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しもさんの「気になる一言」
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2017年09月23日(土)
「10年間の集大成」と「次の10年を見据えた」

何を比較した表現か、わかるだろうか。
なんと「iPhone 8」と「iPhone X」の対比である。
昨日発売となった「iPhone 8」、11月に発売予定の「iPhone X」
どうしてこんなに近い期間に、新機種を発売するのだろう?と
iPhoneユーザーの私は思うが、その意味がこの解説で少しだけど
理解できた気がする。
「10年間の集大成」である「iPhone 8」は、
発売以来10年で培ってきたデザインと蓄積されたノウハウを基本に、
最高傑作を呼べる機種と言える。
それに比べ「次の10年を見据えた」「iPhone X」は、
「iPhone」の顔だったはずの「home」ボタンがなくなったり、
今までの概念は取り払われ、全く新しいシリーズと言わざるを得ない。
基本コンセプトとして、見ている方向が違うということだろう。
製品名は「iPhone X」(テン)なのに「iPhone 10」ではないこと、
それよりも「iPhone 9」はどこへ行っちゃったの?と、
機能より製品名に興味を持ってしまった「iPhone 5s」ユーザーの私。
「iPhone 5s」「iPhone SE」サイズの製品は、もう出ないのか、
一番使いやすいサイズなんだけどなぁ、が私の最後のボヤキかな。



2017年09月22日(金)
子供の夢を大人が「本気」で支える街

いつものように飲みながら(笑)、まちづくりの話をしていたら、
こんな街って素敵だよね、ってことになった。
それが「子供の夢を大人が本気で支える街」。
毎年恒例のように「子ども議会」なるものを実施し、
同じような質問が繰り返されるが、どうも消化不良。
小学生のアイデアだから、実現できないような提案もあるが、
それでも本気に調査・検討し、一つでも叶えてあげたら、
子供達は嬉しがるだろうなぁ、という意見。
ポイントは「子供の夢を大人が実現してあげる」のではなく、
「子供自身が実現できるように支えてあげる」ってこと。
その時の達成感は、やはり断然違うだろうし、
アイデアを形にすることは、容易でないことも知るに違いない。
さらに大人の関わり方は「本気」でなくてはダメ。
「子供の夢を大人が実現する街」「子供の夢を大人が支える街」
ではなく「子供の夢を大人が『本気』で支える街」。
その大人の姿を子供たちが見ていて、自分も大きくなったら、
こんな大人になりたいな、と思ってくれれば最高。
そして、それを実現している「この街」に住みたい、
そう思ってくれれば、もっと最高なんだよなぁ。



2017年09月21日(木)
ばくちは勝つためにうつ。

書籍「関ヶ原(上)」(司馬遼太郎著・新潮文庫刊・539頁)から。
大きな事業をしようとする時、必ず「ばくち」の匂いがする。
伸るか反るか、成功するか失敗するか、大きな賭けだからだ。
その「大切な賭け」(ばくち)に関して、こんな会話を見つけた。
危険だと感じた井伊直政に、家康は一蹴する。
「ばくちを打たずに天下を奪いえた者があるか」と。
また「そのようにうまくいくものでございましょうか」と、
心配するお勝に向かって「ばくちは勝つためにうつ。」と言い切る。
「勝つためには、智恵のかぎりをつくして、いかさまを考えることだ。
あらゆる細工をほどこし、最後に賽をなげるときには、
わが思う目がかならず出る、というところまで行ってから、
はじめてなげる。それがわしのばくちだ」と言う。
「それではばくちにならぬではありませぬか」と言うお勝に、
「いや、真のばくちだ。まことのばくちというものは、
運などはたよっておらぬ。わが智恵にたよっている」とまで。
さらに「ばくちは一人ではできぬ。相手が要る」と。
今は、このフレーズがとても気にかかるが、
まずは、映画「関ヶ原」(原田眞人監督)を観る前に、
「ばくちは勝つためにうつ」を記憶に残しておこうと思う。
単純だけど、インパクトのあるフレーズだったから。



