくれて、
かわいいって言ってくれて、
今日は、名前だっていっぱい呼んでくれた。

嬉しかった。
ありがとう。


なのに、
なんだかすごく、寂しい。
今日は、寂しい。


この寂しさは、どっからやってくるんだろう。

あたしの心の不安定だろうな。
決して、あなたのせいじゃない。

じゃなきゃ、こんな関係。
続けてけないことは、もう、知ってるんだ。


あなたが帰る場所で
あなたの帰りを待つ人は、

もう一生、
こんな寂しさとは無縁でいられるのでしょうか。

そやって考えたら
もうひとつ、悲しかった。


寂しくて、悲しくて。
心が、落ち着いてくれない。

こんな夜を
どやってやりきれば、いいんだろう。
どやってやりきるのが、正しいのかな。



会いたい。
今日は、そんなワガママを言ってしまいそうで。

でも、ほんとは、会いたい。

ちょっとだけ、
切ない。



すき。


2007年09月11日(火)



 泊まり木。

あたしは、あなたが、
いちばん、心安らげる場所で在りたい。

仕事という名の戦いの合間に、
ほっと、息を吐ける場所で在りたい。

心安らげる場所が
決して、家庭という場所と
一致する訳じゃないことを
知ってるから。

それは、高校生だった自分を
その場所から、救い出してくれた人が、いたから。

昨日、その人が
あたしのゆめに出てきました。

いかせんという名の、その人が。


++++++++++++++++++++++

今、あたしの大好きな人は、
どこかしら、いつも戦っているような人です。

少なくともあたしには、
そう見える。

そしていつも、
何かを抱えてる。そんな気がする。


そんな人だからこそ、
あたしは、泊まり木になれたら、
それでいいよ。

しがらみがないからこそ、
本音でいられることも
弱音を吐けることも
きっと、あるでしょう?


あたしたちは
いろんなものの中で
自分を見失わないように
高い高い壁を自分で立てて、
そのせいで苦しくなって、
でも、戦うことを、辞められない。


いつか。
北の国に、帰ってしまうことは解ってても、
短い冬の間だけ、癒せるような

そんな存在に、なりたい。
南の小島みたいな。


あなたの側で、
あなたが笑ってるのを見ていられたら

ほんとはそれで
しあわせなのにな。

どうして人っていうのは
もっとたくさん欲しいと、
願ってしまう日が、来るんだろう。


あなたが安らげる場所で在りたい。
心から共に在れる、存在になりたい。




2007年09月08日(土)



 蜜月。


なんていうのか。

会ってるときは
一緒にいるときは
ほんと、仲良しさんで。

ちょっと、本人も驚くくらいの
ラブラブぶりで。

‥ラブラブって
文字にするとあまりに恥ずかしすぎる‥。


なんの不安もなくて
大好きで、
あなたが愛しくて、可愛くて、大切で。
きゅーって、なる。


幸せ。
本当に、幸せ。

あなたもこんな気持ちで、
いてくれたらいいのにな。

来週は会えないかも、って言ったら
寂しいやんって。

そやって言ってくれるあなたが
大好きです。


この幸せが、
できる限り長く続くように
祈ることしかできないけど。

それでもあたし、祈ってる。

お互いの存在が、今以上に
お互いにとって、大切なものになるように。
無くてはならない存在に、なれるように。

もっともっと、愛し合おうね。
ありがとう。




2007年09月07日(金)



 満ちる。


あなたから逃げたくて、
衝動買いした、ブレスレットを
あなたが「はめたげよっか?」って言ってくれた。

そんなことすら嬉しいのは
この恋愛が、ままごとみたいだからかな。

それとも、この恋愛が
お互いにとって、逃避そのもの、
だからかな。


でも、決めたんだ。
とことんまで、いこうって。

揺れてた気持ちに
なんの迷いもなくなった、瞬間。

いつの日か、
あなたを包み込む存在になれたら。

それが、あたしの願いです。

幸せは、もう十分、もらってる。
日に日に、大切な存在になってく。

穏やかに、穏やかに。

こんな気持ちが続きますように。








2007年09月01日(土)



