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しもさんの「気になる一言」
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2021年10月15日(金)
そんなに目立ちたいかな。父親としては失格だ

映画「リトル・シングス」(ジョン・リー・ハンコック監督)から。
タイトルの「小さなこと」は、何度か会話に出てくる。
「ジュリーは何を食べた?」「ローストビーフだ、なぜ?」
「小さなことが重要なんだ。小さなことが命取りに」というシーン。
また、作品のラストシーン。
「二度と家に来るな。名前も口にしたり、資料を見たりするな。
奴は甦り、君を破滅させる。
覚えとけ、小さなことが君を追い詰める。命取りになる」。
ただ、あまりインパクトがなく、心に残らなかった。
逆に、物語とは関係ないが、主人公の1人である、
ロサンゼルス郡保安局の巡査部長バクスターに、
取調べを受けている連続殺人事件の犯人が投げかけた台詞。
「言い忘れた。家族の写真を見たよ。なんで人前に出すかな。
そんなに目立ちたいかな。父親としては失格だ。
一体どうやって2人の娘を守る?。女性1人とその家族も救えないのに」
この台詞には、正直、ドッキリした。
連続殺人の犯人らは、こういったSNSなどの写真から、
次なるターゲットを決めたりすることがあるということ。
自分たちから、俺たちみたいな人間に、これが私の家族です、
どうぞ、誘拐してください・・って言っているみたいだ、
そんなニュアンスの言葉と受け止めた。
だから「そんなに目立ちたいかな。父親としては失格だ」が、
心に刺さった。
ネット情報を見ているのは、いい人ばかりじゃないってこと。
犯罪者の心情、肝に銘じたい。



2021年10月14日(木)
アユにとっては礫が必要。実は、小石ではないんですよ

毎年この季節になると、本流の外来種駆除作業を中断して、
11月下旬に、アユが産卵する(予定)の舟付場という場所で、
一年間に積もった土砂を少しばかり掘り直す、
水深25センチくらい、長靴の高さくらいまで掘り下げる
そんな作業を、毎年の恒例行事のように実施した。
アユにとって、良好な産卵条件を整備してあげるつもりで、
最後に、産卵しやすいような小石をばら撒いておく、
もう何年もそう理解していたら、自然保護団体の方から、
なるほど・・と思うアドバイスをいただいた。
「アユにとっては礫が必要。実は、小石ではないんですよ」
地質学では粒径が2〜16分の1ミリメートルのものを砂、
2ミリメートル以上のものを礫と呼ぶ。
アユは、産卵の際には礫を動かして、その間に産卵するため、
アユが動かすことができる程度の礫(1-50ミリ程度)が必要。
また、アユが動かしやすい「浮き石」状態であることが不可欠。
だから、粒径0.5mm以下の砂泥は産卵の障害となるし、
あまり粒が大きいと、アユが動かすことができず、
これまた障害となる、ということだ。
アユが産卵している写真や動画だけではわからない情報、
一緒に作業して教えてもらうしかないなぁ



2021年10月13日(水)
柿田川楽しみ方アドバイザー

最近、柿田川に関して、いろいろな相談を受ける機会が増えた。
以前は、写真・動画の提供依頼が多かったが、
ウォーキングのコースアドバイスや、マップ作成の相談、
ボランティア活動したいけど・・など、多種多様になってきた。
これこそ、私の思い描く「柿田川」の楽しみ方の提案につながる。
そんな私の動きを知ってか知らずか、
「名刺の肩書きを『柿田川楽しみ方アドバイザー』にしたら?」
と言ってくれる人がいて、とても嬉しかった。
以前は「柿田川楽しみ方プランナー」にしたかったけれど、
歳を重ねて、体力・気力の限界を感じるようになってからは、
なんでも自分でやってしまうのではなく、みんなと一種に・・
それも、楽しく、面白く・・を基本に生きていくことを覚えた。
だから「プランナー」「コーディネーター」よりも、
「アドバイザー」(助言者)の肩書きがいいな、って思う。(笑)
依頼がなければないで、マイペースで生きていけばいい・・
そんなスタンスが、今の自分にはピッタリしている気がする。
今度、新しい名刺を作るとしたら、
「柿田川楽しみ方アドバイザー」と記したい、と思う。
また、ふざけたことを・・・って、叱られちゃうかな。(汗)



