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しもさんの「気になる一言」
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2018年10月08日(月)
フランス産らしい音ですね

先日、久し振りに、フランス料理を食する機会があった。
もちろん、ワインもフランス産・ボジョレー。
やはりフランス料理には、フランス産のワイン、
イタリア料理には、イタリア産のワインが合うのだろうか、
私はワインに詳しくないので、黙って聴いていると、
ウンチクを語る人の説明は、正直、ちょっと理解に苦しむ。
せっかく、これから美味しい料理とワインを飲むのだから、
そんなのは、他でやってくれ・・と心の中で叫んだ。
そこに、私よりワインが似合いそうもないメンバーが
ワイングラスに注がれる様子を見ながら、
「フランス産らしい音ですね」と語ったから驚いた。
「えっ、もしかしたら、けっこうワインに詳しいの?」と
驚きをそのまま訊ねたら、返ってきたセリフは、
「だって、ボジョ、ボジョ、ボジョって聴こえたから」。
やはり彼はただ者ではない。ボジョレーと引っ掛けるなんて。
まぁ、その場の雰囲気が一気に和んだから、気になる一言。
こう言うフレーズが臨機応変に使えるといいなぁ。



2018年10月07日(日)
もう一歩前へ。ではごゆっくりどうぞ

まだまだ止まらない、トイレの標語シリーズ。
(勿論、男子便所に貼られたものしかわかりませんが)
今回は、小便器前で見つけたフレーズ。
「もう一歩前へ。ではごゆっくりどうぞ」
「もう一歩前へ」は、どこでも見かけるが、
じつはこれまた「一歩前」と「半歩前」があって、
その違いを比べたくなるのだが、今回はそのあとの
「ではごゆっくりどうぞ」が気になった。
立ち小便をしているのに「ごゆっくりどうぞ」と言われても
放出したら、さっさと引き上げたいのが心情だろう。
そもそもトイレって「ゆっくり」する場所でもないし、
どういう意味なんだろう・・とメモしてしまった。
まぁ、チャックを開けて、一歩前に進んでもらったから、
あとは慌てなくていいですよ、ってことなんだろうな。



2018年10月06日(土)
「いい香りがする」「何もつけてないわ」「わかってる」

映画「フェアリーテイル」(チャールズ・スターリッジ監督)から。
事実を題材にした「第一次大戦下のイギリスを背景に、
少女達の純真無垢な心を描いたファンタジー」らしい。
「天使」と「妖精」の違いすらわからない私が、
最初にメモしたのは「天使は見えないわ、見守っているだけ」
そうか、上手い表現だな、と納得した。
さらに「(妖精に)僕の病気を治してって伝えて」と
重病に苦しむ少年が頼むと「妖精には病気は治せないわ」。
そんな「妖精」の定義がイメージを作り上げ、
妖精ってどんな存在なんだろうか?と私の好奇心は膨らんだ。
野次馬根性丸出しの大人を巻き込んでの「妖精存在説」は、
単純に「信じるか、信じないか」である気もする。
写真に映ったとされる「妖精」を信じない人たちは、
「大人は本当じゃない話は嫌いなの」と子どもを責め、
自分の目で見ない限り(見ても、信じないかも)否定する。
信じる人は「偽物の写真? だったら、証拠を見せてみろ」と
これまた、相手を論破することに夢中になる。
作品中、妖精たちが飛び回るシーンがあるが、
私は、日本人好みの「ホタルの乱舞」の光景を思い浮かべた。
日本人が、自然豊かな中でホタルを見つけ感傷に浸るのは、
それが亡くなった大切な人に重ね合わす事ができるからだろう。
トリック、イメージ操作、思い込み、そんな単語が浮かぶが、
ラストは、こんな会話で幕を閉じる。
「いい香りがする」「何もつけてないわ」「わかってる」
監督が言いたかったのは、これかもしれない。



