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しもさんの「気になる一言」
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2019年01月20日(日)
「がんばれ〜」と「がんばってくださ〜い」

60歳、町駅伝大会(6区・3.3キロ)参加でメモした言葉の数々。
大会前後の話も含め、しばらく続くけど、ご勘弁を。(汗)
まずは、終わったばかりの体験を文字にすると、
「がんばれ〜」「がんばってくださ〜い」の声援の違い。
参加チームは、スポーツ少年団の小学生低学年から、
現役中学生の陸上部、サッカー部、バスケット部の若者たち、
さらには、日頃からランニングを楽しんでいるような成人に混ざって、
普段はウォーキング専門、もう直ぐ定年退職、60歳の私が、
ジョギングのスピードで一緒に走らせてもらった、
そんな感覚で大会に参加し、無事完走することができた。
走っていて面白かったのは、沿道の声援。
私を気持ちよく走り抜いていく若者たちには「がんばれ〜」
そして、抜かれてもマイペースの私には「がんばってくださ〜い」
えっ、「応援も敬語?」と、走りながら記憶に残した。(笑)
応援している人にも「あっ、この人、大丈夫かな?」と感じたのか、
それとも「あっ、この人、高齢者だな」と気付いてしまったのか、
同じ声援のパターンを、3.3キロ走っている間、何度か耳にした。
たぶん、他のランナーは前を追って必死に走っているのに、
私は声援に「ありがとうございます」とか「頑張りま〜す」なんて
頷いたり、手を振りながら返答していたからだと思う。
だから、走りきった後の第一声は「楽しかった」なんだよなぁ。



2019年01月19日(土)
大学入試、もっと暖かい時期にすればいいのに・・

新年明け、この時期の「歳時記」とも言える「大学入試センター試験」
しかし、これまた「毎年恒例」と言うべき「試験開始を繰り下げ」、
そして毎年思う「大学入試、もっと暖かい時期にすればいいのに・・」。
大袈裟ではなく「人生を決める大事な大学入試」を、
「天候が一番不安定」「インフルエンザ大流行」の季節に実施することは、
受験者の多くがマスクしている様子を、テレビでみていて可哀想になった。
夏休みなど、長期休暇を活用して、受験勉強し続けた成果が、
自分ではどうにもならない「雪・強風」などの天候や、
自分では注意してたいた「インフルエンザ」を、
周りの誰かがかかったために移されてしまった・・そんなことでは、
諦めるに諦めきれない、といったことは、毎年この時期の話題となる。
それなのに、何も改善されぬまま、1年が過ぎていく。
行政の年度や、会社の入社に合わせるから、なかなか変えられないのか、
それでもなんとかして、社会全体で変えないと、素晴らしい人材が、
どんどん海外に流失してしまう、そんなことを考えながらニュースを見た。
「若者のたちが活躍できる環境づくりをする」のが大人の役割なんだけどな。



2019年01月18日(金)
最後の1年だから、どんなお誘いにも参加するよ

昨年の4月当初、公務員生活最後の1年を後悔したくないので、
多くの人に、こう言ったのを覚えている。
「最後の1年だから、どんなお誘いにも参加するよ」
それは、どんな飲み会でも、日程さえあえば参加します、
そんな意味で言った気がするのだが、
なぜか、飲み会以外のお誘いも、多くて楽しかった。
互助会のバス旅行に誘われたり、BBQや女子会(汗)など、
えっ、そんなものまで?というお誘いが私を喜ばせた。
その中でも、一番過激なお誘いは「町駅伝大会出場」だけど、
今更、3.3キロなんて走れないよ・・と嘆いていた先月から、
少しずつであるが、ジョギングを再開した。
しかしながら、夕方から宴会のお誘いでアルコールに酔い、
早朝、朝風呂の半身浴で、昨晩のアルコールを抜き、
昼休み、軽い昼食後の後、ジョギングをする。
そしてまた、お誘いのアルコール漬け。
この生活サイクルって、体にいいのだろうか?
当然ながら、全然、体重が減らないのだが、なぜか体調は良好。
その駅伝大会も、残すところあと2日、なんとか走り切りたいな。