2017年09月20日(水)
「悪いけど、後片付けはお願いね」「そのつもりだけど・・」

映画「永い言い訳」(西川美和監督)から。
妻が、親友と出かけたバス旅行の事故で突然、他界するところから、
この物語がスタートするが、私のメモ帳に残ったメモは、
なんと、そのバス旅行に出る前の「夫婦」の会話だった。
「悪いけど、後片付けはお願いね」「そのつもりだけど・・」
本当に何気ない台詞で、気にすることもないのだろうけれど、
事故で亡くなる前の妻の台詞だから、気になった。
自分の旅行中に、夫が不倫相手とエッチするだろうなぁ、と
考えていたかもしれない、そんな想像が膨らんだ。(汗)
だから「悪いけど、後片付けはお願いね」と声を掛け、
不倫がバレていることを知った夫は「そのつもりだけど・・」と
口ごもったのではないか、とまたまた想像が膨らんだ。
作品の中に隠されている「何気ない会話」「例え話」が、
作品後半になって、意味を持ってくると、なぜか嬉しいから、
こんな会話が「気になる一言」になってしまう。(笑)
あっ、この作品、原作があったんだよなぁ。
全然、関係なかったら、ちょっと恥ずかしいけれど、
今度、本屋で確かめてみようっと。



2017年09月19日(火)
選挙は、本人よりも支えている人で判断したい

わが町は先週末に、県議会議員の補欠選挙があった。
隣町では、町長選挙、町議会議員選挙も加わり、トリプル選挙。
そしてまた今後、衆議院議員の解散、選挙の噂が飛び交い、
秋に開催予定のイベントが、この突然の選挙のために、
順延や中止に追い込まれるケースも少なくない。
これからは、投・開票日に当たる日曜日ではなくて、
前日の土曜日開催イベントをお勧めしたい。(汗)
さて今回は、いつもはあまり書かない、選挙の話を少し。
歳を重ねてくると、立候補する方々とは多少なりの付き合いがあり、
立候補者が複数だと、投票の判断に迷うことがある。
そんな時は、立候補者本人ではなく、
それを支える後援会の顔ぶれなども含め、どんな人が関わっているのか、
言い換えれば、立候補者のヒューマンネットワークで判断したいと思う。
自分が大名だったら、関ヶ原の戦いで、徳川家康か石田三成、
どちらにつくか判断するのではなく、どんな大名が彼らを支えているのか、
その人間関係を、自分の意思を決める判断基準としたい、ということ。
苦しい戦いに勝利した後に待っているのは、論功行賞であるからこそ、
「選挙は、本人よりも支えている人で判断したい」のフレーズを
気になる一言に残そうと思う。きっと、その人のブレーンなのだから。



2017年09月18日(月)
新しいイベントの形、なんとなく。

久しぶりに、私のつぶやき。
昨年GW開催の「柿田川公園ブックフェス」に続いて、
想いが同じ人たちが企画したイベントの面白さを体感した。
今回のイベントは「ゆうすいくんファン感謝デー」。
わが町のイメージキャラクター「ゆうすいくん」をテーマに、
どれだけ「ゆうすいくん」にこだわれるか、が企画の始まり。
わが町はイベント下手で、意外と民間の人に任せきれない。
基本的に行政が主催し、事務局から企画まで、ほぼ行政が仕切る。
そんな体制を、退職までの数年間で、なんとかしたくて、
いくつかのイベントで試行錯誤を繰り返してきたが、
「新しいイベントの形、なんとなく」みえてきた。
突然のイベント企画だから、当然、予算はゼロ。
チラシ印刷はせず、チラシの原稿(PDF・JPEG)をSNSで拡散。
スタッフ弁当も出さず、会場内出店のお店で購入してもらう。
運営は、同じ想いを持った人たちで、カバーし合う。
あまり細かいことを決めずに、刻々と変わる現場の状況に応じて、
大まかな指示を出す。
(指示を出されたスタッフは、困惑していたみいですが・・)
それを持ち場の担当者が自分で考え、自分の判断で動く。
行政にありがちなイベント運営のマニュアルもなく、
不平不満だらけの訳のわからない企画だったかもしれないが、
数日前に、こんな感じのイベント・・と夢を語っただけで、
きっちり、イベトンの形に仕立ててくれたスタッフに感謝したい。
参加してくれた人が「楽しかった」と言ってくれれば、
仕掛けた側は、大満足である。
イベントは、行政に任せちゃダメだなぁ。(私の台詞ではありませんが)



