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しもさんの「気になる一言」
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2020年02月04日(火)
今年も「立春」とは名ばかりじゃない・・2020

多方面から、例年だと「立春」は、寒いのですが・・という台詞が、
私の耳に入ってくるが、実は昨年も暖かくて、
私は、この気になる一言で、2019年02月04日(月)
「立春とは名ばかりで・・」はありませんでした。・・と書いている。
ということは、あと数年続けば、この暖かさが「立春」となり、
時候の挨拶から「立春とは名ばかりで、まだまだ寒い日が続きますが、
いかがお過ごしですか?」というフレーズが消える。(汗)
職場の前の「枝垂れ梅」も咲き誇っているし、
もちろん、公園内の桜も咲き始めたのは、不思議なことではない。
全国各地で開催される歳時記イベント「さくらまつり」も、
その変化に対応して日程を決めないと、イベント当日は、
もう桜が全部散ってしまったあと・・ということになりかねないから、
長い歴史も大切だけれど、今の環境にあった企画に練り直す、
そんな勇気が必要になってくる。
と言いつつ、立春を過ぎた明日から、全国的に寒くなる、
そんな気象予報もあるし、自然には逆らえないから、
この季節のイベント責任者には、なりたくないなぁ。(汗)



2020年02月03日(月)
桜はね、満月の時、満開になるの

映画「北の桜守」(滝田洋二郎監督)から。
阿部寛さんと吉永小百合さんが夫婦役で、
ちょっぴり違和感を感じたが、それはさておき(笑)
1945年、樺太のシーンから物語が始まる。
ソ連軍の侵攻によって、父親役の阿部さんが出兵する直前、
子どもたちに、こう呟く。
「満月の日、内地で4人揃ってきれいな桜を見よう」と。
「えっ?」と驚く子どもたちに、
今度は母親役の吉永さんが、そっと教える。
「桜はね、満月の時、満開になるの」
2度も繰り返され、観ていた私も「えっ?」と驚いた。
その後のストーリーよりも、そのフレーズが気になってしまった。
だって、南のほうから桜が咲き始め、少しずつ「桜前線」が北上し、
今年の満開はいつだろうか?と予想していたのにも関わらず、
こうもはっきり「満月の時、満開になる」と言われると・・と、
その根拠が知りたくなっていると、ラストでも、
(2年後)「見事に満月の夜に咲いたね」という台詞があった。
う〜ん、リアルさに欠けた物語になってしまったなぁ。



2020年02月02日(日)
「柿田川大楽」は、学ぶことが楽しいと伝えられる人を募集します

仕事(産業・観光)の方もだいぶ落ち着いてきて、
やっと「柿田川大楽」(生涯学習・データ保存)の体制が整いつつある。
そろそろ一緒に活動できる人の募集を始めるが、
どんな人物像を望んでいるか・・を文字にしようとしたら、
以前より紹介してきた「植松電気の社長・植松努さん」のブログで
私の思いとピッタリの表現を見つけたので、パクった感じで申し訳ないが、
紹介したい。
「柿田川大楽のメンバーは、学ぶことが楽しいと伝えられる人」を
参加基準の第一としたい。
また「子ども達が朗らかに伸びやかに、興味と好奇心を発揮できるよう、
努力できる人」を第二としたい。
 さらに「誰もが活躍できる、学び、遊びを第一に考え、
適度に体を使い、適度に頭を使う学び、遊び」を提案していきたい。
体力差や、年齢差、性別差、習熟度による差が、
あまりつきにくいもの」を提案していければもっと嬉しい。
「大事なのは、柿田川大楽は『楽しい場所』」と考えられる
そんな人を募っていきたい、と思う。
特に多額の経費がかかることもないし、無理やり儲ける必要もない。
「柿田川のことを話していると、2時間くらいがあっという間」と言う人、
参加資格ありです。是非、ご連絡ください。