2018年10月05日(金)
初めて覚えた日本語は「生ビール2つください」

先日、在日期間の方が長くなりました・・と話す外国人と
食事をしながら話す機会があった。
「来日当時の様子覚えていますか?」と訊ねたら、
「はい、面白いことがありましたから・・」と照れながらも、
当時の様子を克明に覚えていた。
まずは、日本人がよく使う言葉を真似するところから、
日本語を覚えようと思って、友達と居酒屋に入ったらしい。
隣のテーブルで日本人がビールを頼んでいる。
「生ビール2つください」
また、隣のテーブルでも「生ビール2つください」
それを真似て、彼らも「生ビール2つください」。
こうして、一番最初に覚えた日本語は「生ビール2つください」
しかし、この話にはオチがあった。(笑)
後日、日本でのビールの注文の仕方を覚えたので、
1人で居酒屋に入り試してみた、と言う。
そして、自信満々で店員に向けて、ビールを注文した。
「生ビール2つください」
まだその頃は、2つが2杯だと知らなかったから・・と笑い、
私たちを楽しませてくれた。
こういう話、まだまだいっぱい持ってるな、彼は。



2018年10月04日(木)
台風は自力では動きません

毎週のように週末のイベントを開催しながら、
天気予報で説明する「台風」についての定義が面白い、と
いつものようにメモ帳片手に、テレビを見ることが増えた。
最近の気付きで「なるほど・・」と思ったのは、
「台風は自力では動きません」だった。
解説では「周りの風の影響を受けて動く」というもの。
恥ずかしい話であるが「台風が周りの風を巻き込み、
進路を少しずつ変えていく」のだと勘違いしていた。
逆に無風状態では、台風は動かない、ということらしい。
言いかえれば、日本列島を縦断する風が吹いているから、
台風は、風の流れに乗って移動する、ということ。
もっと言えば、その風をコントロールできれば、
日本列島に台風は直撃しないという理屈でもある。
もしかしたら、今の技術では可能なことなのかもしれないが、
それをしないのは、日本人の自然を敬う心なのかもしれない。
これだけ全国で自然災害が続けば、無理矢理でも
「台風」の進路を変えようとする人がいてもおかしくないのに。
自然の恵みを受けながら生きてきた、日本人らしいなぁ。



2018年10月03日(水)
雨時々やむ

ここ数日の間、一番目にしているのは、天気予報のサイト。
どれも同じかと思うと、意外と少しずつ違っていて、
どれを信じればいいのかわからなくなってしまう。(汗)
その中で、時々、笑ってしまう予報を見つけると、
ここぞとばかり、メモをしてしまう。
先日の台風24号でよく見かけた「竜巻注意報」では、
「空の様子に注意してください。
雷や急な風の変化など積乱雲が近づく兆しがある場合には、
頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
落雷、ひょう、急な強い雨にも注意してください」
一見、よく見かけるメッセージであるが、
雨がひどくなってきたのに、わざわざ外に出て、
雲の様子なんて見れないだろう・・と思ったし、
ましてや「夜」に、空の変化なんて気付かないよ・・と
へそ曲がりの私は思ってしまった。
けれど、一番笑ったのは「雨時々やむ」というフレーズ。
「雨時々曇り」とか「雨のち晴」ならわかるけれど、
「雨時々やむ」は、タイミングを外された予報だった。(笑)
これって、どういう意味なんだろう・・まさかそのままの意味?



2018年10月02日(火)
「金足農業のツーランスクイズ」を忘れるな

暴風がおさまるまで、怖くて寝るにも寝られずにいた。
テレビとインターネットで、台風情報を随時確認しながら
多くの方の、悲鳴にも似た投稿を見ていたが、
この視点は面白いな、と思った書き込みがあった。
「台風24号に注意と思ったら、後ろに25号が追いかけている。
この光景、どこかで見たことあると思ったら、
金足農業のツーランスクイズだった」
確かに、台風の進路図を眺めたら、その通りだった。
この夏、甲子園を沸かせた準優勝チームの驚く作戦、
それが「ツーラン・スクイズ」だったのは記憶に新しい。
今回に台風に例えれば、24号が通り過ぎて、
ちょっとホッとして気をぬくと、25号が追い討ちをかける。
言い換えれば、台風シーズンが終わるまでは、
緊張していないと、試合を決定づける大参事になるよ、
そう教えられたのは、滋賀代表の近江高校だけではなかったはず。
24号が北海道を抜けたころ、25号はもう沖縄に近づいている。
気を付けなければ・・。



