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しもさんの「気になる一言」
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2017年12月20日(水)
「楽しい!」で日本を元気にします。

事業名は「平成29年度清水町男女共同参画講演会」だが、
例年のように、この漢字ばかりの名称で、
なおかつ「男女共同参画」をテーマに本当に人が集まるのか?
という悩みを、若い職員の視点で変えてみた。
講師「佐竹美帆」氏(Spirity 代表取締役)
演題「自分『らしく』自分『のため』に生きる」
もちろんまだまだ満足のいく聴講者数ではなかったが、
それでも女子高校生らも参加し、今までとは違った講演会となった。
彼女の経歴で「(元)NFL Sun Francisco 49ers 専属チアリーダー」が
彼女たちに、話を聴いてみようっと思い立ったに違いない。
講演会は、町の広報誌やホームページで広く周知するのが基本だが、
今回の結果からも、ターゲットを絞り、ダイレクトに周知する方が、
より多くの方に集まってもらえると言えそうだ。
彼女の人生のターニングポイントの話から、帰国後、自分で起業し、
イベント会社を運営するまでになった話は、若い女性たちにとって、
刺激的な内容だったのではないだろうか。
彼女が代表を務める「(株)spirity」は、一言で表現すると、
「楽しくてわくわくするモノ・コトづくりをお手伝いする会社」、
また「理念とミッション」は「『楽しい!』で日本を元気にします」
「今一度日本を洗濯致し申し候」と言ったとされる、坂本龍馬、
「日本をリセットする」と言った、小池百合子東京都知事。
この国をどうしたい、という視点で「日本」を見ているんだなぁ。



2017年12月19日(火)
「気付いてから学ぶ」か「学んでから気付く」

最近、考えていること。
「気付いてから学ぶ」か「学んでから気付く」。
どちらが正しいと言うことでもないし、禅問答みたいなもの。
人間の意識の中で、どちらの過程の方が記憶に残るのか、
そんなことをずっ考えている。
「あれ、どうして?」「なんだか変だなぁ」「これってなに?」
そんな好奇心や違和感を感じてから「学ぶ」という行為に入る。
最初は何も教えず、興味を持たせて、自分で発見する楽しみ、
これは何事にも変えがたい。
ただし、気付くことができないと、何も学べないのも事実。
それとは逆に「最初、知識として学んでから、好奇心を伸ばす」
そのうち「わかった」という気分になるが、実はわかっていない。
考えれば考えるほど、わからなくなり、真っ白になる。
その経験をしたあと「あっ、わかった」となる「気付き」、
これは、データとしての「知識」が、自分の「知恵」になる、
これまた、楽しい瞬間である。
「柿田川」についても、同じことを考えている。
「気付いてから学ぶ」か「学んでから気付く」か。
両方に共通しているのは「自ら発見する」ということかな。



2017年12月18日(月)
1人の市民だ。それ以上でも以下でもない。

映画「わたしは、ダニエル・ブレイク」(ケン・ローチ監督)から。
2016年6月24日、EU離脱が国民投票によって正式決定した、
イギリスの市民感情が知りたくて、この作品を観たくなった。
2016年・第69回カンヌ国際映画祭で最高賞を受賞したのも、
偶然とは思えず、ますます興味関心が膨らんた。
冒頭からメモは増えたが、やはり主人公が最後に
(朗読するはずたった)「申立書」の全文が、全てを表現している。
「私は依頼人でも、顧客でも、ユーザーでもない。
怠け者でも、たかり屋でも、物乞いでも泥棒でもない。
国民保険番号でもなく、エラー音でもない。
きちんと税金を払ってきた、それを誇りに思ってる
地位の高い者には媚びないが、隣人には手を貸す。施しは要らない。
私は、ダニエル・ブレイク。人間だ、犬ではない。
当たり前の権利を要求する、敬意ある態度というものを。
私は、ダニエル・ブレイク。1人の市民だ。
それ以上でも以下でもない。ありがとう。」
真面目に生活している人たちの、心の底からの叫びは、
単なるクレイマーの大声とは大きく違う。
作品の中で、主人公、ダニエル・プレイクは、
壁にこう落書きし、市民の多くから喝采をあびる。
「飢える前に申し立て日を決めろ。電話のクソなBGMを変えろ」
これが、今のイギリスの実体なのだろうか。
国民にとって「EU離脱」が何かを変えるのだろうか?