P.S 詳細は、こちら。
https://peraichi.com/landing_pages/view/kakitagawadaigaku



2020年02月01日(土)
「大丈夫ですか?」ではなく「手伝うことはありますか?」

障害者が道端で困っている様子。
例えば「車椅子が穴にはまって動かなくなった」・・とか、
「白杖をついた人が、信号の前で立ち往生している」など、
そんな光景を目にすると、つい心配のあまり、
「大丈夫ですか?」と声を掛けてしまう私がいたが、
先日、全盲の方の講演を聴いて、改めようと思ったこと。
それは、健常者が困っている時と同じく、
「手伝いましょうか?」「手伝うことありますか?」などと、
声をかけることであった。
いかにも心配している風な「大丈夫ですか?」は、
障害者を下に見て、自分と対等と考えていない台詞とも
言えるかもしれない。
困っている人を見かけたら、障害者であれ、健常者であれ、
「何か手伝うことはありますか?」と声を掛ける。
これは、常に心がけたいなぁ。



2020年01月31日(金)
読者がわからないからこそ、続けられた「メルマガ」

とうとう、メルマガの最終版を配信する。
振り返ると、親友に教わった「パソコン通信」から始まり、
読者が5人、10人と増え続けても、メールアドレスの
「CC}」「BCC」に追加するだけで済ませていたが、
その頃に当時は画期的だった「メルマガ」という、
一括大量のメール配信システムを知り、心が躍ったことを記憶している。
綾小路きみまろさんの名台詞ではないけれど、
「あれから約18年、ほぼ毎日配信し続けてきた」メルマガは、
海外旅行中も、手術で入院した時も、39度の熱を出して寝込んだ時も、
気になる一言のネタとなるメモを、手帳に溜めては書いていた。
とにかく「1日1話」の原則を守り続けて、配信をしたけど、
実のところ、発行者の私には、誰が読者なのか、未だわからない。
読者がわからないからこそ、続けられた「メルマガ」とも言える。
一時、読者が300人を超えた時は、そんな多くの人に向けて、
私個人の呟きともとれる「気になる一言」を送り続けることに、
恐怖心を覚えたし、その反響の大きさにも驚かされたことがある。
ホームページに直接アクセスしてもらうわけでもなく、
今や、SNSやLINEなどに、その役割を譲ったけれど、
登録していただいた方に、こちらからDMのように届けるシステム。
誰かもわからない相手に、自分のことを知ってもらう意味では、
とても不思議なシステムだったのかもしれない。
「始める」と決めたのも自分、「止める」と決めたのも自分。
本当に、自分勝手だと思うけれど、今日で終わりとします。

P.S
読者がどこの誰かもわからないので、個人宛のメッセージは送れませんが、
長い間、拙い「気になる一言」を読んでいただき、ありがとうございました。



2020年01月30日(木)
2年に1回、1年置き、隔年、偶数年に

先日の「情報交換会」と称した「飲み会」でのこと。
とあるイベントを、どれくらいの間隔で開催すればいいか、
そんな話で、盛り上がっていた時のことだった。
誰かが「2年に1回位でとう?」と言えば、
「いやいや、1年置きくらいにしようよ」
「それじゃ大変だから、隔年のペースがいいよ」
「どうせなら、偶数年にしたら?」
結局は、みんな同じことを言っているんだけど、妙に楽しかった。
こんな言葉遊び、馬鹿らしいと思わず試して欲しい。
それが、チラシやパンフレットのキャッチコピーにつながるし、
どの年代、どの性別、どこに住む人たちには、
この表現がピッタリだね・・となるに違いない。
1つのことを伝えるにも、いく通りも選択肢があるってことは、
それだけ、語彙が豊かであるってことだから、
同じ意味でも、どんどん違う表現を使ってみるといい、
きっと、自分にしっくりするフレーズが見つかるから。
それが、ターゲットに突き刺さるかは別問題だけどね。(汗)



2020年01月29日(水)
気象予報士の「まずは、ごめんなさい」

毎朝の徒歩通勤は、イヤホンをしながらの
NHKラジオのアプリ「らじる★らじる」を聴いている。
ニュースあり、天気予報あり、音楽あり、と幅広い話題で
約15分の道のりだけど、貴重な情報源となっている。
先日、面白いコメントがあって、思わずメモをした。
気象予報士が、ただの気象情報を読み上げるだけでなく、
天気に合わせた歌を選曲したり、いろいろ工夫されていて、
私の一番好きなコーナーとなっている。
そんな時、お天気キャスター(気象予報士)が、
「まずは、ごめなんなさい・・」と切り出した。
たぶん昨日の天気予報で「今日は傘はいらないでしょう」と
伝えたのに、その後、天気が急変して雨がパラパラだったのか、
濡れてしまった人に向けてのメッセージがあった。
「天気予報はあくまで予報。傘を持っていくのも行かないのも、
全て自己判断だから、謝る必要なんてないのに・・」と思った。
だけど、その気遣いが嬉しかった。
私の予報を信じてくれたのに、迷惑かけちゃったね、
そんな気持ちが伝わってきたから。
顔も知らない「気象予報士」だけど、
「毎朝、楽しみにしています」って伝えたくなっちゃった。



