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しもさんの「気になる一言」
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2017年07月26日(水)
映画レビュー1000作品目は「君の名は。」

以前書いた私の「気になる一言」を覚えていてくれたのか、
「1000作品目、どの映画にしましたか?」のメールが届いた。
実は、まだ「999作品」で止まっている。(意識的に・・)
もちろん1000作品目も、単なる通過点ではあるけれど、
やはり3桁から4桁への通過は、感慨深いものがある。
中学生から大学生時代、若い頃に鑑賞して、
まだ、レビューを書いていない作品も多々あり、迷った。
例えば「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
「フィールド・オブ・ドリームス」
「フォレスト・ガンプ 一期一会」
「ゴースト ニューヨークの幻」なども書いていない。
しかし、ここは記念すべき新しい作品で、と心に決め、
選んだのが、なんとアニメ映画「君の名は。」(新海誠監督)。
昨年あれだけ話題をさらった作品だったのに、
なぜか、映画館に足を運ばなかった。(これも意識気に・・)
もしかすると、1000作品目のために残しておいたのかも、
今思えば、そんな気さえする巡り合わせ。
そして今日、7月26日(木)「君の名は。」は、
「Blu-ray&DVDの発売日」
今から「ドキドキ・ワクワク」を楽しみにしている。
レビューは、また後ほど。乞うご期待!!。



2017年07月25日(火)
ボウフラも 蚊になるまでの 浮き沈み

大学のクラブ同窓会で、後輩と酒を酌み交わした時の会話。
単身赴任の生活が長く、家族と一緒にいる時間が少ないんです、
そんな話を聴いて「お前も大変だなぁ」と慰めたら、
「『ボウフラも 蚊になるまでの 浮き沈み』ですから」と
ニコニコしながら答えてくれた。
帰宅後、気になって、意味を調べたら、
映画「座頭市」の撮影時、森重久弥さんがアドリブで口にした台詞。
勝新太郎さんが好きな言葉で、よく色紙に書いていたらしい。
(実際は、戦前の蚊取り線香のCMだったようだ)
都々逸には「ボウフラが 人を刺すよな 蚊になるまでは 
泥を噛み噛み 浮き沈み」というフレーズかあり、
川柳として「ボウフラも 蚊になるまでの 浮き沈み」を見つけた。
「蚊は嫌われ者だが、彼らとて苦難を経て一人前になる。
人を刺して美味しい血が吸えるようになるには、
いやでも泥水の中で暮らしていかなければならない。
苦しんで、もがいて、辛酸なめて、ようやく一人前の蚊となる」
そんな意味を見つけながら、なるほどなぁ・・とメモをした。
人生、そんなにうまくいくことばかりじゃない。
「平々凡々な人生」と言えども、ずっと同じはありえない。
今、実感している苦労も、浮き上がるための沈み。
そう考えれば、なんとか乗り切れそうになるしなぁ。



2017年07月24日(月)
映画製作は、駅馬車の旅と似ている。

映画「映画に愛をこめて アメリカの夜」
(フランソワ・トリュフォー監督)から。
映画好きの私にとっては、映画製作の現場を題材に、
物語が展開されていくので、感激があるわけではないが
楽しく観ることが出来た。
そこで選んだ台詞は、映画製作に関するフレーズ。
「映画製作は、駅馬車の旅と似ている。」
そして「期待が消え、結局は目的地に着くことだけになる。」
完成品だけを観ている私たちは、その過程は意識しないが、
キャストやスタッフの、アクシデントやトラブルをはじめ、
製作予算が途中で足りなくなったり、懸案問題は山積み。
はじめは、新しい作品に期待いっぱいであるが、
途中から、なんとか完成までたどりつきたい、と気持ちが変わる。
そんな気持ちが伝わってきた台詞である。
「映画監督とは、あらゆる質問を浴びる人種である」
「映画俳優は傷つきやすい」
「恋は映画の敵だ」など、映画ネタは尽きなかった。
「映画を通じ人生を豊かにすることが出来る」ことは確かなようだ。