2017年12月17日(日)
あの苦しい時期があったから、今がある

アメリカンフットボールの全日本大学選手権決勝
「第72回甲子園ボウル」は、関学大の連覇を阻止し、
27年ぶりに、日大フェニックスが優勝した。
(関東勢の大学勝利も11年ぶりだと、解説で知ったのだが・・)
勝利監督のインタビューは、感極まったのか、涙で言葉が出ず、
大所帯のチームを引っ張ってきたキャプテンのコメントも
監督同様に、勝利の喜びというよりも、一年を振り返り、
こみ上げてきた感情の方が大きかったようだ。
短い言葉で「あの苦しい時期があったから、今がある」。
シーズン前、甲子園ボウルで優勝するなんて考えられないほど、
チームは低調で、たぶん私たちには想像出来ないほど、
自分たちに試練を与え、辛い練習に耐えてきた。
それは、体力的にも精神的にも自分たちを追い込んだに違いない。
このフレーズ、いろいろな場面で何度も耳にしてきたけれど、
頑固な肉体を持つ大男達が、涙ながらに呟いた台詞は、
久し振りに、心に響いたなぁ。



2017年12月16日(土)
課長、松坂牛のすき焼きは、怒りを和らげますね

昨晩は、職場の忘年会。
今年の夏は「暑気払い」をするのも忘れたくらい忙しかった。
その分、貯まった課内会費を一気に吐き出しちゃえ、とばかりに
普段、行ったことのないお店と料理を堪能した。
それが「松坂牛のすき焼き」(汗)
実は、仕事でどうしても納得のいかない「怒り」が収まらず、
課員には申し訳ないけれど、冷静になれない自分がいた。
この「怒り」を鎮めてくれたのが、なんとこの牛肉だった。
食べ物に対するボキャブラリーが貧困という事もあり、
「うま〜い」しか言葉が浮かばなかったけれど、
「美味しかったもの」ではなく「うっとりしたもの」として、
わたしの手帳にメモされることになった。
さきほどの仕事のイライラを忘れ、幸せ気分に浸っていたら、
そばにいた課員の1人が私に、こう囁いた。
「課長、松坂牛のすき焼きは、怒りを和らげますね」
これから「怒り」が込み上げてきたら、この肉だな、
と言いつつ、お財布の中身を気にする私が可笑しかった。



2017年12月15日(金)
「こんなにあった」続けていることリスト

沼津ロータリークラブに所属している親友からお誘いを受け、
例会の「卓話」の機会を与えていただいた。
テーマはなんでもいいよ、というので、思案した挙げ句
「しもさん流 続けるコツ」というタイトルで話すことにした。
当日、私の持論が伝わったかどうかは定かではないが、
こういう講演のチャンスをいただくことでありがたいのは、
自分の考えをあらためて見直す機会となることだ。
何気なく過ごしている自分の生活を知る絶好の機会でもある。
例えば、今回のレジメとは別に用意した参考資料、
「2017年年間365万歩挑戦記録」は数字だけが並び(笑)、
「書き出してみると『こんなにあった」続けていることリスト」は、
いわゆる私の「恒例行事」を書き出しただけだが、
手帳に書かれているイベントをメモしたら、出てくる、出てくる。
毎日続けていること、毎週、毎月、毎年、2年に一度・・・
よくもまぁ、こんなに続けるものがあったものだ、と呆れてしまった。
私の悩みは「続けられないこと」ではなく「やめられないこと」、
今回の卓話で、このフレーズが一番、受けた気がする。
定年退職を意識して、これから少しずつやめていかないとなぁ。