2020年01月28日(火)
「相手が欲しいものを売る」のが「デザイナー」

横文字の職業って、どうも区別がつかなくて苦手だったけど、
これは、なるほどなぁ・・だったので、ご紹介。
(すみません、情報源は新聞とかネットとかいろいろでした)
「自分が売りたいものを売る」のが「アーティスト」
「相手が欲しいものを売る」のが「デザイナー」
カメラマンも、仕事として頼まれた写真を撮るのは、
「商業カメラマン」と呼ばれたりしているのと同じかな。
自分の撮りたいものをとって、収入になれば一番だけど、
それは、ごくわずかな「アーティスト」に限られるから、
貴重な存在なんだろうなぁ。
毎日「柿田川・柿田川公園」を撮り続けている私は、
趣味のレベルだから「デザイナー」にはほど遠く、
「自分が撮りたいものを撮る」という意味では、
「アーティスト」に近いんだろうなぁ。
一番いいのは、撮りたいものを撮って、
相手が欲しがってくれれば、最高ということだな、きっと。
やばっ・・自分で、ハードル上げてしまった。(汗)
これも、歳を重ねた特権かもなぁ・・自己満足だけど。



2020年01月27日(月)
明日のために、早く寝ようっと。

夕食を済ませ、雨音を聴きながら、久しぶりに、私の呟き。
帰宅する時間頃から、パラパラと小雨が降り続き、
荒井由実の「冷たい雨」を口ずさみながら、
今晩、雪にならないかなぁ・・と歩きながら祈った。(汗)
滅多に降らない「雪」が、明日の朝、もし積もっていたら、
普段目にすることがない「柿田川」の雪景色が待っている。(笑)
いつだったか、富士山を撮らせたらこの人、と言われている
写真家「大山行男」さんが、荒天になるとワクワクする、と
笑いながら、話していたことを思い出した。
それ以来、台風一過の早朝とかを楽しみに早寝していたが、
今回は、雪景色の中の「柿田川」が撮れるかもしれない。
それだけで、もう嬉しくて仕方がない。
明日は、晴れていても長靴を履き、雪解けの道を気にせず
撮影ポイントに足を運ぼうと思っている。
と言っても、特別な場所ではなく、誰でも撮影できる場所で、
誰にも撮れない風景を撮れたらいいな、と。
雪国の人には、申し訳ないけれど、何年かに一度の雪景色、
どうか、積もっていますよ〜うに。
だから、一言は「明日のために、早く寝ようっと」
まだ午後9時前だけど、おやすみなさい・・(汗) 



2020年01月26日(日)
ほっとけ、ほっとくしかないんだ。

映画「星めぐりの町」(黒土三男監督)から。
作品の中に「東日本大震災での津波により家族全員を失い、
心に傷を負った少年」が、遠く離れた愛知県で、
再び大きな揺れを体験し、フラッシュバックしたのか、
忽然と姿を消すシーンが設定されている。
町をあげて捜索している中、世話をすることになった主人公は、
「捜索に行かないの?」と言う娘にこう答える。
「ほっとけ、ほっとくしかないんだ。
男にはな、誰も手を出していけない時がある。
誰の手も借りず自分1人で、歯を食いしばって、
戦わなきゃならん時がある。今、その時だ。
誰かが手を差し伸べて、あいつを助けたら、
これから先、生きていけない。
もっともっと、人として、男として辛いことがいっぱいある。
それに負けない男にならなきゃ。
今、あいつは、どこかで泣いてる。雨に濡れた野良犬みたいに、
もう生きてるのが嫌で悲しくて悲しくてきっと泣いている」
監督が伝えたかったのは、これかな、とメモをした。
日本列島を大きな地震が何度も襲い、その度に、
家族を亡くした子供たちにクローズアップされるが、
最後は自分が置かれた現状を受け入れて、生きていくしかない。
そんな子供たちへの応援歌作品として観終わった。
ほっておくことも大切な時があるんだよなぁ。