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しもさんの「気になる一言」
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2022年04月11日(月)
曜日の感覚がなくなってくるね

「無職」になって11日目。
と言っても、昨年度末に、町シルバー人材センターに登録して、
「公園管理人」として仕事をいただいた。
週に何度か、柿田川公園の維持管理を中心に、
町内の「公園」と名のつく場所を巡回している仕事だが、
人間関係の面倒臭さにストレスが溜まっていた頃に比べれば、
気が楽だし、お昼のお弁当も美味しい。(笑)
何人の方から「どう? 今の気分は?」と問われて、
私の口から出た台詞が「曜日の感覚がなくなってくるね」だった。
毎週何曜日でもなければ、週に何回でもない。
事務局で作成してくれたスケジュールに沿って、働くだけ。
平日、土曜日、日曜日、祝日を意識することもなく、
今の季節、少し滲んできた額の汗を拭きながら。
隠居生活ってこんな感じなのかな?、と苦笑いした。
日曜日を意識しないと、NHK大河ドラマも見過ごしてしまいそう。
まぁ、観光の仕事をしていた3年間も、365日、ほぼ毎日仕事で、
曜日の感覚はなかったけど・・



2022年04月10日(日)
山本大将の考えを読み、彼の次の動きを教えろ

映画「ミッドウェイ」(ローランド・エメリッヒ監督)から。
戦争も含め、あらゆる戦いは、情報部の役割が大きい。
太平洋戦争前半、攻撃力では優っていた日本が負けたのは、
この「情報戦」に負けたから・・という他ならない。
作戦の指示を出す役割の日本連合艦隊司令官「山本五十六」を
徹底的に調査研究し、こんな場面では、きっとこう考える、
こんな状況なら、こういう作戦に出る・・と推測した。
それはたぶん、将棋などを通して、彼の思考回路を分析した、
そういうことなんだと思う。
情報部の役割について、こんな台詞があった。
「大将、私は結婚パーティーの招待状を見なくても、
業者が料理を準備し、生花店がバラを揃え、バンドが雇われたと知れば、
その事実を手がかりとして報告します。それが情報部」
どんな細かいことでもデータを収集し、分析すれば、
行動(考え方)にも必ず癖とか、傾向が見つかるはず。
そんなところを、戦争の作戦に生かすところが、アメリカらしい。
「まだこの戦いを制すことは可能です」と意気込む部下を、
山本五十六が叱咤する。「君は将棋のやり過ぎだ。
我々のメンツのために、残りの艦隊を失うわけにはいかない」と。
日本幹部の彼らが「将棋」ではなく「囲碁」を嗜んでいれば、
戦況は大きく違った、という人がいたのを思い出した。
最後に一つ、アメリカから見れば、終戦は8月15日ではなく、
日本降伏調印式だった9月2日と、再認識されられたテロップ。
この辺りのズレ、いつまで続くんだろう。



2022年04月09日(土)
素敵、ヨーロッパみたい

柿田川公園を散策していると、観光客の感想が耳に入ってくる。
今までは「第一展望台」の幾つもの湧き間を観た人たちや、
「第二展望台」の「ブルーホール」、神秘の青色を観た人たちが、
「うぁ〜」という驚きの声と共に発する感想が多かった。
しかし、今回は、晩秋になるとアユが遡上し産卵する「舟付場」、
それも大きな湧き間ではなく、反対側の小川から本流に向かう景色、
ビオトープに近い、ありのままの風景を観ながら、
「素敵、ヨーロッパみたい」と表現してくれた。
私たちが外来種駆除作業に入る以外、何も整備されていない場所、
そこが評価されたことに、私は嬉しくてメモをした。
(たぶん)ヨーロッパの、それも都市ではない地域を訪れたことのある、
女性の感想で、また新たなスポットを発見した気がする。
何年も、何万枚も撮影している柿田川公園だけれど、
確かに、この場所の写真に「いいね」が押されることが多い。
ヨーロッパの風景・・もう少し勉強しなくちゃなぁ。



