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2019年09月08日(日) ■ |
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「しんどいよな、もがけ」「もがけ、もがけ、もがけ・・」 |
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映画「ガチ星」(江口カン監督)から。 う〜ん、正直、あまり入り込めなかった。 競輪選手として再起をかける元プロ野球選手の姿を描いた作品、 それでも上映時間106分の中で、60分以上も、主人公のダメ男ぶりを これでもかってくらい見せられると、もう思考停止状態になってしまう。 いくらこの後、一念発起して頑張っても、受け入れられなかった。 本当に、観ている方が「しんどかった」。 そんなこと言うと、主人公が入学した競輪学校の教官に怒られそうだ。 「しんどいよな、もがけ」「もがけ、もがけ、もがけ・・」と。(笑) そして、主人公にも「努力せえ、努力だけが結果に結びつくんだ」と。 それくらい、主人公の自暴自棄の様子が長すぎた気がする。 さらに、こんな練習をしたくらいで、一流として通用するほど、 競輪の世界は、甘くないことも知っているからこそ、 ストーリーに共感ができなかたのだと思う。 正直、もう少し、期待したんだけどなぁ。 これでは、東京オリンピック・パラリンピック2020の 自転車競技の宣伝にはならない気がするな。
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2019年09月07日(土) ■ |
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ただ町民としてはほっとけなかった、それだけです |
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最近、天然記念物・柿田川だけにこだわったことをやりたい、 と始めた「柿田川大楽」のことを、訊かれることが多くなった。 昨日の一言で「募集「柿田川大楽」についての質問!!」と 書いた途端、早速の質問が届いていた。 それは「目的」よりも「きっかけ(契機)」に質問だった。 「柿田川」大好きの私が、ちょっと遊び感覚を加えて、 「柿田川大楽」を開校したい、というのは理解されるらしい。 「だけど、そう思うようになったのはどうしてですか?」と訊かれ、 咄嗟に思いついたのは、 「ただ町民としてはほっとけなかった、それだけです」 退職直前、柿田川展を企画運営した頃から、 どんどん「柿田川に関する資料」が無くなっていくことに、 危機感を覚えていたからかもしれない。 貴重な資料を持っている人も、少しずつ他界していくし、 早いうちに、誰かが集めておかないと・・と思ったから。 ここに住む町民としての役割、ミッションだとしたら、 もう一踏ん張りするか・・と意思を固めたのは事実。 意外と単純なんだよなぁ、きっかけなんて。 アナログデータを、デシダルにするだけでも、大仕事だな。 映画「舟を編む」の心境かも・・・。
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2019年09月06日(金) ■ |
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柿田川ライフを楽しみながら、柿田川の魅力に触れるスクール |
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なぜか最近「柿田川大楽」について訊かれることが増えた。 (議会の質疑や一般質問とは違うけれど・・(汗)) 「どんな『柿田川大楽』を目指しているのですか?」と訊かれると、 私の名刺に書かれているキャッチコピー 「詳しいより好き、好きより楽しい 柿田川大楽」と説明するが、 「柿田川大楽って、どんな大学?」と訊かれて、 「いやいや、大学じゃなくて、大楽」と説明するのは簡単だけど、 もっと端的に、ワンフレーズで説明できないか、ずっと考えていた。 いろいろな大学の本も読み漁って、完成したのが、 「柿田川ライフを楽しみながら、柿田川の魅力に触れるスクール」 柿田川・柿田川公園を、生活の一部に取り入れながら、 柿田川の価値を後世に残すために活動すると、知らないうちに、 柿田川の魅力に触れることができる大楽、そんな意味のつもり。 こうして、質問に答えていくことで、自分の頭の中だけで考えていた 構想とか、概要が整理されてくる気がする。 今は、もっともっといろいろな質問に答えたいな、と思う。 募集「柿田川大楽」についての質問!!