2021年10月12日(火)
大企業の社員研修所を、高校生の勉強合宿に

今、大企業の自社の社員向けに建てた研修所や厚生施設が、
コロナ禍の影響か、利用者が激減しているらしい。
では逆に、そんな施設を安く利用したい、と思っている人たちは?
そう考えたら、大学受験を控えている高校生が浮かんできた。
自動車の免許を集中合宿で取得する人たちが増えているのだから、
大学の受験勉強も、暑い夏休み、寒い冬休みを、
自宅や近場の図書館で過ごすより、大手企業の研修所を利用する方が
断然、効率がいい気がするので、わからなくもない。
各部屋に、勉強机は完備されているし、テレビもない。(笑)
ほとんど自然が満喫できる場所にあるので、コンビニなども遠い。
食堂ではカロリー計算されたメニューが用意されていて、
知らずに健康になってしまうかも。
さらに、周りが同じような受験生だと、イヤでも刺激になるし、
そこで知り合った人と、ネットワークも広がる。
そしてそのための費用は、親や祖父母が出してくれるに違いない。
観光旅行は、まだまだ全開とはいかないからこそ、
ターゲットを思い切って変えてみる必要がありそうだなぁ。



2021年10月11日(月)
長さが全て同じゴルフクラブ

先日、ゴルフの雑誌をペラペラと眺めていたら、
思わず、あっ・・と呟いてしまった、発想の転換にぶつかった。
定年退職数年前から、いろいろなものを止めたが、
その中の一つに「ゴルフ」があった。
言い訳は「普通、どんなスポーツでも、お金と時間を使えば、
それなりのレベルに届くはずなのに、ゴルフだけは別。
いくら時間とお金をかけても、私の運動神経では『86』が限界」
そんなわけで、ゴルフに関する情報は遮断していたが、
偶然、時間調整のつもりで寄った本屋で手にしたゴルフ雑誌に、
「長さが全て同じゴルフクラブ(アイアン)」が紹介されていた。
もう、だいぶ前から発売されているのかもしれないが、
私には、驚く情報だった。
だってゴルフのアイアンは、フルショットで飛ばす距離により
使用するクラブを変えるのが基本。
そのクラブが描く弧の大きさとヘッドの角度で、距離が変わる。
ということは、クラブの長さも求める距離によって、変わる。
だから、そこには疑う余地がなかった。
当然、クラブの長さにより、前傾姿勢も変わってくるし、
その打ち方も、変わってくるに違いなかった。
けれど、今回知ったのは、全て同じ長さのアイアンクラブ。
距離に関係なく、いつでも同じ振り方をすればいい・・となる。
言い換えれば、ヘッドの角度だけを意識すればいいということだ。
ゴルフスイングはいつも一定、一つの振り方を覚えればいい。
とても、シンプルな発想に、私のメモが増えた。
でも、全てフェアウェイで打てるわけではないからなぁ、私の場合。
同じ長さでも、握る位置を変えるなら同じか・・とほほ。



2021年10月10日(日)
隣の芝生が青く見える、民間企業の大きな開発

静岡県東部、これからの話題は間違いなく、
トヨタの未来都市「ウーブン・シティ」(裾野市)。
あと数年後には、私たちのまちづくりとは関係なく、
全国、世界から集まった2,000人以上が住む、らしい。
近隣市町は比較され、少なからずその影響を受ける。(はず)
実現すると「隣の芝生は青く見える」どころの話ではない。
そもそも「隣の芝生は青く見える」とは、
他人が持っていたり備えていたりするものは、
自分のそれよりもよく見えてしまうものである、という意味だが、
隣の芝が見えるところへ移住してしまうことも考えられる。
静岡県東部は、ここ数年、NHK大河ドラマの舞台になったり、
ウーブン・シティのような、民間企業の大きな開発が目白押し。
この生活の変化は、地震のように突然起きるわけではなく、
今から少しずつでも、準備をしていかないと・・と思うから、
もっともっと「柿田川」に特化して魅力を発信し、
近くにこんな、すごい川があることを情報発信していく。
それが私に与えられたミッションかな、と気持ちを引き締めた。
いくらどんなに素晴らしい「未来都市」でも出来ないのは、
四季折々に変わる自然の景色だろう・・。
世界・全国から視察に訪れる人たちをターゲットに、
「柿田川」(Kakita River)を売り出していくチャンスだ。
ウーブン・シティの近くにある観光スポットではなく、
ウーブン・シティの一部「未来都市の庭」になるつもりで。
変化はものすごいスピードでやってくるから、
もうしばらく、のんびりしてられないかもなぁ。