2022年04月08日(金)
執行猶予中だから命令に従うしかないの

映画「COLD WAR あの歌、2つの心」
(パベウ・パブリコフスキ監督)から。
「ポーランド・イギリス・フランス合作」の文字に惹かれ、
どんな作品になるのだろうか、久々のモノクロ映像の恋愛作品に、
やや未知数な期待を持ちながらの鑑賞となった。
気になった原題の「Zimna wojna」は、
ポーランド語で「COLD WAR」(冷戦)を意味し、
それに続く「あの歌、2つの心」は、主人公の彼女が歌う曲の中に、
「2つの心の4つの瞳」というフリーズが出てくる。
冷戦下の中での恋愛は、単純に「好き」では済まされないことを
幸せそうに寝転んでいた二人に、こんな会話をさせている。
「白状するね、密告してたの?」「僕のことをか?」
「毎週カチマレクに、害のないことだけ。あいつ言い寄るの」
「何を探ってる?」「色々とね。西側のの放送を聞くかとか
神を信じているかとか。信じてる?、私は信じてる」など。
それを彼女の口から聞いて、男は黙って立ち去る。
そんな彼に向かって彼女が叫ぶ。「わかってる、私は馬鹿よ。
執行猶予中だから命令に従うしかないの」
こんな手段を使っても、東は西の、西は東の情報が欲しいらしい。
「東ベルリンは、社会主義陣営と帝国主義陣営の間にある。
平和主義対報復主義だ」
「ワルシャワの東のパリだ」なんて台詞も飛び交う中の恋愛。
その弾圧された関係が、余計にふたりの関係を切なくさせていたな。



2022年04月07日(木)
使わないスマホアプリを削除する

以前、退職して思いきり生活を変えるには、
スマホのトップ画面を変えてみることを提案した。
次に試したのは「使わないスマホアプリを削除する」。
これまた、面白いように気持ちが楽になってくる。
こんなに、アプリに頼って生活していたのか・・と驚く。
マップ、天気予報、ニュース・・ありとあらゆる情報が
手に入るけれど、どうしても必要か?と問われたら、
「No」と答えるだろう、と思えるアプリが沢山あった。
アプリの整理、これもまた「断捨離」してみるといい。
場所を取らないし、邪魔にならないから残しておく、
それもいいけれど、必要になったら、
またダウンロードすればいい・・と考えられれば、
スマホの中も、スッキリするだろう。
これまた、お試しあれ。
本当に、生活に必要なアプリは意外と少ないから。



2022年04月06日(水)
強引なやり方には抵抗する勢力も現れます

確か、テレビ番組で耳にしてメモしたけれど、
どんな場面のどんな時に発せられたフレーズだったのか、
情報源不足で申し訳ない。
ただ、妙に腑に落ちたことは覚えている。
「強引なやり方には抵抗する勢力も現れます」
強引なやり方をするのが、ある国なのか、政府なのか、知事なのか、
それとも、会社の上司なのか、部下なのか、はわからない。
けれど、すべて同じ方向を向かないと気が済まない、
とにかく、右向け右・・・と号令をかけると、
どうしても納得いかない人は、反対勢力として存在する。
それは、どんな場面でもありえることだから、
強引にやろうとすればするほど、抵抗勢力を意識する必要がある。
そこを読み間違えると、自業自得として、大きな抵抗に遭い、
やりたいこともできないケースとなって増えている。
今時、100パーセントはあり得ない。51パーセントの賛同者でいい。
だから謙虚に・・と思うのだが、その意味がわからない人が増えたなぁ。



2022年04月05日(火)
存在するだけじゃなく生きるんだ

映画「グッバイ、リチャード!」(ウェイン・ロバーツ監督)から。
突然の余命宣告のパターンで思い出す映画は数多い。
しかし、映画「生きる」(黒澤明監督)を超える作品は、
なかなか見当たらないのも事実。
第1章 言いたいことがある
第2章 正面からぶち当たれ
第3章 俺は本当に死ぬ
第4章 本気を出してきた
第5章 まだ言いたいことがある
第6章 ついに時が来た
珍しい章立ての展開に、少し違和感を感じながら、
妻や子どもが、夫・父親の死に対してて、
意外とあっさりしていて、ちょっぴり焦った。
メモしたフレーズを1つ選ぶとしたら、
「なぜこの人生と言う奇妙なもの中に漂い、
生きようとしないのか。生きないければダメだ。
存在するだけじゃなく生きるんだ。
もがいて失敗して正面からぶち当たれ」かな。
特に「存在するだけじゃなく生きるんだ」は、
60歳を超えた私たちには、ズシリと重く響いた。
でも・・周りに迷惑をかけずに、1日を丁寧に過ごし
存在するだけでもいいじゃないか、と思う私もいる。(汗)
歴史に名を残すほどのこともできないのだから。