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2019年09月05日(木) ■ |
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いくら医学が進んでも、それかよ(汗) |
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ラジオから流れてきた、ガン予防の講演会の様子。 今の日本、2人に1人がガンを患う時代に突入した。 ガンって、突然変異が溜まってきて発症するから、 突然変異が起きないようにすることが予防。 ただし、細胞の突然変異は避けられないことのようだ。 正直、すべて運です・・そんな話に耳を傾けた。(笑) どうやったら、突然変異が起きないようにできるのか、 そのためには、細胞を傷つけないようにすること。 それが、最新のガン予防らしい。 簡単に言えば、喫煙は、論外であり、 十分な睡眠、適度な運動、バランスのとれた食事などが、 細胞を傷つけない生活、と説明されたが、 イヤフォンから入ってきた情報に、思わず呟いてしまった。 「いくら医学が進んでも、それかよ(汗)」 要は無理しないこと、ストレスを与えないことなど、 誰でも知っている方法を、最新の医学が認めてくれたらしい。 だからこそ、体力、精神ともに、安定した生活こそが、 ガン予防になる、と理解した。 ガンになるか、ならないか、って、本当に「運」だとしたら、 今を大切に生きるしかない・・ってことなんだろうな。
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2019年09月04日(水) ■ |
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人類が月に行く時代なのに・・ |
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最近の事件、事故、自然災害の対応を見ていると、 つい口に出てしまうのが「人類が月に行く時代なのに・・」 特に、九州北部の豪雨、長崎県 町の油流失に対する対応は、 多くのボランティアの人が入り、特殊な紙で吸い取る光景を目にし、 何回も口をついてしまった。 「実は、これしか方法がないんです・・」という解説に、 「えっ、ウソでしょ?」と思ったし、今までにも、何度も何度も、 テレビで見た石油タンカーの座礁で、重油が流れ出て困った事故など、 今回の油流失が初めてのことではなかったので、驚いた。 「小惑星までロケットを送り込む科学技術があるのに、 流れ出た廃油に対して、無策だったことに驚きの声を挙げた。 今までの事件、事故、自然災害の教訓は、なんだったのか、 自分む含め、危機管理のなさを認識することになった。 もちろん、いくつかの要因が重なって起きた災害だけれど、 最新の科学技術を応用して、誰かが真剣に対応策を・・と思った。 これから、枯渇してきた石油争いが起きるかもしれない。 そんな時のためにも、油の一斉除去装置開発を待ち望みたい。
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2019年09月03日(火) ■ |
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この続きは、また明日のこの時間に・・ |
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最近、ラジオから流れてくるフレーズで耳に残っているのは、 「この続きは、また明日のこの時間に・・」 早朝のラジオ番組って、意外と15分単位が多く、 季節ごとや一年を通じて構成されていると思われる、 外国語(多言語)講座や古典・漢文の解説などのほとんどが、 もう少し・・と思う暇もなく、1回分があっという間に終わり、 冒頭のフレーズで、まとめられる。 (言語は、たぶん、その国の言語で・・(汗)) しかし、私はこのフレーズが大好きで、 よし、また明日、この時間に合わせてラジオを聴けば、 必ず続きが聴ける、という安心感があるし、 継続は、私の得意とする分野なので、よぼどのことがない限り、 番組・プログラムを聴き逃すことはない。 (言い忘れたが、内容を理解するのとは、別問題であり、 突然のように、外国語が話せるようになったり、 「方丈記」や「徒然草」の解説ができるようになるわけではない) ただ、面白いもので、同じリズムで歩いていると、 このフレーズを耳にする場所まで、同じになってきたし、 自分の生活がルーチン化されてきた証拠として、喜びたい。 最近、生活のリズムが15分単位になってきたのかもなぁ。
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2019年09月02日(月) ■ |
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トンネルの奥、出口なくても少しの辛抱、じき光が差す |
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映画「メリー・ポピンズ リターンズ」(ロブ・マーシャル監督)から。 前作を観ていないので、続編と言われてもピンとこないが、 節々に、そんな台詞が散りばめられている。 冒頭から「なぜ名前を?」「メリー・ポピンズだから」で始まり、 「ねぇ、どうやったの?」と聞き返しても、 「メリー・ポピンズは説明しないんだ、行こう」の一言。 その不思議な存在の彼女もまた、面白いことを口にする。 「何でも可能よ、不可能なことでさえ」・・(汗) 随所に、つっこ見どころ満載でありながら 「メリー・ポピンズだから」で許してしまう私がいて可笑しかった。 ただし、彼女が子供たちに接する躾けの部分はメモをした。 遊んで汚れていた子供たちをお風呂に強制した時、 「(お風呂は)いつも夜に入る」と言ったシーンで、 「アナベル、お風呂は体を洗うべき時に入るの」と説明。 また、子供達同士で、秘密めいた話を話していたら、 「こそこそ喋るなら、できるだけ大きな声で。 みんなで秘密を共有できるように」とサラッと指摘し痛快だった。 ミュージカルの一節にこんな表現がある。 「僕の経験では迷ったときは、小さな灯りを探すんだ」 「闇が深い時は君が輝けば、世界を照らし出せる」 「トンネルの奥、出口なくても少しの辛抱、じき光が差す」 監督が伝えたかったのは、こんなことなのかもなぁ。