2017年07月23日(日)
「増えること」をモチベーションに、行動は「シンプル」で。

私が生まれて初めて夢中になったスマホゲーム
「ポケモンGO」を始めてから、ちょうど1年が経った。
【祝「ポケモンGO」私の1周年記念】
「えっ、まだやってるの?」「もう流行ってませんよ」
そんな声を何度も耳にしながらも、なぜか続けている。
正直、ジムで戦うわけでもないし、ただ歩きながら、
目の前に現れたポケモンをゲットするだけ。
(時には、レアなポケモン求めて彷徨い歩くけれど・・)
それでも続けてこれたのは何か、と考えてみたら、
私の生き方の一つである「増えていくもの」が好きだからだ。
毎日、少しずつだが増えていく、ポケモンのアメを眺めながら、
ささやかな幸福感を味わっている。(汗)
しかしながら、ここに「継続」の極意が隠れている気がする。
「増えること」をモチベーションに、行動は「シンプル」で。
それも自分だけで完結できる。
困っていることは一つ。「止めるきっかけ」が見つからない。

P.S. 一応データとして、2017.7.22現在。
レベル33。 675,918/1,000,000XP
アンノーンとキリンリキが未捕獲。(捕獲可能なポケモン内)
始めた日 2016/07/23 トータルXP 4,425,918



2017年07月22日(土)
忘れないために覚えないことにしています

先日、最近物忘れがひどいことを書いたら、
ある方から、なるほど・・と思うメッセージが届いた。
「私もすぐ忘れるので」とタイトルが付いていて、
開いたら「忘れないために覚えないことにしています」の
ワンフレーズだけが書かれていた。
さらに、感想を述べながらメッセージをやり取りしたら、
「忘れないようにと、いくら抗っても負けてしまうので、
抵抗はやめました。覚えるから忘れるので、
覚えなければ忘れることもできないという悟りです(笑)」と。
私も早くこの境地に入りたいものだと、感心させられた。
しかし、最後に一言、こう書かれていた。
「歳をとると自分を守るためのへ理屈を思いつくものです」
さすが・・としか言いようがないオチ。
この発想、参考にさせても〜らおうっと。



2017年07月21日(金)
フェイスブックと酔った前妻は相性が悪い。

映画「ガール・オン・ザ・トレイン」(テイト・テイラー監督)から。
「世界中でベストセラーとなった同名のミステリー小説の映画化」
という解説を読んで、楽しみに観始めたが、
ストーリーとしては、よくわからなかった。(汗)
見ず知らずの「夫婦」を勝手に自分で「理想の夫婦」と決めつけ、
毎朝通勤電車の窓から見える、2人の様子を観察していただけなのに、
「私に分かるのは、2人には愛があること」と言い切る。
その場面設定に、なにか違和感を覚えていたら、
案の定、理想の妻が他の男性といる場面を目撃しただけで、
「不倫」の決めつけるなど、アルコール中毒にありがちな行動に走る。
見ず知らずの「理想夫婦」の夫が、フェイスブックに幸せそうな写真を
見つけただけでも、過激に反応する始末。
「彼、また赤ん坊の写真を投稿した。可愛い写真」
そんな彼女の姿を見て、別れた夫が呟いた。
(すみません、もしかしたら、彼女の母だったかも・・)
「フェイスブックと酔った前妻は相性が悪い」
フェイスブックに投稿した人は、そんなつもりがなくても、
観る側の人の精神状態によって、こんな感想を持たれることを、
監督が伝えたかったこととは違うかもしれないが、
この作品は、教えてくれた気がする。気をつけなくちゃなぁ。