2021年10月09日(土)
「追加注文には遅い?」「何も遅すぎることはないさ」

映画「イーディ、83歳 はじめての山登り」
(サイモン・ハンター監督)から。
現実的には、ちょっと無理がある挑戦だが、
いくつになっても、遅すぎることはないことを、
彼女は私たちに教えてくれた。
そのきっかけとなったのが、喫茶店?の店員との会話。
追加で何か食べようとしたのか、飲もうとしたのか、
「追加注文には遅い?」と訊ねると、
店員は「何も遅すぎることはないさ」と答えただけ。
そうか、歳だから・・を理由に諦めることもないし、
特に、小さい頃からの夢なら、誰がなんと言ったって、
幾つになっても遅いことはない、と解釈した彼女。
ちょっと頑固で、私は苦手なタイプだけど(汗)
高齢になってから、自分の夢を叶えるのには、
若い人の助けがいることも悟ったに違いない。
そのことに気付いたことが、一番の収穫かもなぁ。



2021年10月08日(金)
湧き間が日差しを跳ね返している

ほぼ毎日撮影している、柿田川公園・第2展望台。
季節や時間帯、角度によって、色が変わるって話は、
いろいろなところでしたけれど、青い水面下で、
モコモコと吹き出している湧き間を、文字してみると、
なかなかその雰囲気が伝わらず、悩んでいたら、
ある雑誌で、同じような「湧き間」の写真の横に、
こんなキャプションがついていて、
思わずこれだ・・頷きながら、メモをした。
「湧き間が朝日を跳ね返している」
湧いている様子は、動画だと一目瞭然なんだけれど、
写真となると、なかなか難しい。
だから、それを補うキャッチコピーなどをメモしている。
柿田川ブルーホールの場合、朝日だけじゃないから、
ちょっと応用して(パクって(汗))
「湧き間が日差しを跳ね返している」としてみた。
それくらい湧き間の勢い、パワーを感じられることを
伝えたいのだが・・・。
実は、日差しも湧き間に負けず・・と照らし続け、
1日観察していると、勝ったり負けたり・・いい勝負。
「湧き間」と差し込む「日差し」、
勝負というより、コラボレーションだな、きっと。



2021年10月07日(木)
友達とは、一緒に同じ景色をみること

63歳にもなって「友達」の定義もおかしいかな?と思いながらも、
若い学生の頃の定義と、還暦を過ぎた今では、友達の定義も違うかな、
そんなことを感じて、いろいろ探してみた。
もちろん、置かれている生活環境も、家族構成なども、全く違い、
学生の頃とは、格段の親密度は違うけれど、やはり友達は大切だ。
では、その定義は・・と考えていたら、このフレーズにぶつかった。
(すみません・・情報源不明です)
「友達とは、一緒に同じ景色をみること」
視野はパノラマで、目の前に広がる同じ景色を、
ゆったりと眺め、感動しあえる関係、と理解した。
夫婦も、友達も、お互いをじっと見つめ向き合う関係ではなく、
同じ方向、同じ景色を眺めるくらいの立ち位置が心地よい。
言い換えると「心地よい関係」なんだろうな、と思う。
何でも一緒に行動するのではなく、必要な時に応援を頼み、頼まれる、
そんな余裕のある関係が、私には嬉しい。
人それぞれに、定義はあるだろうけれど、歳を重ねることで、
「夫婦とは」「親子とは」「友達とは」などの定義も変わってくる。
時間があったら、自分なりの「再定義」をしてみたらどうだろう。
たぶん、意外なことに気づくかもしれないなぁ。



2021年10月06日(水)
子どもの質問に答えるのは面白い

日曜日のラジオ番組「子ども科学電話相談」を楽しみにしている。
予想もしない質問の嵐に、回答者の先生方は、大変だろうな、と
勝手に想像していたら、意外と楽しんでいることを知った。
「えっ、どうして?」と考えていたら、答えは明確だった。
「子どもの質問は、ネットではストレートに答えが出てこない。
いろいろな知識を組み合わせて、推察しないと答えられない。
だから、子どもの質問に答えるのは面白い」と。
あっ、なるほど・・と思った。
私が、子どもたちに柿田川をについて、ざっと説明した後、
「質問ある人?」と問いかけると、多くの子どもたちの手が上がる。
「どんな質問ですか?」と聞き返すと、動植物のことが多い。
「カタツムリはどれだけ賢いのですか?」とか訊かれたら、
インターネットでは、なかなか答えが見つからないはず。
人間が持っていない能力について、興味関心があるようだ。
この「なぜかな?」「どうして・・」という疑問が、
大人の私たちにはなかなか思い浮かばないから、
子どもの質問に戸惑ってしまうけれど、回答している先生方は、
体は大人だけれど、気持ちは子どもの好奇心を持ち合わせている。
だから、答えることが楽しいんだろうなぁ。