 一緒に、堕ちよう。

あなたの気持ちを、疑って、ごめんね。



++++++++++++++++++++++

あの夜以来、初めて会った日。
あなたが、あたしを抱きしめながら、言った。

「もう、来てくれないかと思った」

あの瞬間、わかったことがある。
不安の量は、あなたも同じだったってこと。

あたしはちゃんと、
想ってもらえてたんだね。

言いようのない安心感と
寂しくさせてごめんね、って気持ちと。

なんだか、すごくすごく
しあわせだった。あたし。


ありがとう。

心の底から、感謝したいよ。
あなたと、あなたを創ったすべてのものに。

そうして、初めて
抱きしめたいって思えた。
抱きしめて、でも
抱きしめられたい、でもなく。

ただ、あなたを抱きしめたいなって。

あの瞬間から、
あなたはあたしの、愛しい人になったよ。
まぎれも、偽りもなく。







2007年08月31日(金)



 逃避。


こういう度に
つい、やってしまうことがいくつかあって。

それは、完全な逃避で。

そんなんで逃げられるなら、
忘れられるなら、忘れてみたいけど。


まず、タバコ。
あなたに出逢って以来、やめてたsmorking
ばれたくなくて、1年以上、禁煙してたのにな。

なんか、ちょっとだけ、皮肉だ。
吸う理由も辞める理由も、結局男だなんて。


それから、衝動買い。
今回は、ピンクゴールドのブレスレット。

見るたびに思い出すかな。
というより、思い出したいんだろうな。

お決まりの、自己陶酔。


そして、旅。
ひとり、旅。

でもこれは、あたしの中では
最も生産的な現実逃避。

ちゃんとひとりになって
経験値、上げて。
少しのおいしいものと
土地の人と
自然と、景色と。

無条件に癒してくれるのが、
あたしにとっての独り旅。


どっか、行こう。
はやく、はやく。どこかへ。




2007年08月21日(火)



 優しさと偽りと。


似てると感じたそのすぐ後に。

いかせんの方が、優しかったんじゃないかと。
そんな風にすら思えてきて、

胃の中の物を、全部だした。


あのひとより優しくない男って
どーなんよ。それって。


だっていかせんは、
朝まで一緒に、いてくれた。

深夜にあたしを
ひとりぼっちになんか、させなかった。

寒い寒い冬の街で
気温がマイナスになりそうな、あの街で
あたしとずっと、一緒にいてくれた。


あたしの名前も、呼んでくれた。
ちゃんと、まこ、って。
「まこ、かわいいね。」って。

ちゃんと、ちゃんと。


名前を呼んで欲しい。
そう、願っただけなのに。

そんなことすら叶わないなんて。



泣けない代わりに、吐くことでしか
つらいつらいと叫べない。

あたしはいつから
こんな、純粋じゃなくなったんだろう。

いかせんとキスしただけで
一晩中、泣けた、
そんな夜も、確かにあったのにね。


今のあたしも、そんなだったら
幾分かは、楽になれたでしょうか。

理性的にもなれないくせに
感情で生きることもできない。


だったらあたしは
どうしたらいいんだろう。


自分で決める年になったのに
目の前の快楽に、流される。

ほら、一緒だね。
いかせんとも、あなたとも。


違うのは、
あたしだけが、後で泣くこと。
好きになって、しまうこと。






2007年08月20日(月)



 癖。


あなたの抱き方が
いかせんのそれと、とても酷似していると気付いたとき、

初めて、
傷ついた気がした。


同じ事を繰り返す自分にも
同じ種類の男だと腑に落ちた納得にも
思い出の反芻にも
そして、これからの未来にも

なにひとつ希望がもてなくて
そう悟った、瞬間に、なった。


似てるからすきになったわけじゃないのに
共通点が、あたしをくるしめてく。

触れ方。キスの仕方。順序。態度。ことば。

最中だけかわいいって言う、
そんなところまで、似なくていいのに。

嘘だってすぐわかる、
そんなんなら、吐かなくていいのに。






2007年08月19日(日)
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