2017年07月20日(木)
先に言えば「説明」、後から言うと「言い訳」

目から鱗状態だった「「A4」1枚アンケート広告作成」の講師で、
誰よりも、このノウハウを全国に伝えようとしている方の日記で、
このフレーズを見つけた。(講演会ではないので、名前は伏せますが・・)
「先に言えば『説明』、後から言うと『言い訳』」
このインパクトある1行は、当たり前のように単純だけど、
実は、私たちの行動全般に通じることとして、私のメモ帳に記録された。
それは、時によって、物事の必要性・重要度よりも優先される。
「言った、言わない」「聞いた、聞いてない」は、日本人にとって、
相手を尊重したか、軽視したか、に等しいと感じるようだ。
それだけ「説明」と「言い訳」には、大きな差が生じる。
さらに、私たちが胆に命じておきたいことは、
「説明」という行為を、何度も何度もしていても、
相手に伝わらなければ、言わなかったのと同じ、ということ。
その関係を理解しておかないと、お互い自己主張しながら
「言いましたよ」「いや、聞いてない」が繰り返されることになる。
このフレーズを知って、一番最初に私がしたことは、
今まで「言い訳」してきた自己の反省と、
今、一緒に仕事している課員全員への回覧メールだった。
この考え方の共通認識って、とても大切な気がしたから・・。(汗)



2017年07月19日(水)
バックネット裏、年間予約シート購入だよ

週末、職場の後輩たちから、野球の試合のお知らせがあった。
野球好きの私にとって、夏の高校野球(予選)も始まったし、
そろそろ、野球観戦を・・と思っていたので、嬉しかった。
今年は、どこかのプロ野球チームではないが、
「大型補強をしたため、期待がもてますよ」のお誘いに、
わくわくしながら、町営野球場に足を運んだ。
陣取ったのは、もちろん「バックネット裏の一番いいところ」。
(ほとんど観客はいないので、どこでもよかったのだが(笑))
プロ野球チームが使用する球場なら、目が飛び出るほど高くて、
考えられないシートであるが、そこは地元の野球場。
私の姿を見つけ、挨拶に来た後輩たちにこう言い返した。
「バックネット裏、年間予約シート購入だよ」と。
職場が違えば、ほとんど顔を合わすことのない新人と、
こうして会話ができるのも私の楽しみの1つ。
そして、後輩たちの数々の珍プレー、好プレーに、
一喜一憂している自分が、とても楽しい。
さて、何回、このシートに座ることができるか、
そればかりは、彼らの活躍に頼るしかないなぁ。



2017年07月18日(火)
ニワトリは3歩、カエルはジャンプすると忘れる

「暑気払い」「情報交換会」と称する飲み会は、
私の笑いのツボにハマるフレーズが溢れている。
先日も、定年間近で思い出せないことが増えた、
大事なことを忘れてしまって困る、みたいな話をしたら、
メンバーの一人が、すかさずこう返してくれた。
「下山さん、大丈夫ですよ」と前置きしながら、
「ニワトリは3歩歩くと忘れると言いますから・・」と。
さらに他のメンバーが、そう言えば・・と笑いながら
「カエルはジャンプすると忘れるって言われてます」。
それって、フォローにもなんにもなってないし・・と
苦笑いしながら、黙って飲んでいたが、
今度は、誰かが「忘れっぽくて・・」と嘆いたら、
すかさず、慰めてやろうと思う。
「ニワトリは3歩歩くと忘れるし、
カエルはジャンプすると忘れるそうですよ」と。
それを聞いた相手の反応が楽しみだなぁ。



2017年07月17日(月)
死刑は社会による復讐です

映画「理由(1995)」(アーネ・グリムシャー監督)から。
観終わってメモを眺めていたら、一番最初にメモしたフレーズ、
「死刑は社会による復讐です」が主張していた。
「いかなる神や政府であれ、復讐を認めるような思想を私は信じない、
でも、犯人の死によるむごい償いを望みはしない」
ショーン・コネリー扮する、死刑反対論者のハーバート大学の
法学部教授、ポール・アームストロングは、学生たちにこう言い放つ。
しかし物語は、その後、急展開し、意外な結末で終わる。
彼は、猟奇殺人の真相を追い求め、解決したけれど、
この事件を終えてからも、ハーバート大学の教壇に立ち、
同じフレーズを口に出来るだろうか、そんなことが気にかかる。
そもそも「死刑反対論者」として、続けていくのだろうか。
「総論賛成、各論反対」・・
社会的には死刑は反対だが、いざ自分の身内に降り掛かったら、
あんな犯罪者は死刑にすべきだ、と主張する気がしてならない。
人間が人間を裁くって、本当に難しい。