2019年01月17日(木)
桜はね、散ったフリして咲き続けてるんだって

映画「君の膵臓をたべたい(2017)」(月川翔監督)から。
テレビで何気なく見てしまった作品を、もう一度DVDで観直した。
それくらい、もう一度じっくり台詞を確かめたいと思ったから。
当然のように、メモは増えた。
その中から選んだのは、物語後半、膵臓を病魔に冒された主人公、
山内桜良さんが、季節はずれの時期に「満開の桜を見たい」と言ったシーン。
「今、何月だと思ってんの、もうとっくに散って・・」と返した僕に、
彼女は、近づく死の恐怖に怯えながらも、明るい笑顔を見せてこう言う。
「桜はね、散ったフリして咲き続けてるんだって、
散ったように見せかけて、実は、すぐ次の芽をつけて眠ってる。
散ってなんかいないの。みんなを驚かせようと隠れているだけ。
そして、あったかい季節になったら、また一気に花開くの、
サープラーイズって」
「桜良」(さくら)という名前と、このシーンが妙に引っかかった。
私は死なない、死にたくない・・みんなの心の中で生き続けたい、
そんな想いが伝わってきて、胸が熱くなった。
原作となった同名小説や、アニメバージョンの映画に関しても、
興味を持ったので、比較してみたくなった作品である。



2019年01月16日(水)
うなぎ「桜家」の前で、ラジオ体操?

今週末に迫った町駅伝大会参加のため、少しずつであるが、
空いてる時間を使って「ランニング」ではなく「ジョギング」(笑)。
時には、自宅から三嶋大社まで、足を伸ばすこともあるが、
三嶋大社境内で開催されている「ラジオ体操」参加や、
ポケモンゲットに必要な「ボール」集めには、最適なコースでもある。
しかしながら、先日の朝、もっと面白い理由を見つけた。
高齢者が数人、あるお店の前の歩道で深呼吸をしていたから。
はじめは、ここでも「ラジオ体操」をしているのかな?と勘違いしたが、
どうやら、目的が違っているようだ。
忘れないうちにと「うなぎ『桜家』の前で、深呼吸」とメモをした。
このお店、平日昼間でも、行列が出来るほどの「うなぎ」人気店であり、
その前を通ると、うなぎを焼いている匂いが程よく鼻をくすぐる。
とはいえ、昼間、人前で「深呼吸」するのは恥ずかしかったが、
まだ人通りの少ない開店前なら、意外と出来ることも体験した。
今度は、もちろん「白飯」持参かな?



2019年01月15日(火)
君は、真面目な企業戦士だったが、戦士に死傷はつきものだ

映画「トレイン・ミッション」(ジャウム・コレット=セラ監督)から。
これから起きようとする事件の冒頭に、
主人公が路頭に迷うような、こんなシーンがセットされている。
長年の勤めてきた会社から突然、解雇を宣告された主人公は、
唖然としながら「もう60歳なんだぞ」と抵抗する。
そんな感情に訴えた台詞を無視するように、
「会社の判断だ」と吐き捨て「成果が雇用条件に合わない」と言い、
最後に、トドメを刺すフレーズが待っていた。
「君は、真面目な企業戦士だったが、戦士に死傷はつきものだ」
リストラされる側の立場で観ていた私だが、
逆にリストラする側の立場に立つと、この翻訳には唸った。
「企業戦士」とはよく言ったもので、それを逆手にとって
「戦士に死傷はつきもの」と表現するところでメモをした。
この後、いつも通勤に利用していた電車の中である事件に巻き込まれ、
究極の判断に迫られながらも、問題を解決していく。
ストーリー全体をワンフレーズにすると、ある本の評価を重ねて
「男の真価は嵐の時に分かる」ということらしいが、
やや消化不良のまま観終わった気がする。
こんな嵐は、なかなか経験できるものではないから・・。