2022年04月04日(月)
スマホのトップ画面を入れ替えてみる

よく退職を機に「第二の人生」というけれど、
生活のリズムが180度変わるわけでなく、
なんとなく時間に余裕ができただけ、というのが、
私の実感てある。
そんなわけでモヤモヤしていた、こだわりの私は、
なんとか今までの生活を引きずりたくない、と思い、
試行錯誤している。
起きる時間やタイムスケジュールを変えてみたが、
ちょっと変わったかな・・程度の変化。
テレビを観ないで、ラジオ生活にするなど、
逆に今までの生活を急に変えると体調を崩しそう、を
言い訳にして、なかなか抜けきれない私がいた。
今まで試してみて、一番効果があったのは、
「スマホのトップ画面を入れ替えてみる」だった。
周りからの連絡を始め、あらゆる情報を
どれだけスマホに頼っていたか、を理解できるし、
それを止めても誰にも迷惑がかからない、ことを知った。
これでだいぶ、スッキリする。お試しあれ。



2022年04月03日(日)
今日は何色?

「無職」と言いながら、なぜか毎日忙しい。(汗)
なぜか?  年度始めということもあり、
以前から加入している団体の活動や、この4月から始めた活動まで、
日替わりに・・いや、午前、午後と別々に行われたりしている。
昨日は「清水町シルバー人材センター」からの請仕事、
そして今日は、朝から「地元・伏見区の協議員」として、
小雨の降る中「資源ごみ回収」の当番。
午後からは「清水町観光ボランティアガイドの会」の会員として、
観光案内所「わくら柿田川にて、2時間ほど案内役をした。
面白かったのは、各団体別に、ユニフォームの色が決まっていて、
そのたびに、ウィンドブレーカーが変わる。
「清水町シルバー人材センター」は「黄色」「地元・伏見区」は「赤色」、
「清水町観光ボランティアガイドの会」は「青色」
まさしく「信号の色」(赤・青・黄色)だったので、妻と大笑いした。
「今日は何の活動?」と訊くよりも「今日は何色?」と訊いて欲しい、
そんな会話をした。(汗)
明日からは、ちょっとのんびりに「無職」(無色)だったかな?
いや、明日は「清水町観光ボランティアガイドの会」の定例会だから、
「今日は何色?」と訊かれたら「青色だよ」と答えようっと。(笑)



2022年04月02日(土)
20年ぶりの妻の手作り弁当

3月31日に退任して、「無職」の肩書きで迎えた、初仕事。(笑)
退職の少し前に、シルバー人材センターの加入条件が60歳以上と知り、
早速登録して、与えてもらった仕事は「公園管理人」。
支給された腕章には「公園維持管理作業員」と書かれていたが、
町内の都市公園や児童公園などの維持管理が主な仕事らしい。
仕事については、またぼちぼちと書いていくが、
今回の話題は「20年ぶりの妻の手作り弁当」。
娘が高校卒業して以来というから、本当に久しぶりだ。
まちづくりをしている公務員だから、妻に作ってもらった弁当ではなく、
昼食は、町内の飲食店やお弁当屋さんで・・というこだわりから、
お昼はずっと外食だったのだが、それも卒業したから、弁当持参とした。
お昼の休憩時間に、妻が作ってくれた弁当を開ける瞬間、
なんだか照れくさかったけれど、ちょっと新鮮な気分だった。
もちろん、公園管理の仕事は毎日ではないし、週に1、2度だけど、
妻の手作り弁当を食べる楽しみができたことは、嬉しい。
「愛妻弁当」かどうかは、妻に訊いてみなければわからない。(汗)
朝食も夕食も、一緒に食べているんだけれどなぁ。