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2019年09月01日(日) ■ |
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市民カメラマンの古里再発見 |
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隣接している「沼津市明治史料館」の企画展、 「Discover Numazu アゲイン」に足を運んだ。 サブタイトルの「市民カメラマンの古里再発見」が気になり、 どんな展示内容なのか、興味があったからだ。 沼津市民(特に沼津市職員は・・)その実態を自分で確かめて欲しい。 (と言っても、9/1までだから無理だけど。(汗)) 他県・他市町の住民が、200円の観覧料を払って見に行って、 がっかりして帰ってきたのでは、沼津のPRにならないと思うから、 あえて、辛辣な感想だけど、記録に残そうと思う。 それは行政の施設だから、という市民がいるに違いない。 それは他の部署が管轄する施設だから、という職員もいるだろう。 しかし、それは違うと私は思う。 もし移住を考えて、この展示を見に来たとしたら、 こんな歴史を重ねてきた都市に住んでみたい、と思うかどうか、 判断材料にする展示でもあるからだ。 展示された写真の説明は、撮影した本人(市民)のコメントだけど、 当時の原文ののまま展示してあるので、楽しみに見に来た私に、 この展示は何を伝えたかったのか・・全くわからなかった。 常設展の「沼津の歴史」「江原素六」「沼津兵学校」は、 見応え満載。(もっとこちらをPRした方がいいのでは?) 沼津市って、風光明媚で、歴史のあるいい街なんだけどなぁ。
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2019年08月31日(土) ■ |
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緑がとても豊かな公園でした |
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毎月、第1、第3土曜日の午前中は、地元の小・中学生を相手に、 「サタディ・ボランティア」と称して、柿田川公園を案内しながら、 柿田川の魅力を伝える活動をしている。 最終的には、観光ガイドとして、来園者に案内できれば嬉しいが、 今は、まずは自分自身が「柿田川の魅力」を知らなければ、 人に伝えることなんてできないだろう、と考えて、 私がいつも使用しているカメラを渡して、自由に撮影させている。 それが、時々、私も驚くようなアングルや構図で撮影されたりして、 アドバイスしている私も、楽しませてもらっている。 今回は、テーマを決めて柿田川公園を撮影してみよう、と指示し、 いつものように、柿田川公園を撮影して戻ってきた彼女に、 「柿田川公園の魅力、わかった?」と訊ねたら、 「緑がとても豊かな公園でした」という答えが返ってきて、 私は、飛び上がるくらい嬉しかった。 自分で感じた柿田川の魅力を、他人に伝えるには、 やはり、そんな感性が必要になってくる気がしていたからだ。 もう1人の彼は、柿田川の歴史に興味を持ったようだから、 彼がもっと魅力に感じるようなアドバイスをしたいな、と思った。 彼らが柿田川のことを「詳しくなって、好きになって、楽しくなる」まで 付き合おう、と心に決めた。
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2019年08月30日(金) ■ |
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ご夫婦の生活は質素ながらも豊かなものです |
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映画「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」 (アシュリング・ウォルシュ監督)から。 物語としては、主人公は、カナダの女性画家モード・ルイス。 だけど、もしかしたらそれを支えた「夫」かもしれないな、 そんな気持ちを感じて観終わった。 彼女の魅力に気付き、厳しい言葉を吐きながらも、 いつも寄り添っていたのは「夫」(エベレット)だった。 一所懸命に絵を描いている彼女を見つめながら、 「掃除はしてやる、今日だけだぞ」と掃除をするシーンはいい。 彼女も、それを承知で「・・・わかってる」と静かに喜ぶ。 そして、2人で自分たちのことを「靴下」に例える会話がある。 「1組の古い靴下みたいね。片方が伸びてヨロヨロで」 「もう片方は穴だらけ、色も灰色に」 「あなたは真っ白なコットンよ」 「じゃお前はロイヤルブルーだ。それか、カナリヤ色」 このお互いを認め合う関係は、ニュースでも伝えられた。 「ご夫婦の生活は質素ながらも豊かなものです」 まさしく、そのとおり、と拍手を送りたくなった。 その後、彼女に訪れるどんな名声や評価よりも、 「私はあなたと暮らすのが幸せ。幸せよ」のワンフレーズが 輝いていた気がする。 物語冒頭「私を雇って!」と哀願するシーンが始まりだったな。
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