2019年01月14日(月)
「パナソニック」は「くらしアップデート業」を営む会社

新年の新聞から拾ったメモを整理していたら、
「節目の年に寄せて」と書かれたメモに合わせて、
日本を代表する企業の紹介が掲載されていた。
「パナソニック」は「くらしを、世界をアップデート」
「『くらしアップデート業』を営む会社」
「トヨタ」は「トヨタイズム」と称し、
「未来を、どこまで楽しくできるか」
「われわれはクルマではなく、未来をつくる」。
説明するまでもなく、2社とも単なるメーカーではなく、
日々の生活に視点を置き、我々にメッセージを伝えている。
いろいろな分野、多角的に経営している大企業だからこそ、
こういった「我が社はこんな会社」をワンフレーズでまとめ、
社会への、いや社員への共通認識に、効果を発揮している。
全国の自治体は、それぞれ個性を出すことが求められるが、
実は大前提して「自治体は○○を営む会社です」という、
本来の仕事をワンフレーズにする表現が欲しい、と思う。
だって、財源確保(?)の「ふるさと納税」を始め、
「賑わい」「まちづくり」を目的としたイベントなど、
あまりにも「自治体間競争」が激化していると感じたから。
利益を追求しないはずの「自治体」が、利益で競争しだしたら、
社会全体が崩れて行くのではないだろうか。
定年退職直前の、地方公務員のボヤキである。



2019年01月13日(日)
まっすぐに進むと決めた交差点

「まっすぐに進むと決めた交差点」
わが町の教育長お得意の「川柳」であり、
本日の成人式、閉式の辞でも、若者に向けてこの句を発した。
今回の作品は、前途洋々たる未来に向かう若者にとって、
どう感じたか、ちょっと興味深い。
逆に、この春、定年退職を控えた私にはずしりと響いた。
いろいろな選択肢の中から選んだ、第2の人生は迷わない、
自分の判断を信じて、決めた進路を進むことが大事だよ、
そう叱咤激励されたようで嬉しかったからだ。
これからも、判断をしなければならない交差点に、
何度となくぶつかるだろう。
「右折」「左折」「まっすぐ」もしかしたら「Uターン」、
その判断が正しかったのかどうかは、
たぶん、死ぬ時にならなければわからないのかもしれない。
今は「まっすぐ」と決めたら、他の景色に目移りせず、
まっすぐの先にある「景色」を目指していこうと思う。
それが私らしい生き方なのだから。



2019年01月12日(土)
これまでが、これからを決める

ある方から、仕事のアドバイスをいただいた、と思ったが、
実は、生き方へのアドバイスだった、と気が付いた。
「これまでが、これからを決める」
定年退職後は「心機一転」と考え、モノだけでなく、
いろいろな分野で「断捨離」をしなくていけないのかな?、
そんなことを思い始めた頃だったので、妙に納得した。
身を軽くする必要は感じているが、今まで培ってきたものを
何もかも「断捨離」する必要はなく、
逆に、これからのために貯めてきたものもあるかもしれない。
あまり意識しなくても、離れていくものは自然に離れるし、
忘れるものも自然に忘れるに違いない。
人間、60年も生きていると、簡単に変わることは出来ない。
今までの生き方、今までの判断基準、今まで続けてきた事など、
それこそが、これからの私を支えていくのだろう。
短いスパンで考えても、定年退職までの3ヶ月弱という日々、
その残された僅かな公務員生活をどう生きていくかが、
4月から始まる「第2の人生」の生き方が決まってくる。
「これまでが、これからを決める」
肝に銘じたいフレーズである。



2019年01月11日(金)
君の本棚にどうぞ

映画「ティファニーで朝食を」(ブレイク・エドワーズ監督)から。
オードリー・ヘプバーンの代表作というので、楽しみにしていたが、
ごめんなさい、あまりその良さが分からなかった。(笑)
タイトルの「ティファニーで朝食を」にも惹かれたが、
終始、喫煙のシーンが続き、期待した「爽やかさ」がなかった。
宝石店「ティファニー」は、台詞から想像すると
「落ち着けるところ」であり「静かに澄ました所が素敵」、
「不幸なんてない」場所として、設定されている。(らしい)
今回選んだ気になる一言は、若手小説家の台詞。
彼女の家に、自分の執筆した本を持参して呟く。
「君の本棚にどうぞ」
作品の内容は二の次で、自分の書いた「小説」があるなんて、
ちょっと洒落てるなぁ、とメモをした。
私もいつか、小説でも書いて、この台詞言ってみたいなぁ。(汗)

P.S
「ムーン・リバー」は、作品全体に流れ、映画音楽らしく最高。