2017年09月17日(日)
ごめん・・誤解して・・

映画「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 
ディアルガVSパルキアVSダークライ」(湯山邦彦監督)から。
悪役?イメージの「幻のポケモン・ダークライ」が、
「ディアルガVSパルキア」のバトルから、
必死に街を守ろうとしていたことに気付くまで、
街を破壊しようとしている張本人のように、
誰もが、ダークライを敵対視していたけれど、
私がメモしたのは、しっかりと自分の誤りを認めたこと。
「街を守ろうとしてくれたのね、気がつかなくてごめんなさい」
「ごめん・・誤解して・・」
「ダークライ、ごめん。もっと早くお前のことをわかってやれなくて」
それぞれが、それぞれの言葉で、謝っていた。
これは、簡単なようで意外と難しいこと。
それまで敵だと思っていたのに、味方だと分かった時点で、
先ほどまでの対応、態度を変えることはあっても、
一度、しっかり謝ってから行動を共にするシーンは爽やかだった。
人気アニメの、何気ないワンシーンだけど、
こういった考え方が人気の秘密なのかもしれない。
だって、一作品一作品、感心することが多いもの・・。



2017年09月16日(土)
一緒に生きるためには、ルールが必要なんだ

映画「星になった少年」shining Boy&Little Randy(河毛俊作監督)から。
実話を基に描かれた、日本人初の象使いとなった少年の生涯。
象って、こんなに賢かったの?と驚くことばかりであった。
タイで象使いの修行を終え帰国した彼が、日本に残していた
象のランディに再びしつけをしているシーン。
「お前の気持ちを僕に伝えるだけじゃダメなんだ。
一緒に生きるためには、ルールが必要なんだ。
それを覚えなきゃダメだよ」
優しい中にも厳しさを加え、彼が逞しく感じられた。
メモを整理しながら、この台詞、現代の子どもたち、いや大人たちにも
教えたいな、と思った。
そう言えば、物語とあまり関係ないが、こんな知識もあった。
「タイでは、仏様の前世が白象だと言われているんだ。
だから私たちは、象を大切にし、象を国中で祀っている」
思い出したのは、静岡県立美術館で所蔵している、
伊藤若冲の「樹花鳥獣図屏風」、右隻「獣尽くし」中央には、白い象。
もしかしたら、仏様のつもりで描いたのかなぁ。



2017年09月15日(金)
すみません、同じ内容をアップしてしまいました。

「ケネディ大統領暗殺事件」関連の映画を鑑賞したので、
以前にも鑑賞した記憶がある「JFK」に関する映画のレビューを
「気になる一言」で検索たら、同じ内容を投稿していることに気付いた。
2017年09月15日(金)  こんな街で死ぬとは・・
2017年01月20日(金)  こんな街で死ぬとは・・
映画のレビューは、年間100本以上は観るので、別フォルダーに保存。
(「映画.com」には「shimo」のネームで投稿しているが・・)
この「気になる一言」に、鑑賞後そのままアップすると、
1年365日の1/3が映画レビューになってしまうので、
時世や、その時の気持ちにあった作品を、タイミングを計りながら、
紹介しているつもりなのだが、実はまだまだたくさん残っている。
累計1000作品を超えると、その管理も大変なので、気になる一言で
紹介した作品レビューは、その場で「削除」しているのだが、
時々(特に酔っ払ってアップすると)、こういったミスをする。
そこで、自己反省しながら、読者に対するお詫びとして
「すみません、同じ内容をアップしてしまいました。」を
今回の「気になる一言」に残そうと思う。
最近、失敗したら、言い訳をせず、謝ることを覚えました。
これもまた、年を重ねたってことなんだろうなぁ。

P.S. (どうしても、ダブりが気になるので・・)
「2017年09月15日(金)  こんな街で死ぬとは・・」を
「すみません、同じ内容をアップしてしまいました」に差し替えます。



2017年09月14日(木)
水だしコーヒーとして、2滴/3秒のスピードで落とす

NHK番組「美の壷」<File421>「心潤す 湧き水」から。
いつだったか、柿田川外来種駆除作業の時、
取材をしていたことが、番組の一部として放送された。
柿田川を始めとした「湧き水」の魅力満載の内容で、
あらためて「湧き水」に惹かれてしまう自分がいた。
中でも「湧き水はコーヒーに最適な水」として紹介され、
「焙煎前に5分間、湧き水に浸し、なおかつ
水だしコーヒーとして、2滴/3秒のスピードで落とす」
そんなテクニックを披露してくれた珈琲屋さんが印象的だった。
いつもは柿田川の水を取水している美味しい水道水を沸かして、
ドリップ方式で入れた珈琲を飲んでいるからこそ、
その違いがわかるのかな、と私の好奇心はくすぐられた。
今度、時間がある時に、試してみたい淹れ方である。
そう言えば、番組の途中で案内役の草刈正雄さんが、
「湧き水だけを集めたDVD」を鑑賞するシーンがある。
これって、いつでも制作できそうな気がして嬉しかったな。