2018年10月01日(月)
夜って、こんなに暗かったんだ

台風24号が通り過ぎ、ホッとしたのは束の間、
翌日のお昼くらいに発生した私の自宅を含む一部地域の停電で、
思わぬ生活を体験することになった。
驚いたことに、自宅周辺は、ほぼ真っ暗。
光が漏れても、ロウソクか懐中電灯の明かりくらいかな。
停電で、被災地の生活体験を少ししたくらいに考えていたら、
冷蔵庫の中身は腐るからと、懐中電灯の光で調理して、
手探りで食べた。
パソコンはバッテリーがあるから・・と思っていたら、
無線LANの電源が入らず、情報の投稿すらできない状態。
夜の7時から何もすることができず、ガス風呂のスイッチも電気で、
風呂にも入れず、ただ横になるだけ。
「夜って、こんなに暗かったんだ」と呟いた私の驚きが、今日の一言。
ちょっと離れた場所では、停電が復旧し普段の生活に戻っているのに、
こんな住宅街のど真ん中で、孤立した人たちの気持ちを体験している。
役に立ったのは、スマホに内蔵されているライトや、ラジオのアプリ等、
光源と情報、被災地には欠かせないことを知った。
停電は自然災害が原因だから、日本人なら(たぶん)我慢出来る。
しかし、電気というライフラインがいつ頃復旧する予定なのか、
予定だけでも周知しないと、イライラが募ることを実感した。
すぐに復旧しろ、と言っているわけではない。
復旧にはいつ頃までかかりそうです・・それだけなんだけどなぁ。



2018年09月30日(日)
下山課長、最後の互助会旅行ですから・・

台風24号を気にしながら、職場の仲間たちと東京に出掛けた。
職員互助会のバス旅行である。
行先は「東京ミッドタウン日比谷・帝国ホテルのランチバイキング」
(築地散策は、雨天のため中止)
参加者も若い頃から一緒に席を並べて仕事をしたメンバーが多く、
内心、再会するだけでも楽しみにしていた旅行であった。
バスが出発してしばらくして、幹事がいつものご挨拶、
そして最後に「下山課長、最後の互助会旅行ですから、
みんなで盛り上げていきましょう」と付け加えてくれた。
実は、これだけでも涙腺がゆるみ、泣きそうになった。(汗)
もちろん、1人ずつゆっくり話すことは出来なかったけれど、
彼ら、彼女らに支えられ、いや、迷惑をかけながらも、
なんとかここまで来たなぁ、と懐かしさがこみ上げてきたから。
明日から10月、ということは、定年退職まであと半年。
これからは、あらゆる場面で「最後の・・」を実感しながら、
あっという間にすぎる日々を過ごすんだろうな。
「楽しかったけれど大変な半年」ではなく、
「大変だったけど楽しかった半年」にしようっと。



2018年09月29日(土)
観光客に「撮りましょうか?」は喜ばれる言葉

週末の休日も、暇な時は、柿田川公園へ足を運ぶ。
それは、もう日課に近く、就業開始時間を気にしない分、
のんびりとした時間が過ごせることも楽しみの1つである。
エントランスのベンチに腰かけていると、
不思議なもので、一日、何組も同じシーンに出くわす。
それが「柿田川公園」と書かれた大きな石の前での記念撮影。
それも、デジカメかスマホで、交代しながら撮影を繰り返す。
撮影者が入らないから・・という気の使い方が、そうさせる。
そんな時「撮りましょうか?」と声を掛けると、
ほぼメンバー全員からの、嬉しそうなお礼の言葉が発せられる。
高齢者の女性グループから、子育て世代の若いファミリーまで、
訪れたメンバー全員の写真が、どれだけ旅行の記念になるのか、
心得ているつもり。
勿論、無理強いはしないし「私でよければ」の一言を添えて。
柿田川公園を訪れてくれた方々の笑顔、私も嬉しくなる。