2017年12月14日(木)
土に立つ者は倒れず、土に活きる者は飢えず、土を護る者は滅びず

農業関連の会議、冒頭の挨拶でこんな話を聴いた。
話のもとは「日本の農学者・農業経済学者で、
東京帝国大学教授・東京農業大学初代学長である、
横井時敬(ときよし/じけい)氏」。
「稲のことは稲に聞け、農業のことは農民に聞け」という言葉は
有名であるが、この言葉も味わいがあるなぁ、とメモをした。
「土に立つ者は倒れず、土に活きる者は飢えず、土を護る者は滅びず」
私が感じたことより、もっと深い意味があるのだろうが、
とにかく「土」を意識した言葉には「大地からのエネルギー」、
そんなイメージがあり、農業の力強さを感じることができる。
農作物は、大地からの栄養分と、太陽からの光を吸収し、
人間の口から直接エネルギーを補給できるものとして、
これからも大切に守っていかなければならないと思う。
なぜか、合唱曲「大地讃頌」を思い出した。
「母なる大地のふところに われら人の子の喜びはある
大地を愛せよ 大地に生きる人の子ら その立つ土に感謝せよ」
また、歌いたくなっちゃったな。



2017年12月13日(水)
車へのお湯掛け、おもてなし

昨日は、伊豆の国市「おおとり荘」で宿泊研修のため、
「気になる一言」は書けず、翌日にこうして振り返っているが、
朝、9時解散で、資料や着替えなどの荷物を車に運んだら、
昨晩、雨が降ったのか、車全体が分厚い氷に覆われていて焦った。
あちゃ、これは溶けるまで、時間がかかるな、と思案していたら、
なんと、旅館の従業員さんたちが、1台ずつ丁寧に、お湯を掛け、
少しでも早く出発できるように、手を貸してくれた。
冬の朝の何気ない対応だけれど、私はとても感激したので、
「車へのお湯掛け、おもてなし」として、記録に残したい。
人間の私達は、久しぶりの温泉で、早朝から朝風呂に浸かり、
リラックス出来たのだが、自動車たちは、冬の雨に打たれ、
昨晩から氷結するほどの寒さの中を、じっと待っていてくれた、
そんなことを考えたら、スタッフの心遣いに感謝したくなった。
こんな何気ない心遣いが「おもてなし」として、利用者の心に響く、
それを教えていただいた気がする。
「サービス」ではなく「おもてなし」なんだよな、これって。



2017年12月12日(火)
今だけ、金だけ、自分だけ

以前、観光のキーワードは「今だけ、ここだけ、あなただけ」、
そんな話を、この「気になる一言」に書いた。
この3つの条件を組み合わせて、他にはない「特別感」を出すこと、
このフレーズはリズムもいいし、覚えやすいから、愛用している。
しかし、先日、これに似たフレーズを見つけて、
これまたなるほどなぁ・・とメモをした。
それが「今だけ、金だけ、自分だけ」
人間の生き方として、これはダメだ、という3要素だった。
今だけよければいい、金だけあればいい、自分だけよければいい、
そんな生き方はしてはいけませんよ・・そんな記事だった。
「今だけ、ここだけ、あなただけ」「今だけ、金だけ、自分だけ」
ゆっくり読めば、その違いは明白だけど、リズム的には似ているので、
これを対比して紹介するのも面白いな、とメモをした。
前者は「大切にしたい考え方」、後者は「大切にしてはいけない考え方」、
だからこそ、使い方を間違えないようにしなくちゃなぁ。(笑)



2017年12月11日(月)
あなたが欲しい、お金が欲しい

先日、久しぶりにカラオケに行って、ある女性が歌った
高橋真理子さんの「For You」(フォー・ユー)
御存知の方は、多いと思うが、さびの部分で
「あなたが欲しい」のフレーズを繰り返す箇所がある。
私も好きな曲なので、画面に映る字幕を見ながら、
一緒に歌っていたら、見事に外された。
「あなたが欲しい」を「お金が欲しい」に替えて、
歌われたから、笑いのツボにはまってしまった。
スナック系では、良く使われる笑いネタなのだろうが、
歌った女性が、そんなことを歌う人だと思わなかったから、
完全に裏をつかれ、参った。
当分はこの歌を耳にすると「お金が欲しい」と心の中で
歌っているに違いない。
やっと「蕾」(コブクロ)の歌詞の一部
「きっと、きっと、きっと」を
「キット・カット・一個」の呪縛から抜けたと思ったのに(笑)
でも、この手のギャグ、大好きだな、私は。